プロが選ぶパチンコ台の釘は「12,5mm」

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gorugo 業界ネタ
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今日はパチンコ台の釘について話をしたいと思います。

パチンコで勝つには大当りを引く必要がありますが、重要なのはそこに至る過程です。

大当りまでにどれだけ投資を減らせるか = どれだけ多くの玉がヘソに入るか

という所に着目しなければなりません。

パチンコもスロットも少額投資で大当りを引ければ良いんですが、ほとんどの場合そうはいかないですよね。

例えば4パチ20スロを打つ人を観察してると、座って最初にやることが1万円札の投入です。

これがどういうことかというと、

「千円やそこらではどうせ当たらないから何回も札投入するの面倒だし1万円札ブッコんでおこう」

つまり、多数の人はパチンコスロットはすぐ当たるなんて思ってないってことです。

まあ実際そうなのでそれは良いんですが、であればなおさら最初の1万円でどうにか当たりに近づくことが大事なわけです。

パチンコであればより多くの回転数を稼げる台に座ることが重要だし、スロットなら間違いなく高設定かハイエナです。

そこで、今回はパチンコの釘とスタートについてあまり分からない人が多いと思うので解説していきます。

プロが座った北斗無双

先日かのパチプロ集団である「エクセルジャパン」の元班長という人と話をしました。

彼らは理論上勝てるという千円当たりの回転数(いわゆるボーダー)を最重視します。

色んなパチンコ店に足を運び、ヘソの釘が開いている台があればそれを打つという感じです。

そこで、当店の常連である元パチプロ(現ニート)がどの程度の釘であれば打つのかを観察していました。

そいつはスロットのハイエナがメインで、パチンコはよほど期待値が取れないと打たないやつだったのですが、ある時北斗無双のヘソ釘を「12,5mm」にした途端に仲間を呼んで打ち始めたのです。

ここでいうヘソ釘12.5mmというのは、ヘソ釘の幅が12.5mmまで開いているという状態であり、素人目でみても釘が開いているのが分かります。

パチンコ玉は直径が11mmなのでこれ以上締めることはできませんが、北斗無双であれば概ね12 mm前後の店が多いと思われます。

これを利益の進捗に応じて0.25mmずつ開けたり締めたりをしているような感じです。

この板ゲージと呼ばれるモノで、ヘソを測りながら釘を叩いていきます。

今は釘問題のせいで表だってできなくなってきましたが、どの店も営業していくにはやらなくてはいけないことなんですね。

釘は見ていれば何となく開けたか締めたかは分かってくるんですが、12.25と12.5の違いを見分けるのは正直難しいです。

釘を正面から見ても分かりづらいので、上からのぞいたり色んな角度から見なければいけません。

実際パチプロの人達はガラスに額をくっつけて上からガン見したりしているので、店側からは快く思われません。

ヘソ12.5mmの効果

前述したとおり、12.5まで開けると海でも北斗でもヘソは開いているように見えます。

パチプロでなくても釘読みに慣れている人であれば、座って打つと思います。

12.5まで開けると、感覚ではありますが海だと千円で20~22回転。無双だと18~20回転くらいまで回すことが出来ます。

ただいくらヘソが開いているからといっても、ヘソに行きつくまでに落とすポイントはいくつかありますから、開けていると見せかけてそんなに回らないなんてことも起こりえます。

図のようにヘソまでのルートにチェックポイントがあります。

この辺も良く見ると「ハの字」に広がっていて、落ちるような調整になっている場合があります。

特に土日とかはヘソが開いてるのに回らない現象が起きやすいのはこういった所で調整しているからです。

実際に私もそのようにやっている時もあります。

一見良さそうだけど打ったら全然回らないという「詐欺くさい」調整なので信頼を落としますし何よりも釘の見た目が悪くなりますので、パチンコのお客さんが多い店ではやらない方が良いですけどね。

この辺を落とす調整にしていない場合、ヘソ12.5であればようやくミドルの4パチをストレスなく打てるレベルになるかと思います。

バラエティの様な台はこういった甘い調整は難しいと思いますが、主要機であればこのくらい開いていることもあると思いますので、「プロが見た打てる釘は12.5mm」

ということで参考になればと思います。

ヘソ釘を測る方法

とはいってもヘソの釘がどの程度開いているかなんて、コンマいくつの世界を肉眼で見分けるのは少々厳しいです。

そこで、私が昔やっていたやり方なんですが、短い定規をガラスに合わせてヘソをざっくり測っていました。

これ目立つと店員になんか言われる可能性あるんですが、慣れるとパッとできますので大体の開き具合を見ることはできます。

ポイントは先にバラエティのゴミ台を測っておくことです。

絶対締まっているであろう台から見てみて、その後に開いているっぽい無双を測ると感覚的にどれほど違うかつかみやすいからです。

もし目立つのが怖かったら、中指の第2関節辺りに12mmの線を書いておくと定規を使わないでざっくり測ることが出来ます。

ヘソ釘の状態を大体見れるようになると、次はどこで落とそうとしているかとかが分かるようになってきます。

新台だから主要機だから旧イベント日だからとかで判断しないで、パチンコは釘が全てですので是非眼力を鍛えて頂きたいと思います。

そこから勝てるかどうかは別ですが、回る台に座った方がパチンコは楽しいので、良く見て立ち回ってください。

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