こんばんはリルムです。
最近は「テレビを見る時間が車の中」ということが多くなってきました。
と言うのも、最近の日常で見るものは「スマホ」「パソコン」「本」なので、テレビを見るのは職場への行き帰りだけなんです。
「テレビ見ないオレってイマドキでしょ?」
っていうアピールじゃなくて、単純に今やることの延長線にテレビが必要ないだけです。
オレかオレ以外かみたいな。
・・・・・はい。
で、たまたま家に帰る途中で「しくじり先生」をやっていたのでチラチラ見ながら帰っていたですよ。(ちゃんと停車するタイミングで見てたので許して)
令和芸人の稼ぎ方というテーマ
今回のしくじりテーマは、「昭和~平成の時代を泥臭く生きてきた芸人」に対し、「令和の時代の波に乗っていろいろと活動の幅を広げている芸人」のギャップについてでした。
・昭和軍団:ノブコブ吉村、オードリー若林、ハライチ澤部
VS
・令和軍団:若手のいろいろ
みたいな構図です
そんでもって、このテーマが、なんとも「今の時代というか、トレンドを映しているな」と感じたので、ピックアップしてみたくなりました。
出演芸人はこのひとたち
最後のレインボーの池田に関しては、まさかの「リモート出演」というフリまでありました。
先輩芸人が時間通りに楽屋入りしてる中、もはやそれすら必要ない時代ですよ。みたいなノリが新鮮でしたねw
普通のバラエティだったら、あり得ない話です。
いや・・・そのまえに全員知らねー・・・”(-“”-)”
という人もいるかもしれませんが、どっこい。
勉強不足ですよ。
実は、芸人という人たちはその時々のトレンドを映す鏡(だと思ってる)なので、彼らのネタとか情報発信は勉強になるのですよ(トレンドについては大御所になるほど疎い傾向があります)
かくいうワタシも「コットン」という芸人は全く知らなかったのだが
とはいえ、今回のしくじりの放送を見た限り、コットンの左のボケの方は面白かったです。
令和の時代に稼げる方法はたくさんある
さて、今回の本題なのですが、我われのようなサラリーマンよりも厳しい環境で生活しているのが「芸人」という人だと思います。
上下関係とか、妬み、みたいなのは多いと思いますし、実際に「先輩芸人」という人の存在は大きそうです。
ユーチューブに企業案件、芸人の稼ぎ方は多様化してる
しかし、芸人の活躍の場がスタジオや劇場から変貌しつつある中で、果たして昔ながらの慣習や暗黙のルールなんかは守るべきなのかどうか。
今回のキーポイントはまさにココ。
「令和を生きる芸人」は、お笑いという需要を多様化して届けて成功している。
一方で、「昔ながらの美学をそのまま令和に持ち込んでいる芸人」は、令和の生き方の可能性を認めつつも、「それは俺たちがやってきた芸人らしくない」といって批判しがち。
先に言っておくと、この辺の答えはキングコング西野さんが5年前くらいから言っていることですよね。
彼を崇拝してるワケじゃないですが、彼の本とか発信している情報を追っていくと、時代が彼にマッチしていくような感覚に陥ります。
この本はぜひ読んでほしいです。
イマドキ「革命」とか言う人そうそういないじゃないですか。
まあ、でもこの本を読むと、キングコング西野の考えていることが分かります。
たぶん、この本に書かれている内容を論破するのは難しいですので、何となくアンチ西野な方は試しに読んでみてくださいw
で、今回のタイトルが「令和のお笑い芸人に革命を」ということで、ワタシの頭の中でばっちりマッチングしました。
古い考えのまま芸人が停滞している
実際に、ひな壇芸人からドロップアウトして、絵本作家になった西野さんをさんざん否定した人達が手のひらを返してきたというのは有名な話。
思考停止でテレビというプラットフォームでお笑いを届けている人よりも、時代に沿って多様化した人の方が認められる「芸人」になるということ。
言うたら、「お笑い怪獣明石家さんまさん」がどれだけスゴイ人であっても、一時SNSで若い子に注目を浴びた「8,6秒バズーカ」にはでトレンドで勝てない現象が起きるとか。
これって、SNSとかYouTubeの威力を知らず、参入してない明石家さんまさんにはできないコトですよね。
実はこの辺りから、タレントの生き残り戦争も勃発してたのですよね。
芸人=テレビでボケてナンボ。
という考えを持ちつつも、自分の露出度を高めるプラットフォームでファンを獲得してきた人の方が、令和の時代は生き残れる。
ちなみに芸人でいったら、「ジャルジャル」辺りが早かったかもしれません。
「テレビをないがしろにしてユーチューブなんて芸人として認めん!」
的な意見の大御所芸人は、そろそろ危機感と後悔が湧いてきているかもしれませんね。
ユーチューブでヒットすれば本業の収入なんて秒速で超えることができる。
ということで、ワタシのようなテレビ離れした顧客の受け皿として、タレントのユーチューブ転身が浸透してきています。
それでもヒカキンのような一般人がぞくぞくとチャンネル登録を伸ばし、流れに乗ってみた的なタレントさんは素人に惨敗しまくっていますので、知名度があることだけが現在の価値に繋がるわけじゃないことが分かります。
現在の成功のカギは「信用の積み重ね」とか誰かが言ってた気がしますが、ここはワタシも同意です。
先輩が借金してまで全部奢る文化ってどうなの
つづいて
先輩?その考え方時代遅れっすよwww
と言う感じでスタートした今回のテーマで、「借金して後輩にメシを喰わせていた」的なエピソードが良いのか悪いのかみたいなのがありました。
若手の意見
・行きたい先輩とメシ行くなら割り勘でもOK
・「後輩におごった日以外は切り詰めていた」みたいなエピソードは聞き飽きた
・後輩におごる文化は否定しないけど、「借金してまで」が美談になるのはどうなの
先輩芸人の意見(ほぼ吉村)
・借金してまで苦労したことそのものが芸人としての生きざま
・借金とか人の道を外すこと自体が芸人の面白さでしょ
「四千頭身」都築がめちゃめちゃマトモな意見言ってた
僕は借金しないようにがんばってきたし、借金芸人とか、ダメ人間みたいなのが称賛されるのはちょっと違うと思う。
確かに芸人の生き方そのもので笑いや注目を集めるのは分かるのだが、そうじゃない成功の仕方もあるべき。
ざっくりこんな感じですかね。
特に吉本工業は、「給料が安い上に先輩が後輩に奢らなければいけない」という罰ゲームがあるので、売れてない先輩芸人は必然的に借金の道に進むという・・・
しかし、この文化もそろそろ時代遅れなのではないかという風に若手は主張しています。
固定観念を崩せばビジネスで成功できる
ということで、今回のしくじり先生は今の時代を反映した放送だったなーと思いました。
「ユーチューブはどうやらやった方がよさそうだぞ。」と思っていても、
「イヤ、あんなの芸人としてあるべき姿じゃない」
「あんなので成功できるのは一部のラッキーな人だけ」
こういったナゾのマインドブロックから、行動が進まない人。
今の働き方や給料に不満を持っているけど、会社のモンクとか日本の政治家のモンクを言ってるだけの人。
その道に人長い期間いるプライドが高い人とか、ナニも考えてない人が陥りやすい状況ですね。
何年も前からホリエモンやキングコング西野さんが言ってた話が、奇しくもコロナウイルスの影響で、露呈されてきた感じです。
しかもそれをテレビで放送しちゃうっていう・・・
今回はそんな感じでとても面白くテレビを見させてもらいました。
テレビって最高デスね(^-^
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