こんばんはリルムです。
以前こんな記事を書きました。
これは、パチンコ店でお客さんが店員に対して抱く心理と、店員がお客さんに対して抱く心理について書いたものです。
今回は、「ムカつく」というよりも「ウザい」「面倒クサイ」と感じる店員の行動パターンについて書いていきたいと思います。
会員カードの押し売り
パチンコ店の会員カードは便利なものです。
便利というか、無料の割にメリットが多いので一時的にも通う店なら確実に作った方が良いです。
しかし、会員カードの作成でメリットを与えられるのはお客さん側だけではありません。
当然、店側も常連さんを獲得できるチャンスですから、会員カードを作ってもらうメリットがあるのです。
詳しくは▶ 【まだ持ってないの?】パチンコ店で会員カードも持つべき理由で説明してますので参考までにどうぞ。
なので、店側としてはぜひとも会員カードを作ってもらおうとして、色んな場所で勧誘をしてきます。
この「押し売り」が鬼神の如くウザいのです。
会員カード勧誘のローリング作戦
ローリング作戦とは、1番から末番のお客まで片っ端から声を掛けていくという超絶効率の悪い作戦のことです。
土日など稼働の高い日に行われることが多かったり、たまに「ヒマだから会員募集でもやりますか」的な軽いノリで始められてしまう迷惑行為なのです。
「お客様会員カードはお持ちですか?」
「よろしければ無料ですぐお作り出来ますが?」
「貯玉再プレイが可能で、端玉も貯めることが出来ます」
このようなテンプレを何百人にもひたすら声掛けしていきます。
たしかにそれくらいの人に声を掛ければ数人は会員獲得ができるかもしれませんが、ローリング作戦はユーザーの心理を無視した良くないやり方です。
これが悪質な迷惑行為である理由を具体的にピックアップしていきます。
①ユーザーは遊技中に話しかけられたくない
基本的にユーザーは遊技中に知り合いじゃない人に話しかけられるのをキライます。
単純にジャマです。
それが店員からの会員カード押し売りだったら「うるせーバカ」と瞬殺されても文句は言えません。
②店員が回っている間ずーっと鬱陶しい
例えば40台のパチンコ島でローリングをやる場合、端っこからスタートして1周まわる感じで声を掛けていくと思います。
その時のお客さんの心理としては、
「あー何か店員が言って回ってるよ。」
みたいな感じです。
序盤に聞かれた人はまだマシですが、最後の方の人は店員が徐々に近づいてくる恐怖でパチンコに集中できません。
「うわーどうせ明日新台入替とか会員カード作れとかクソどうでも良いこと話掛けてくるんだろうな」
という気持ちのままムダにソワソワしてしまいます。
③だんだん店員が惰性になってくる
上記のように客はそもそも押し売りを鬱陶しく思ってるわけですから、対応も冷たくなりがちです。
「いやカード持ってっから!」
「昨日も聞かれたわ!」
「玉出てねーのに貯玉できるわけねーだろ!」
など、厳しめなカウンターを喰らうことも多々あります。
そうすると、1島目を終えるころにはローリングを任命されたスタッフは皆、風のヒューイのような顔面になっています。
ジェットカウンターでの勧誘
これは誰しもが経験しているハズです。
今はパーソナル化が進んでいるため風化しつつある文化ですが、以前は玉やメダルを流している時間を利用して「イベント告知」「会員募集」というのが絶対にありました。
こんな鬱陶しいことをどの店もマニュアル化していたくらいなので、パチンコ業界が顧客心理を理解できているわけがないですね。
業界んお衰退に歯止めがきかないのもこういった細かい所に要因があります。たぶん
お客さんはそんなことよりも「早くレシートにしてほしい」と思ってます。
みなさん大人なのでいちいち文句を言わないだけです。
心の中ではきっと風のヒューイのような顔面になっているはずです。
カウンターでの勧誘
最終的にはお客さんの終着点であるカウンターで女性を使って勧誘してきます。
「会員カードはお持ちですか?」
「あまり玉を貯玉できますがいかが致しましょうか?」
もういいから帰らせろ
【まとめ】お客さんは店員との接点を求めてない
このように、お客さんの心理としては「ほっといてほしい」というのが大半かと思います。
「会員カードを作りたければ自分で言いに行く」し、「新台入替は貼ってあるの見れば分かる」からいちいち話しかけてこないでくれ・・
というのがホンネかです。
これは洋服屋の「試着できます」のくだりと一緒ですね。
このように目先の会員獲得が目的になってしまい、ユーザーの遊技環境を乱してしまうのは本末転倒です。
私の会社でもそうですが、本部や上司からの指示で会員を獲得しにいくと思います。
そうするとローリングやしつこい勧誘という手段を使ってしまいがちですが、それだとユーザーは敬遠するだけですので注意です。
ただ、こっちとしてはなるべく常連さんとは仲良くしていって、長く通ってもらいたいというのもあります。
バランスが難しいですね(・.・;)
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