こんばんはリルムです。
ブラック体質のパチンコ店で店長をしています。
今回はパチンコ店にブラック企業が多い理由について書いていきたいと思います。
世間で話題になるブラック企業とは
パチンコ店は年中無休で、朝から夜まで営業している所がほとんどです。
早番・遅番の交代制にはなるのですが、社員や役職者になれば早朝から夕方、夕方から深夜といった時間帯に拘束されます。
たまにニュースにもなっていますが、こうした営業時間長い系の業種ってブラックが多いんじゃないかと思います。
例えば、コンビニや牛丼チェーンなんかは、不規則な時間帯で仕事をすることになったり、人手が少なくなれば休日出勤や残業などは当たり前の世界だと聞いた事があります。
ニュースになっているのはほんの一部で、全国ではオーバーワークを強いられている労働者はたくさんいるはずです。
ブラック企業というのは、従業員にムリさせるとか、ハラスメントが横行しているだけではなく、「ブラックだ」というのを言わせない・認めさせないような雰囲気を持つ企業です。
言いづらい雰囲気がある時点で、アナタの会社はめでたくブラック企業の仲間入りです。
ブラック企業のパチンコ店の場合
そんなわけで、パチンコ店のブラック企業について具体例を交えながらお話したいと思います。
ワタシの経験上、パチンコ店のブラック体質はこんな感じです。
・有給など、休暇が取りづらい
・手当がつかないことが多い
・年俸制というシステムによって、残業がこみこみになっている
・経営者の素行が悪い
パチンコ店って、給与面ではかなり優遇されているイメージかもしれないんですが、それは「時給が高い」「初任給が高い」という面だけがクローズアップされているだけです。
費やした時間や労働に見合った対価がちゃんと支払われている法人は、おそらく大手だけなのではないかと思っています。
ちなみに一般的なブラック企業の特徴はネットに情報がありましたので、紹介しておきます。
過去のパチンコ店は売上をドンドン上げてればそれで良かった
今ではだいぶ働き方が変わった所も多いと思うのですが、過去のパチンコ店は売上だけしか見ておらず、労働環境はかなり悪かったものです。
・店長の休みは月に6日間
・1日通しの日もある(休憩室で仮眠)
・社員は入替のために閉店後に来なければいけない
などなど・・・
だからパチンコ店で会社をブラックと感じるのは社員以上なんじゃないかと思います。
アルバイトにはここまで責任を負わせないですからね。
労働環境に加えて、社員には責任も追加されます
社員にはこれらの労働環境に加えて、「責任」的なものが追加されます。
・メンドーなトラブルやクレームは社員が呼ばれる
・人員不足は社員が居残り&休日出勤になる
何かと社員というだけで、日々こうした重圧が課せられてしまいます。
これにキャリアアップが連動すれば、モチベーションも維持できるのでしょうが、1年・2年と同じ環境で来てしまうと、耐えかねて辞めてしまうケースがほとんどです。
新卒の子はここら辺が分かれ道になります。
まあ、自分で言うのもアレですけど、パチンコ業界は就職先の中でも「滑り止め」の部類であって、Aランクの大卒の子が第一志望で来ることなんてありません。
ちなみに店長の私も、当然自分の会社をブラック企業にノミネートしています。
「さっさとやめればよくね?」
と思うかもしれないんですが、
「いずれは・・・」という答えしかだせません。詳しくはこちらの記事に書いておきました。
なので、せめて精神的な苦痛を発散するためにブログとして文字化していこうというワケでありんす。
ブラックなパチンコ店から抜け出すために必要なこと
さて、パチンコ店のブラックっぷりなんですが、ポイントは「会社と社員の信頼関係が成り立ってない」ってところだと思います。
モチベーションが高い人って、時間とか努力を惜しまずに働くと思うんですが、それって会社や上司への忠誠心みたいなのがあってこそできるものです。
逆に、ワタシの様に労働に対する対価が見合わないとなってしまうと、これはもうブラックなんだと思います。
「言いたいけど言えない」とか、「これだけやったのに評価されない」とか・・・
まあ経営者からすれば、「ヌルいこと言ってんじゃねー」ってなるんでしょうけどね。
ただ、今はそういう時代じゃなくなってきてます。
そこで、ブラックなパチンコ店から抜け出すために色いろと準備をしておくことをおすすめします。
ブラックから抜け出すために必要なこと①転職サイトを確保しておく
昔と違って、日本人は人生を一つの会社に費やすことが無くなってきました。
学業を終えたら就職して、退職するまでキャリアアップを試みるのが良きサラリーマンの姿だったわけですが、今は違います。
就職なんて転職ありきだし、自分のやりたいことや得意な分野を学ぶために就職 → 転職or起業。
というのが増えてきました。
いつリストラされるか分からない会社依存の体質から変化しなければならないことが伺えます。
こらは道徳的な良し悪しの問題ではなく、もはや社会の流れだから仕方ないです。
例えば、今の時代は断トツでITに詳しい人とプログラミングが出来る人が重宝されます。
画像は武井壮が出てるプログラミングスクールのテレビCMです。
ちょっと前までは、駅前留学とかが流行っていたので、英会話のスクールのCMはテレビでよく見ていました。そんな中、プログラミングスクールがテレビでCMをやるようになったのはつい最近です。
要するに、社会のトレンドっていうのはこうした人目につくところに出やすいのだと思います。
実際、手に職をつけて転職に有利になるためにもプログラミング関係の需要は高まっています。
ワタシの場合、「オレには別の働き口がある」という安心感のために、各サイトから企業情報を眺めています。いつでも辞めれるという自己暗示で精神的負担を減らすためですね。
ちなみに、転職サイトは希望勤務地や希望職種・年収を遠慮なく絞り込んだ方が良いです。
そうしないと、無難な案件ばかり紹介されますので、見るのが面倒くさくなっちゃいます。
ブラックから抜け出すために必要なこと②個人で稼ぐチカラ身につける
ブログやYouTube、SNSは金になります。
昔は芸能人になるには、修行してオーディション受けて芸能事務所に入らなければいけなかったのですが、今は個人でメディアを持てる時代なので、そういったしがらみが一切ないです。
かくいうワタシもブログで好き勝手書いて収入を得ています。
ヨーロッパではベーシックインカムといって、国が国民に給付金の様なものを与えていますが、日本はまだそういった政策が可決されません。
なので、働きながらも生活を豊かにするには、自分でベーシックインカムを作っていかなければいけないのです。例えばブログなんて、パソコンさえあれば1日で開設できます。
実はブログの開設って超簡単なんですけど、こんな誰でもできることであっても、知らない人にとってスゴイことなので、教えてあげることで収益化できたりします。
個人でベーシックインカムを得るというのはこういうことですね。
ブラックからの脱却は容易ではないですが、会社に閉じこもっていても疲弊してしまうだけです。
入る前からブラックだと分かっていれば良いのですが、こればっかりは会社の中を見てみないと分かるものではありません。
なので、「あれ、ウチの会社ちょっとブラックじゃね?」と感じたアナタは早めに行動することをおすすめしますよ。
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