【経験談】ライター来店時の「指定台」は存在するか

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shitei 業界ネタ
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こんにちはリルムです。

正月営業も中盤戦になりました。

おそらく来週末の3連休から各ホールでライター系の取材が多くなってくると思います。

そこで!

という疑問について、私の経験則を交えてお答えしたいと思います。

ライター来店の指定台疑惑について

結論からいうと、「あったりなかったり」です。

店によっては100%高設定台をピンポイントで教える所もあれば、機種名とか末尾などヒントの段階までは伝えてる店もあります。

もちろん全く教えていない店もあると思います。

パーラーリルムの場合

当店のライター来店時の経験から言いますと、私はザックリ打ってほしい機種を言ったり言わなかったりという中途半端な体制でした。

基本的には「やらせはNG」だと思っている人なので、ライターに設定⑥を教えるようなことはしません。

ただ、その日を盛り上げるにはどうしたら良いかということは考えます。

その場合はライターに対して、例えば「Aタイプを打ってほしい」とか「5台機種を打ってほしい」のように伝えることがあります。

メイン機は取れないと思うんで、
アクロスとかどうですか?

逆にライターや取材班から「今日はどうしましょうか?」ということを聞かれたりもしますので、そこで盛り上げてほしい機種=高設定がある機種のような感じで誘導したりもします。

世間の声を聞いてみましょう

指定台あり説

指定台ない説

ぶっちゃけこれだけでは何の信憑性もないですが、確実に言えることは「少なからずヒントは出てる」ってことですね。(ウチがそうなので)

全国は広いですから、今後も炎上するホールやライターはドンドン出てくると思います。

5Gになればその様子をユーチューブでリアルタイム放送されることでしょう。

指定台が無くならない3つの理由

過去には朝比奈ユキというライターが番長の指定台に座ったという疑惑から、公開謝罪をするまでに発展したことがありました。

ここまであからさまな事例も珍しいですし、何よりもライター側が認めているのが信じられません。

店としては金をかけてライターを招致し、当日は高設定を入れて集客したのに関わらず風評被害から炎上するという踏んだり蹴ったりな展開になりました。

ではこういった前例がありつつも、なぜライターへの指定台提供はなくならないのでしょうか。

そこには悲しい時代の流れと店長の想いがあったのでした・・・

その①イベント規制

パチンコ店では、射幸性を煽る行為として「イベントの規制」がなされました。

このおかげで、特定日や特定の機種に勝ちやすいような宣伝をすると処罰の対象になります。

しかし、規制されたのは「○○デー」「○○の日」「○○祭」のようなことをやるのがNGになっただけで、ライター来店や取材というものに対しては完全NGではありません。

地域によっては完全NG、月間の来店回数の制限、店名の告知が出来ないといった差はありますが、今の状況ではお店は出来る限りこれらに頼るしかないのです。

特に1回の招致で安くはない費用をかけていますから、店としては失敗したくありません。

それゆえ、ライターに打たせる機種=高設定というのを匂わせたり、ライターに良い思いをしてツイッター等に拡散してもらうことによって、費用対効果を高めようとしているわけです。

その②SNSの発達

ツイッターの拡散もそうなのですが、やはり強いのはユーチューブです。

今や100万人の登録者がいるスロパチステーションで「いそまる」「よしき」の来店なんかは、ヘタにCMを打つよりもよっぽど効果があります。

店はそこで何を考えるかというと、高設定を打たせて動画の見どころを作ることです。

ライターがたまたま座った台で動画として楽しめるコンテンツが出来上がれば、その後も店の名前は拡散され続けます。

そう考えると、単日に設定⑥を入れることくらい安いもんですね。

ライターをヨイショしつつ、店のアピールもできますからね。

(あくまでも店側のメリットでスロパチが指定台もらってるかは不明)

その③確定演出・設定示唆が多くなった

4号機の頃は設定示唆なんてほぼなく、台の挙動で大体把握するというもの。

カチカチ君が流行ったのも5号機からです。(エヴァまごころ辺りから)

そこから、偶数・奇数の示唆や④⑤⑥確定演出などが盛り込まれるようになりました。

特にバジリスク絆のような人気機種+④⑤⑥確定みたいな演出はかなり効果が高いものでした。

画像はイマジンです

取材日にライターが④⑤⑥確定を出してその動画が配信されたら、イベント規制が無意味なくらい射幸性が煽られます。

店は集客のためにコレを使わない手はないですから、指定台の伝達は必須になります。

ライター来店の今後

警察からの規制がなされない限り、ライターの来店も指定台の件もなくなることはないでしょう。

ただ、書いた通りライターに高設定の指定台を打たせる理由って「広告費」としての認識ですから、ライターに出した分一般客が割を食うというのは、ちょっと違います。

むしろ、指定台を打たせるほど高設定をアピールしたいわけですから、ある意味ヤル気と捉えることもできます。

実際にライターに提供している以外にも高設定はあるでしょうし。

仮に指定台が確実だったとしても、ヤラセだ八百長だとユーザーが言った所で状況は良くなりません。

アウトだ!ファールだ!バイオレーションだ!

まあはたから見て、いきなり現れた「有名人?」と思しき奴がドヤ顔で箱を積んでいるのはムカつく以外の何物でもないのでしょうが・・・。

ただ、この件に関してライターも毎回自腹で負けている人もいるらしいので、総じてライターが来店によって得をしているとは言い切れないのも事実です。

パチンコの3点方式がグレーであるように、ライター、ユーザー、店の3点もグレーのまま突き進むでしょう。

その中で、つまらんミスを犯したどこかで炎上や法的措置が取られていくとおもわれます。

また、個人的には2020年のうちに来店や動画コンテンツに規制が入ると思っています。

YouTubeの規制は公安委員会もタッチできないでしょうから、まずは取材系の廃止が濃厚ですね。

DMMは会社が大きいのでアレですが、アツ姫やHAZUSE系の会社はキツくなるでしょう。

これからは店や店長個人の信頼獲得をしていくことが生き残るポイントになりそうですね。

まあこれも商売の本質としては昔から変わらないことなんですがね。

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