10月の増税によってパチンコ店に起こりうるカオス

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するかしないか、はたまた延期か。

こんな感じでどうなるか分からなかった「消費税10%」という改正案ですが、まあやる確なんでしょう。

これは一般市民にしてみれば大打撃なのは間違いないんですが、当然企業によっても打撃の底は計り知れません。

原価が上がって物価が上がって、消費が落ち込み経済が回らない。

そうすると、日本はさらに不景気になっちゃうってことです。

さらに今の社畜状態から抜け出せなくなり、待遇も悪くなる。

パチンコ店においては、経済ではなく遊技台が回らなくなります(2つの意味で

増税の理由

こんだけ国民から非難GOGOジャグラーなのに、増税を強行するんだからそれらしい理由があるはずです。

理由のひとつは、少子高齢化です。

社会保障制度が今の税収では追っつかなくなるほど、高齢化が深刻になっています。

高齢者は仕事をしないので、生産性がありません。

しかし生きるためには金が必要ということで、年金という形でお金をGETできます。

このお金が税金で賄われているため、高齢者が増えるにつれて税収が必要になってくるわけであります。

高齢者=生産性がない

とかどっかの議員みたいにディスってしまいましたが、今まで現役時代に仕事をして税金を納めていた方たちにはそんな失礼なことは言えません。

この人たちを現役の我々が支えてあげて、あの世に送り出さなくてはいけないと思っております。

だから、ここで一番排除すべき奴らは・・・・

スロニート!貴様らだ!

働け!税金納めろ!6入れねーぞ!

増税による影響と交換率

2014年に消費税が5%→8%へ引き上げられました。

日本国中に色んな混乱があったと思うんですが、パチンコ店も例外ではありませんでした。

まずは、貸玉金額です。

内税と外税の2種類に分かれることなのですが、例えば4円パチンコの場合

内税=1玉4円のまま貸し出して、景品交換時に手数料を徴収するスタイル

外税=1玉4円に消費税プラスで4.32円にするスタイル

ここで当時問題になったのが、どちらの方式を取るかということ。

遊技組合を通じて、まとまった見解があった都道府県は良いのですが、エリアによってまちまちな状況になってしまった所は混乱が多かったように思えます。

大体の所は内税にして、今までとあまりシステム上変わらないやり方を選ぶのが一般的だったような気がします。

店によっては、4.32円パチンコにして交換率は等価のままという所もありました。

これは関東圏で一時見られた貸玉システムですが、射幸性が強いからなのかドンドン廃止になっていきました。

これと同じことが起こるわけです。

しかも今回は10%と税率も高いため、どうなるかは法人や店舗規模によって違うような気がします。

内税の場合、今の交換率が28玉交換だとすると、すでに11.2%の手数料を徴収しているのでこのままでもいけなくはないのかなと思います。

しかし、現実的にはどうなるか分かりません。

30玉~33玉交換が主流になってくる可能性はあります。

外税の場合1玉当たり4.4円になりますので、1000円で227玉貸しになります。

4.4円×227玉=998.8円

おつりとかこの辺の概念をどうするのか分かりませんが、外税の場合これが限界です。

しかも500円刻みだと113玉しか払い出されないので、2回プッシュで226玉。1玉少ない。

しかもしかも1パチ・0.5パチとか2スロとかなってきた場合・・・

め・・・・めんどくさい

スロットの交換枚数は計算しました

増税による設備投資

店側として一番やっかいなのがこれかと思います。

今の現金サンドでは、場合によっては増税後のものに対応できません。

しかもご丁寧に新紙幣を作っているという噂もありますので、いずれにしてもサンドの交換をする可能性は高いです。

現行のサンドでは多分読み取れないでしょうからね。

これを全台交換するとなると、かなりの金額になります。

しかも全国で多くの法人が対応するわけですから、業者的には人手もモノも間に合うのかという不安があると思います。

詳しい値段は聞いてませんが、1台当たり7~8万ではないでしょうか。

500台の店でも3~4000万です。

もはや暴力的としか言いようがありません。

増税後まとめ

今年の10月というのは、増税のほかにも旧基準機が徐々に外れていく時期になります。

バジリスク絆、モンハン、ハーデス、まどマギ

これらはここら辺から撤去対象になってくる時期です。

そうすると、それに代わる台が必要になってくるわけですから、必然的にお金がかかります。

もし入れれるような良い台が市場になかったとしたら、少し前の番長3、まどマギ2、バジⅢを入れるか現行の6号機で埋めるしかないでしょう。

なのでココらへんの時期は、大いに混乱する可能性があります。

先の事と考えておりましたが、もう数カ月でこのカオスは訪れてしまいます。

今のうちに再プレイのシミュレーションとかを出したり、損益分岐を変えたときの運用なども考えなくてはならないのですが、どうもやる気になりませんw

ただ、増税後の10月はパチンコ店は出なくなる可能性が高いというのは言っておきます。

運用方法が変わって、利益管理の感覚も変わるので、最初は確実に「取り」から入ります。

そこから徐々に適正なスタート値や設定配分にしていくと思うので、最初は色んな店の様子を見た方が良いと思います。

これは我々業界人も一緒で、しばらくは近隣の出方を見ていくことでしょう。

今年の年末はさらに冷え込みますね・・・・

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