こんばんはリルムです。
パチンコの釘調整に関する記事です。
過去にも関連記事は書いてきましたが、コロナの影響を受けた状況を踏まえた中でお伝えしていきたいと思います。
釘問題が発覚したらどうなるか
パチンコ台の釘を調整することはNGです。
しかし、店舗の運営のために全国のパチンコ店で釘調整が行われています。
これが良いか悪いか、ホンネと建て前が・・という話は今回スルーしますが、間違いないのは風営法違反であることです。
なので、通報された結果、警察から釘を触っているということを指摘された場合は「営業停止」になります。
釘問題が発覚した時の店長の処分
発覚したお店が営業停止になることは確実だと思いますが、そこの店長がどうなるかというと結果は断定はできません。
風俗営業の管理者として刑事処分(拘留、逮捕)を受けることもあれば、法人の行政処分(営業停止)のみで終わることもあるからです。
重要参考人として長らく聴取は受けると思いますが、店長個人に前科がつくかどうかはその時の状況によって変わると思われます。
釘問題が発覚した時の会社の動き
で、この問題が発覚した時会社がどう動くかというと、とにかく会社が無くならないように「被害」を最小限に留めようとするはずです。
自分らで違反をしておいて被害をもクソもねーだろ!って話ではありんすが、明るみになってしまった以上色いろと動かなければなりません。
本社に残るデータ系や系列店のカメラの映像など、釘調整と結びつきそうな【証拠】を消したり、各店長~スタッフまで口裏を合わせることもあるでしょう。
その結果
「これって会社の指示だったんじゃないの?」
という所から芋づる式に各店にメスが入ったら一環の終わりです。
警察もバカではありませんので、全国の全パチンコ店が釘を触っていることくらい知っています。
なので、そうならないように会社や店長からの発言は慎重になる必要があります。
間違って店側の人間が日常的に釘調整をしていたような発言をしてしまったら、警察はそこから捜査網を広げてしまいます。
「やってるのは分かってるけど、やってないことになっている」
だから「やっている」ような疑念が生まれてはいけない。
パチンコ店はこういう面倒な事情のもと成り立っているのです。
会社は店長をどうするか
まず前科がついた場合、数年は店長になれないでしょう。
釘調整によって懲役、禁固・罰金の刑を喰らった場合、それらの期間を全うしてから5年が経過しないと管理者になれないと決められています。(ざっくり解釈です)
この辺は宅建業法と似ていますね。
これが定められている意味は「社会的な信用を取り戻すためには5年かかるぞ」っていうことだと思います。
で、そんなことよりも大事なことは「会社は店長を守ってくれるのか」という点です。
店長側の意見として言えば、風営法違反で捕まったら私はどうなるの?
・家族を養うための金銭的な不安
・前科がついた今後の将来的不安
これらを解消すべく会社が動いてくれるのかどうか。
私の予想では、会社のディフェンス効果は良くて50%ほどだと思っています。
まず、定年までの賃金を逆算して支給することなんてありえないですし、前科がついた社会的なマイナスも会社で取り返せるものではありません。
なので、恐らく捕まっている間の家族への一定額支給と出てきた後に一定額支給される。
この当たりが妥当なんじゃないかと踏んでいます。
実際いまはコロナの影響によって、各法人へのダメージは計り知れません。
ヘタしたらそれだけで会社がつぶれるかもしれないのに、店長個人を守るように動く方がおかしいです。
よほど内部留保のある会社か、誠意のある会社じゃなければ店長は切り捨てられて終わりになります。
5年という期間の中で処遇は曖昧になり、もし同じ会社で再雇用されたとしても、店長として配属はないでしょうから、適当な部署に割り当てられて過去の人になってしまうだけかなーという感じです。
常にリスクは考えておくべき
今回この話をした理由は、先ほども例に出したコロナの影響です。
まさかウイルスによって、これほどまで経済がモロいとは思ってなかった人も多いと思いますが、対人サービスの盲点でした。
実際コロナの影響で儲かった企業は、アプリ系、VOD系といったネット環境のサービスです。
わずか2~3カ月の停滞で自分の会社がなくなるなんて、2020年スタートの時点では誰も想像しなかったと思います。
そとに出れない、集客が悪という社会的風潮はパチンコ業界にとっても脅威でした。
さらに、ここ最近で営業停止になっている大手法人は大体釘問題に引っ掛かっています。
そこの店長がどうなったのか詳しく知りませんが、現在店長であるとは考えにくいです。
明日は我が身を守るために私も行動しています。
世界のトレンドを見て、今の立場や会社の(裏切り)を受けた時に生き残れるようにです。
賛否はあるでしょうが、副業や手に職をつけるといったことをやり始めて損はないと思ってます。
今回の件で、リアル失職のビジョンが見えてしまいましたので、コツコツと行動に移します。
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