キコーナ姫路店6カ月の営業停止について

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kikona 業界ネタ
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こんばんはリルムです。

聖なる夜にまた事件が起きました。

いや、厳密には事件が起きたのは2019年の8月ですね。

パチンコ台の釘曲げの疑いで警察から取り調べを受けることになり、一時的に休業していました。

基本的にパチンコ店がこんな感じで突如休業することって、事件以外ありえません。

計画したリニューアル等の円満な休業であれば、せめて1週間前から告知がありますし、告知物もしっかり作られた華やかなものです。

この件があったのが8月の上旬でして、営業を再開したのが中旬ころです。

ライターの招致もあったようなので、営業しながら警察からの処分を待っていたと思われます。

キコーナが営業停止になった理由

パチンコの釘を曲げるのは違法です。

玉が入りやすくするのも、入りにくくするのもNGでして、「無承認変更」ということでペナルティを受けます。

詳しくは過去記事に書きました。

→パチンコ店が営業停止になる理由

設備や遊技台の「無承認変更」というのはヘタしたら営業取消になってしまうという処分の中でも重いものが課せられるのです。

それなのに、パチンコの釘曲げは全国のお店で行われていますし、業界人やユーザー、警察も全員がそれを知っています。

一体どういうことなんでしょうか。

なぜキコーナ姫路店だったか

では、なぜ今回「キコーナ姫路店」がターゲットになったかというと、ズバリ「警察への通報」が濃厚です。

通報者がお客さんなのか、近所のライバル店なのかは分かりませんが、警察が来て大海などの該当台を調査したってことは、実際に通報があった証拠です。

釘があからさまに曲がっているパチンコ台が「通報レベルwwww」のような書き込みとともにネットにアップされていることがありますが、今回もそれと同じような内容だと予想されます。

キコーナ姫路店も、こういうのが続いていたり極端なアケシメがあったのではないでしょうか。

お客さんもパチンコを分かっていますし、警察とのやり取りが面倒なので基本的には通報はしません。

しかし、今回のように「通報」→「警察対応」→「違反に該当」→「行政処分」までいったということはそれほど悪質と捉えられたからだと思います。

だってみんなやってるんですから。

同じような事例から学ぶことは

過去にもDステが4カ月の営業停止になりました。

これも、釘曲げによる無承認変更が原因です。

今回のキコーナ、そしてDステといい、釘問題でペナルティを喰らったのはどちらも業界のトップに君臨する大手法人です。

法人ランクはコチラ

こういった企業が凡ミスによる営業停止など考えられませんから、恐らくちょっとやりすぎたトコを「通報」されたのでしょう。

先ほどにも書いたとおり、釘曲げなんかどこの店でもやっていることです。

それなのに、発覚した時の処分の重さは尋常じゃありません。

この「リスクの割に合わなさ」はなんとか解決できないものでしょうか。

釘曲げ発覚を回避するには

釘曲げ発覚を回避するのは簡単です。

触らなきゃ良いんです。

しかし、それでは利益のコントロールが不能になってしまうので、甘い台はトコトン甘くなり、辛い台は秒でクソ台になります。

パチンコ店が釘を触る理由は、こういった状況をコントロールしてお客さんを呼び込み利益を出していくことですから、営業していく上で触らないわけにはいかないのです。

なので、会社の指示はツイートの通り「気をつけろ」だけです。

これってつまり・・・・

「やるからにはバレるな」

ってことです。

本気で営業停止が心配なら、指示は「釘に触るな」に変わりますからね(^^’’・・・

今の台は釘シートたるものが存在しますので、そのシートから大きく逸脱しないような釘の形が望ましいのかと思います。

しかし、警察が朝一いきなり現れた時、対処できる店舗は無いんじゃないでしょうか。

業界上位店舗がこの状況なので。(当然ウチもムリです。)

キコーナがどういう組織体制だったかは分かりませんが、この店の店長さんが不憫でなりません。

無承認変更はヘタしたら管理者が刑事処分で引っ張られますから、めでたく犯罪者の仲間入りです。

ここまできた時に組織として会社はどこまでこの人のフォローをしてくれるのか気になります。

家族もいるでしょうからね。

我われからしたら「釘問題」の核心部分は、むしろコッチの方なんですけどね・・・

コメント

  1. KIKI より:

    リルムさんはじめまして。いつも記事を楽しく読ませて頂いております。

    この記事の件なのですが、私は兵庫県に長く住んでおりまして、
    ぶっちゃけると兵庫県内の警察はパチ屋さんに対しては、
    今迄長年にわたって、どこの所轄も超スーパーユルユルでした。
    (首都圏等とは段違いのユルさです)

    4号機の頃はスロットの裏物が置いてある店も殆ど摘発されませんでしたし、
    最近になってもパチンコの釘をまるで途中でペンチで曲げたような台や、
    ワープやスルーやポケットが完全に潰れている台を置いている店も多く、
    それを通報しても動かない、「その店行くの辞めなさい」と言うだけ、
    たまに非常に珍しく警察が介入しても、
    すぐに処分が出て数日程度の店休だけでした。
    (今回のように処分された側が内容を公にする事も稀でした)

    ですので、今回の件については警察が入ったというだけでもビックリな上に、
    今迄になく極端に大変に処分が重く、
    また、処分が出る迄の期間も長い為驚いています。

    ですので、今回の件については、8月に台を押収された後に、
    該当店舗の責任者が警察に対して非常に非協力的であったとか、
    押収された台の中にそれ以外の改造等、
    処分が遅く重くなるような他の要因も有ったのでは?
    等と思っています。

    • rireme rireme より:

      KIKIさん
      コメント&貴重な情報ありがとうございます。

      兵庫にお住まいということで、正に近場のニュースだったわけですね。
      そして過去にも違反事例がが多々あったという地区なのは初めて知りました。

      通報しても警察が動かないとなると、ユーザーとしては業界への不信感は募るばかりでしょう。
      コチラとしては通報されまくるのも困りますけど、明らかな違反を警察が取り締まらないというのも
      おかしな話です。

      (とは言いつつも、釘問題もNGですけどね。)
      今回のいきさつは店の関係者と警察しか分からないと思いますが、
      今後はスマホやSNSがもっと発達するでしょうから、ユーザーからの発信で
      警察が動く事態に発展することも考えられます。

  2. 橋口節子 より:

    有難うございます。
    アクアが出ないので、関内店アビバに昨年10月からパチンコにハマっています。
    アビバで若いお兄さんが釘の穴を覗き観ている姿を良くみます、不思議がだなとおもってました。昨日PCで検索したら一杯情報があるではありませんか、ビックリ⁉️です。大事な年金です。勉強します。有難う。また教えて下さい。21年生まれ女性

  3. ひろ より:

    はじめまして。
    年末に行ったら急遽休業って?びっくり
    色んな機種は止められてるし客も少ないからしゃーないかと思ってたら事件やったんですね。
    まぁ前回のサルーんも伝説になった店やしあそこでは潰されるかもね

    • rireme rireme より:

      ひろさん
      こんにちは!(^^)!

      私も調べた時に元もとナニかがあった場所だというのを知りました。
      まあ今回の件については結構お店がやりすぎたんじゃないかって話ですよね。
      ウチも例外ではありませんので、気をつけます。
      ひろさんも打ちに行く店は良く選んでください(^^♪

  4. ゼラチン より:

    兵庫県のキコーナ阪神尼崎パチンコ館も同じ文面で今月末から10月まで営業停止になりましたね。やはりそう言うことでしたか。まっっったく回らなかったから1度行って以降行かなかったので正解でしたねぇ。

    • rireme rireme より:

      コメントありがとうございます。

      やっぱりそれほど体感できるくらいの釘だったのですね。
      通報した方もそうだったのでしょう。
      何事もやりすぎは良くありませんね・・・