閉店寸前のパチンコ店にありがちな光景

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閉店 業界ネタ

こんばんはリルムです。

パチンコ業界がドンドン縮小し、店、中古台業者、新台設置業者、そしてメーカーとどこも苦しい状態が続いています。

私が業界に飛び込んだころは30兆円産業から少し減って、それでも20数兆円規模でした。

今では余暇をパチンコで過ごすという参加人口が3分の1にまで落ち込んでしまいました。

「パチンコ業界淘汰の時代!」なんて書かれていた記事が約10年前のものです。

こんなパチンコ店は潰れる前!

近所の古いパチンコ店がいつの間にか閉店していたというケースはないでしょうか。

今のパチンコ業界の特性として、大手が生き残りやすく地元密着のちいさな企業が撤退しやすいような流れになってきています。

どういうことかというと、小さな法人ほど法律の変化についていけないのです。

今までは小さな店でも新台をたまに入れて常連さんに遊んでもらうだけでなんとかやってこれましたが、法律が変わるにつれて設備投資が重なってしまって、余裕がない店は閉店するしか選択肢がないのです。

詳しくはコチラ▶増税によって2極化するパチンコ業界

ということで徐々に減っているパチンコ店について、どういった店が閉店の傾向にあるかを見ていきたいと思います。

小型の立地が悪い店

今後厳しくなっていく店の特徴としては、300台クラスの小型店です。

パチンコ店は少し前から大型化が進んできました。

どの法人も1000台超えの店を抱えるようになってきて、パワーゲームでの集客を試みるようになりました。

人口がある程度見込めるエリアであれば、作ってしまったら自然と人が集まりますので、これは一定の効果がある方法なのです。

主に大型スーパーや商業地域の中であれば、駐車場の確保ができない商店街を除けばかなり期待が出来ます。

逆に住居地域に溶け込んでいるような小型の店は、新規顧客を呼びにくく立地が良いとはいえません。

横浜のアマテラスのように超有名店になれば別ですが、あのレベルの話題が作れないような店では今後さらに厳しくなっていくでしょう。

小さな店ほど、掛けられる費用も限られていますので、喫煙ブースの設置や認定機撤去のタイミングで入れ替える新台にお金を掛けられません。

しかし、今の所法律によってこれらの設備投資は必須になってますから、過疎店ほど厳しい状況になるのです。

稼働停止台が多い店

店が台を止める理由は大体が故障によるものです。

該当する故障部品を交換して、書類の提出や検査などを受けて開放するのが一般の流れです。

しかし、閉店間際の店は故障台だけではなく設置期限の過ぎている台を設置して止めていることがあります。

いわゆるみなし機というヤツですが、例えば最近まで初代牙狼を置いている店もありました。

当然これを稼働させることが許されるのであれば、どこの店もやりたいといって規制の意味がなくなってしまいますから、置いておくだけで稼働させません。

では、これを置いている理由が何なのかというと、台を外して入れ替える費用を抑えるためです。

本来であれば稼働停止台は1台でも少ない方が良くて、止まっている台があると勿体ないという認識なのですが、閉店間際の店にとっては入れ替える費用の方をリスクと考えているのです。

稼働停止台を放置しないで別の方法を使う店もあります。

ベニヤですね。

今では10台のパチンコ台を9台にするためなど、戦略的にベニヤを使用するホールもありますが、閉店間際の店はこのベニヤの数が尋常ではなく、加えて見た目が雑です。

店員がいない。電球が切れている。駐車場が除草されていない。

説明した通り、閉店間際の店には使える費用がありません。

なので、営業している間は金がかかるあらゆるものを排除して利益を残すことに専念します。

  • 店員 → 人件費
  • 電球 → 消耗品費・電力量
  • 除草 → 人件費・雑費(業者依頼などの場合)
  • 入替 → 機械代(ウエイトでかい)

などなど、損益目線で見ると分かりやすいのですが、店内をチェックしてこういった箇所に金をかけていない様子が伺えれば、閉店は秒読みかと思います。

ちなみに人件費である店員ついて、最終的にヤバい店は店長がホール、オバサン女性社員がカウンターという図式になってきますので、同じ白シャツしか店にいなかったら秒読み確定です。

閉店に強いチェーン店のメリット

ここまで、小型で立地の良くない店が閉店に追い込まれやすいという話をしましたが、全国にはそういった店でもしぶとく営業している店があります。

こういった店がなぜ生き残れるかというと、系列店(チェーン店)があるからです。

チェーン店があれば、必要な部備品や中古台を使いまわせたりできるので何かと便利です。

大手の法人ほど、小型で採算の取れない店舗は売却したり潰して土地を貸し出したりして収益モデルをチェンジしていけますが、中小の法人ではなかなかそういった戦略が取れません。

なので、生き残ってる弱小ホールが法人名や屋号が違うだけで、実は中小法人の系列なんてことは良くあります。

営業利益がプラスなら弱小であっても営業する意味はありますので、なるべく費用をかけないままひっそりと生き残っているのです。

まあこの先1~2年の設備投資によって閉店を余儀なくされる可能性は十分ありますが、弱っている所から負担やリスクを分配させるのは早いうちからやっておくべきなのです。

今後のパチンコ業界の見通し

世間ではバジリスク絆2の噂でざわざわしていますが、営業本部の人達は利益とか費用の件でザワザワしている状況です。

今後かかる費用の見通しをどう捉えているか。

全店営業利益赤字になる年がくるかもしれません。

「今は耐える時期・・・」というのもいつまで言ってれば良いのか分かりません。

一つ言えるのは判断をミスったホールから死んでいくということです。

バジリスク絆2を例にとっても、これを入れる台数が適正より多かったとか。

こういったミスを繰り返していくと法人レベルで崩れていきます。

流行りのSNSでミスって炎上して、公式アカウントが謝罪とか。

釘問題でミスって営業停止とか。

今まで以上にこういったことが思わぬ悲劇になる予感です。

初代バカッターによるSNSの炎上が原因で話題になったそば屋は風評被害で閉店しました。

個人的にこれはパチンコ店にも今後ありうる恐怖と捉えています。

参考記事▶5Gで変わるパチンコ業界のコワい話

ウチはヘタに目立たず、健全な営業を心がけていきたいと思います。

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