今パチンコ店で稼働を上げる方法【みんな本気を出してないだけ】

smile業界ネタ

こんばんはリルムです。

今回はパチンコ店の稼働を上げるためにはどうしたら良いかという話です。

稼働や売上をどうにかしなきゃいけないけれど、金を使ってはいけない。

こんな罰ゲームみたいな状況におちいってませんか?

・コロナの影響で稼働が下がり、復活の兆しが見えない。

・遊技人口が減っている。

・台の性能が下がっている。

理由は色いろあると思うのですが、とにかく各店の業績は下がっていると思います。

おそらくこの記事を読んでいる人は、業界人で営業をやられている方だと思いますが、稼働の上げ方をググっている時点で末期。

とはいえ、悩んでいる人はマジだと思いますので、私の店長としての見解を書いていきたいと思います。

ブログ歴1年半のWEBマーケティング知識もありますので、何かの足しになればと思います。

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今パチンコ店で稼働を上げる方法

パチンコ店の稼働を上げる方法は二つあります。

・カネを使ってゴリゴリ集客

・工夫を凝らしてコツコツ集客

金をかければ、たぶん絶対上がる

まあ、お分かりのとおり、金さえかければアミューズメント業界は集客することが可能です。

「たぶん絶対」というちょっと変な言い回しになりましたが、この辺は金の掛け方も関わってくるので「ただ使えばよい」というワケではないからですね。

例えば、パチンコ店で金を掛けるとしたら思いつくのはこの3パターン

・新台入替

・出玉

・設備投資

もはや説明の必要はないと思いますので省略しますが、上記の項目で金を湯水のごとく使えたら、そりゃあ稼働は上がってきます。

この状態に近いのがグランドorリニューアルオープンですね。

こういったオープン時にお客さんが集まらないお店ってあんまないじゃないですか。

しかし、金を使えるという技にはもちろん限界があります。

間違った使い方をしてしまえば、業績はおろか経営すべてにそのツケが回ってきます(後述)

問題は金を掛けないで稼働を上げれるかどうか 

例えば、お客さんの大好きな「出玉」は粗利に直結しますので、出れば出るだけ営業は苦しくなっていきます。

なるべく店は出したいのですが、それが毎回赤字となると少々厳しい。

新台だって、手あたり次第買いまくり、人気の台はドンドン増台。

こんなコトができたら苦労しませんが、1台40~50万の機械をそれだけ入れたら、どこかで店舗経営は破綻します。

なので、求められているのは創意工夫というヤツです。

金を使わないでできることをリスト化してみる

先に金を使わないで自店でできることをリストアップしてみましょう。

大体こんな感じになると思います。

・装飾変更

・台の配置変更

・低玉コーナーの増設・減設

・接客強化

・設備不良の改善

・・・ありきたりですが、そういうお店は当然の様に上記をやられておりますかね??

一部お金が掛かってしまう事もありますが、この辺の「遊技環境」のような項目はユーザーニーズに100%合わせるのを維持していかないと、思わぬタイミングで離反に繋がります。

これらで稼働を上げることは難しくても、下がる要因としては簡単だったりするんですよね。

稼働が悪いの「問題」ではなく「現象」です

続いて、店舗の稼働を上げる話になった時、必ず出てくるのが「店舗の問題点ってナニ?」というやつです。

店舗の問題点・・・う~ん。。

「稼働が悪いくらいしか思いつかないぞ・・・w」 ← アウトです。

例えば、ある遊園地で「集客数が減少している」問題に直面したとします。
集客数が減少するというのは目に見える現象に過ぎず、問題そのものではありません。

問題そのものは、現象の奥底にある集客が低い「原因」であり、その原因を明確にしない限りは、年間集客を増やすための正しいアイデアは生み出せませんよね。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

これはユニバーサルスタジオの業績をV字回復させたトップマーケターの書いた本から抜粋したものです。

我われは、「店舗の問題=稼働・売上が悪い」といった図式を考えがちですが、そうではなくその現象が起きている根っこの原因。これが問題点として考えなければいけない項目だったのですね。

詳しくはこちらの本を読んでみてください。(店長クラスは必読ですよ。)

内容が自分に投影できて読みやすいので、2時間で読めます。

同じアミューズメント業界として、テーマパークのマーケターはどういう視点でモノを考えているのか、とても勉強になる本です。自分の考え方がマジで浅かったと気付くだけでも読む価値ありです。

あ、この本書いたひと本気(マジ)だってのが伝わってきますね。

パチンコ店で差別化できるのなんて「イメージ」しかない【稼働向上の真髄】

ここまで来て、ようやく稼働を伸ばす真髄なんですが、キーワードは「イメージ」です。

と、その前に「差別化」について。

他社と接客力で差別化をはかって自店のファンを増やしていく。

ウチは海とAタイプを甘く使って競合店と差別化します。

・・・

ちょっと聞きたいのですが、こういった戦略で業績伸びているお店ありますか??

接客の差別化というムチャ

例えば、「接客」というカテゴリーだけにフォーカスした場合、パチンコ店の接客で差別化はホントに必要なのでしょうか。

もちろん、パンチパーマで金のネックレス・・みたいなのとか、あからさまに態度が悪い深夜のコンビニ店員のようなものはダメだとしても。

今のパチンコ業界の接客は割と良いという認識は浸透しています。

であれば、良い接客というものを追求し続けるよりも、「悪くない」程度に妥協してもそこまで集客に差は出てこないのでは?というのが私の見解です。

■以下、私のパチンコ接客論

パチンコ店のお客さんは出玉や大当りを楽しみに来てます。
店員の丁寧な言葉遣いとか、大げさな笑顔とか、立ち止まってのお辞儀とかは求めてません。

接客は良いに越したことはないですが、感動エピソードとか、常連客と必要以上に世間話で盛り上がるとか、競合店よりも丁寧な接客といった判定不能な競争は、あまり追求しすぎる意味がないんじゃないかと思います。

なぜなら、パチンコ店の接客が良くなった理由は・・・

客が負けたムカつきをどれだけ緩和できるかのクッションでしかないから。

だいたい接客マニュアルというのが、すでに胡散臭いですね。

「ホスピタリティ」「人と人のコミュニケーション」みたいなことを言っておきながら、「マニュアル化」している矛盾。
これって結局、「こうしておけば、たいがいの客は怒らないよ」っていう境界線みたいなもんでしょ。

とはいえ、一定の接客レベルは必要です。
分からない人はマニュアルを読んで最低限の境界線は学んでおくべし。

・・・スイマセン。ちょっとした暴論になりつつありますがホンネです。

パチ屋の接客に関しては最低限のことをとりあえず徹底的に叩き込んでそれで手打ちにしませんかね。

企業イメージというのもあるので、ウチは接客を最強のホテルマンレベルに持っていく姿勢がある。みたいな考えも大事かもしれませんが、ほどほどに現実を見てください。そういう会社ほど現場は冷めてますよ。

接客コンテストとか、接客研修とかって会社の自己満足で終わってませんか?

あるいは、それが現場で活きていて集客への明確な効果は出ているのですか?

たぶん、接客での差別化とか言ってる立場の人ほどパチンコ店の現場で接客しない人ですよね。

ちなみにこの現場と社風のギャップで犠牲になるのが新卒社員です。

会社がパチ屋の接客をあまりにも神格化した結果、現場での冷め具合にどうして良いか分からなくなるアレです。

パチンコ店の仕事を辞める人が続出している理由【新卒から役職】

ニーズと合わないムダなことは適度にやって次に進みましょう。

「接客が良い」から「あそこは出てる」での差別化

はい、これで「接客での差別化」がいかにムリゲーかが分かったと思います。

そこで、稼働向上の真髄である「イメージ」についてなんですが、これは要するに「あそこは出てる」というイメージでの差別化を図るということです。

私は今の時代、この「あそこは何かやってくれる」的なイメージがキーポイントなんじゃないかと思ってます。

結局のところ、接客での差別化=負けた人へのケア=出さない店のごまかし

ぶっちゃけ、すでにパチンコ業界は良い接客のカラクリがユーザーにバレつつあるフェーズに入ってるという推測も兼ねてます。

じゃあどうするの?

え?出せば良くない??

これが答えです。

毎日赤字を打つ必要はありません。

ただ、ユーザーが自店に期待する日を見極めて、その日に出せば良いんです。

ユーザーがいつも来ない店は、来るまで出せコノヤローですね。

これをちょっとずつ意識してやっているお店が徐々に評価されていくのだと思います。

これは単純にツイッターを眺めていれば分かります。

どの人も稼働報告をしたいわけで、店員の接客とかツイートしてる人を見たことがありません。

強いて言えば、「あんこちゃんに会えて嬉しい」くらいです。

もう一度、ユーザーがナニを求めているのか。いつ・どの機械を出せば良いのか。

この辺の勘をトガらすだけで店舗の営業は徐々に軌道に乗ると思います。

最低でも1~3カ月の期間はかかると思いますが、出ている店を評価しない人はいません。

・めっちゃ接客が良い店

・めっちゃ出す店

どっちに客が流れるかは明確なのに、どうして弱小店が生まれてしまうのか。

それは他の店よりも出さないからです。

そんなに簡単なことじゃねーんだよ

私も店長をやってますので、「出すこと」がいかに難しいかは分かっています。

しかし、これは自戒の念も含めて、

出せば客は来る。

この真理をもうちょっと考えるべきだと思いました。

だって、お客さんは「出せ」「遊ばせろ」しか言わないじゃないですか笑

もはやそれが答え以外の何物でもないという判断です。今の取っている利益で客が来ないなら、下げるしかないですね。(ただでされ出玉に関する規制は厳しくなってるので)

そこで評価されて稼働が上がれば、利益はちょっとずつ回復します。

この「キャッシュポイントをずらす」作戦が弱小店にはできないんだと思います。

来た客が全て利益みたいなw。

現実的には厳しいですが、こういった発想になると楽しいですよ。

というように自分の頭の中を整理したら、自分の店は全く出していないボッタクリ店だったので、来月から特定日に爆出ししてブランディングとやらを構築しようという算段です。

タイトルを【みんな本気を出してないだけ】としましたが、【みんな本気で出してないだけ】かもですね。

今回は以上です。

ちなみにこの思考に至った経緯は全部この本に書いてあります。

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