【パチンコ店の求人】「店長候補募集」の矛盾

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ジャンク

こんばんはリルムです。

この時期なので仕事そっちのけで、各法人の採用のページなんかを眺めていました。

すると

あるではないですか!

店長候補の求人!

パチンコ店の店長を目指す人は、新卒じゃなくてもこの辺をググって応募すれば可能性あるんですね。

ということで、今回は「店長の募集」という部分について書いていきたいと思います。

【パチンコ店の求人】店長候補の募集の矛盾

さて、タイトルが店長候補募集への矛盾ということなんですが、これってぶっちゃけ誇大広告に近いと思うんですよね。

例えば上の募集ページを参照してみると、「店長職の増員」「年収450~600万」といった記述がなされています。

ココだけ見ると

「あ、パチ屋の店長募集してる!」

「年収600万かー・・・今から比べれば夢あるじゃん」

という思考回路になる人がいると思うんです。

しかし、よく考えてみると

「店長募集しまーす」

「あ、30代でバリバリ働いてくれますか」

「パチンコが好き、良いですね~」

「性格は明朗活発、問題ないですね~」

「なるほど~じゃあ明日から○○店へお願いします!」

と言う感じで面接で店長になることって、まあないですよね・・・

本社での採用面接をするにしても、こういった募集ぺージからの面接だけで店長になる人は皆無だと思います。

毎月何億もの売上を動かす店長をペーパー1枚と数十分の会話で決める可能性は極めて薄いからです。

もしかしたら、横領を企んでる悪いヤツかもしれない

前の会社は不正でクビになったのかもしれない

すごく空気読めないヤツかもしれない

こんな感じで、経営者からすれば外部の人間を店長にするってことは色々な不安が付きまといます。

だから、こういった募集ページの「店長候補」の部分だけを切り取って「待遇が良さそうというイメージ」を打ち出すのは、ちょいと大げさで紛らわしい表現なんじゃないかと思ったりするわけです。

募集しているのはあくまで「店長候補」

ただし、これらの募集ページには「採用した人を店長にします」とは書いていないわけでして、あくまでもその候補となりうる人材の募集をしていると考えられます。

そうすると、通常のアルバイト(フリーター)の募集とはちょっと違って、「将来的に昇格したい」とか「社員として長く勤めたい」という希望やモチベーションが高い人を募っているのかもしれないですね。

経歴や年齢、人柄を見られて、良さそうだったら「取りあえず社員にしておこう」ということだと思います。

で、中途採用だけども、そこからの働きぶりが良ければ役職を上げていく。

つまり「店長候補」にしていくということですね。

なので、こういった募集を見ると

「ヤル気さえあれば年収600万の店長をやらせてもらえるかも」

といった期待を抱きかねないですが、実際にはうまくい採用されても責任者止まりになることがほとんどであって、仮に店長までいけたとしても数年ではムリというのが現実かと思います。

外部からの中途入社で店長になった例

過去の事例でこんなことがありました。

とある業界関係者が本社あてに手紙をよこしたのです。

先輩上司から聞いた話なので、どこまで本当かは分かりませんが内容はこうでした。

「おたくの会社正直キツイんじゃないですか?」

「業界歴○○年の私がデータ分析からマーケティングまでノウハウをお教えしますよ」

年齢:49歳

業界歴:25年

職歴:パチンコ店長、営業コンサルティング

事の発端は社長宛てに業界関係者を名乗る人がコンタクトを取ってきたという所でした。

コンサルタントとかもこういった感じで会社へ接触してくると思うんですが、正にそういった感じで本社の人間に接触を試みてきた人がいたのです。

まあ正式な経路で入社を試みない時点で怪しさMAXなのですが、その人は違いました。

なんと結果的にその人は入社し、1カ月ほどで店長になったのです。

役員が決めたことなので詳細は不明ですが、決定打は「業界歴が長い」ということと「どんな質問にも答えた」ということみたいです。

中途採用で店長なれる可能性

この件はかなり稀なケースかと思いますが、中途採用で募集媒体や職安を使わずに上位役職を狙うのは一種の賭けであって、会社によっては効果があるものだと感心した覚えがあります。

普通の人の入社の仕方ではないですからね。

こういう人こそ仕事が出来る人なんだと思います。(というか思われやすい。不意打ちをくらった会社もそう思う)

なので、ウチの会社も前例がないスピードで店長を任せたのでしょう。

正規ルートで、求人情報から募集を見て店長になろうとしてる人は実はなれなくて、会社に突撃かましてくるような人がやり手のビジネスマンとして評価されるってことですね。

(じゃあ何で前の会社辞めたんだって話もありますが・・)

こういったスタートダッシュをする賭けに出るのも一つの手ですが、もちろん長期の経験とある程度の実績がなければ意味がありません。

能ナシは面接の段階でバレます。

資格や手に職がない人でパチンコ店の店長を目指すのであれば、しっかりと経験を積む必要がありますね。

しかも割と長期になると思います。

募集媒体には年収600万の可能性がチラついていますが、通常の人はそこまでいくのに5年~10年のスパンで時間が掛かることを覚悟しなくてはいけないです。

ゼロから店長を目指すなら若い時から業界で頑張るしかない

というわけで、私の中でネットの募集に出ている「店長候補の募集」については半分正解で半分はグレーといった認識です。

実際に店長をやっている人の中で、「スタートはネットの募集を見たから」という人もいるんでしょうが、そこまで何年掛かったかというのは聞いてみないと分かりません。

マジで「ゼロから始めるパチンコ業界」の人なのであれば、向こう10年クラスの時間が必要です。

「実力社会」「がんばったらその分評価してもらえる」といったワードはこの業界の募集フレーズとして良く見ますが、残念ながら現場はそんなに甘くないです。

今後は店舗数が減っていきますから、それだけ店長のポストもなくなるわけですからね。

新卒採用の方だったとしても狭き門になりつつあります。

私のように店長になった人であれば、同世代の平均年収は超えて家族を養えるレベルには到達しますが、そこまでの時間を掛けれないという人も多いでしょう。

店長と言えど今後の将来性も期待は出来ないですし、なれる確率も低くなってきています。

参考記事:▶パチンコ業界の今後~店長ですら不安ですよ

時給~初任給は高い業種ですから、あまり責任のないポジションの内に手に職や資格、転職を考える人が多いのも事実です。

なので、募集媒体や人事部の甘いフレーズは真に受けず、情報収集はしっかりとやって仕事と金に向き合うべきですね。

今回は募集ページへのツッコミということでこれくらいにしておきます。

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