パチンコ店売上ランキング11~20位

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前回に引き続きトップ10の企業は記事にしてみましたが、今回は11~20位のランキングについて書いていきたいと思います。

なお、連結決算での計上もあるので、純粋な営業所のみの売上ではない可能性があります。

売上、順位は参考程度での解釈でお願いします。

前回記事

■早見表

ランキング法人名屋号売上
11善都ZENT1670億
12キング観光キング観光1787億
13オザムトワーズ1516億
14ベガスベガスベガスベガス1451億
15ニラクニラク1393億
16安田屋やすだ1366億
17合田観光ひまわり1258億
18新和プレイランドハッピー1127億
19カクタパールショップともえ1300億
20新日邦コンコルド1090億

11位:株式会社善都

売上:1670億

屋号:ZENT

名古屋を中心に営業している大手法人です。

イメージタレントに「北野 武」さんを起用しているかなりイケイケなイメージです。

しかし、ランキングはギリギリトップ10入れないような状況が続いています。

話題になったのは全国最大の設置台数を誇る「ZENT名古屋北店」。

2100台という超大型店を出店し、業界を震撼させました。

噂によると、1日の売上が「億」に届くとか、アルバイトスタッフが100人近くいるとかそんな話を聞いたことがあります。

残念ながらその後は、8位の楽園が出店した2103台の「楽園大宮店」に台数では抜かれてしまいましたが、それでも個店の強さはハンパではないでしょう。

12位:株式会社キング観光

売上:1787億(2017年)

屋号:キング観光

中部から関西に営業所がある企業です。

中部は名古屋、関西は三重県が多く、大阪の方までは行かない範囲が拠点という感じでしょうか。

売上だけ見ると順位が前後しますが、データが古いものなので1~2割下がっていると仮定しての順位付けです。

タレントはお笑い芸人の「流れ星」を起用しています。

キング観光はSNSでの宣伝にかなり力を入れていると思います。

全国でもトップなんじゃないでしょうか。

スタッフを巻き込んでの発信をしているので、団結力の強さが伺えます。

13位:株式会社オザム

売上:1516億(2018年)

屋号:トワーズ

関東を中心に43店舗あるトワーズですが、特徴としては小規模店舗が多いという所です。

1000台クラスの店もいくつかあるのですが、3~400台クラスの店が多いため、ドミナント戦略でのシェア獲得をしてきた法人なんだと思います。

別事業でスーパーマーケットを運営しているため、関東に根付いた地元に馴染みのある会社の様です。

14位:株式会社ベガスベガス

売上:1451億(2018年)

屋号:ベガスベガス

東北を拠点とする企業です。

個人的な感想ですが、建物の面構えがかなりカッコ良いと感じております。

各店統一感がないところが逆に良いなぁと思います。

起用タレントは「石田純一」

15位:株式会社ニラク

売上:1393億(2019年)

屋号:ニラク

福島を中心に東北~関東に出店している企業です。

かつてはトップ10にランクインしていましたが、時代の流れによって徐々にダウンしてきている状況です。

オザムと似ていて、店舗数は多いのですが個店の台数は少なく、主に4~500台規模のお店が多いのが特徴です。

あまりプロモーションを派手にやるイメージはなく、地元密着で常連に還元していくような営業方針かと思います。

パチンコ人口と福島県民の人口、それぞれが減少している傾向や、関東に大型出店する法人に顧客の流出があったのか、そのあたりが衰退の原因かもしれません。

16位:株式会社安田屋

売上:1366億(2018年)

屋号:YASUDA

関東の法人です。

東京都の出店の仕方がかなり特殊なものでした。

ドミナント戦略の一種なんでしょうが、4パチ、1パチ、スロットとそれぞれの専門店を小型に多数出店しています。

キャパが狭い上に賃料の高い東京ならではの出店方法かと思います。

ほかの県には1000台クラスの店舗がありますが、そこに強く依存しているようでもないので、この店舗数でこのランキングというのは、かなり優良店だからなのではないでしょうか。

17位:株式会社合田観光商事

売上:1258億(2016年)

屋号:ひまわり

北海道~東北の法人です。

北海道では土地が広いので大きい店が多いのかと思いきや、そうでもありませんでした。

まあその分人口が少なければ、大きな店作っても意味ないですからね。。。

北海道の店舗で有名なのは、ひまわり、ベガスベガス、イーグル、プレイランドハッピー、後は最大手の2社ですかね。

北海道での店舗数だけ見ると、ひまわりが一番多いと思います。

アットホームな雰囲気で名前も「ひまわり」ということで、遊技場とは異質の感じがします。

そして、この企業もSNSに力を入れています。

店長~エリア長が積極的に発信しているのを見かけます。

今後はSNSをうまく使ってきた法人が生き残るような業界になるのかもしれません。

逆にピーワールドに載ってないというところは斬新でした。

18位:株式会社新和

売上:1127億(2018年)

屋号:プレイランドハッピー

北海道のみで21店舗を展開する法人です。

ひまわりと競合している中で、売上も近いのでバチバチにやり合っているものと思います。

店舗はほとんど700台規模のものが多く、地元密着でこれほどの売上を出しているのはスゴイことだと思います。

ベガスベガスに続いて、店舗のたたずまいがカッコ良いです。

ホテルみたいな感じですので、北海道の夜景と共にそれはそれは映えることでしょう。

19位:株式会社カクタ

売上:1300億(連結)

屋号:パールショップともえ

千葉を中心に関東圏で営業する法人です。

1000台規模の店が多く、4円・20スロのみの店舗もあるので、もしかしたらランキングが変わる可能性があります。

しかしこのご時世、低玉貸を作らないで営業する強気のスタイルは全国を見ても例がありません。

これからはさすがに通じなくなってくるような気がしますが、このスタイルを貫いていけば来年のランキングはもっと上位にくると思います。

20位:有限会社新日邦

売上:1090億

屋号:コンコルド

静岡を中心に関東に展開する法人です。

スーパーコンコルド・メガコンコルドの名前で1000台オーバーの店を多く作っています。

これも個人の感想ですが、静岡ってユーザーのレベルが高い印象です。

大手の法人も分布してますので、地域密着のコンコルドは結構パワー技を使っているんじゃないかと思います。

大型店の展開もそうですが、イベントや新台と出玉のアピールは今後も継続してくると思います。

おわり

ランキング11位~20位をまとめてみました。

ここら辺までは県外の店でも名前を聞いたことがあるんじゃないかと思います。

ネットと情報誌に頼って売上を算出しましたので、順位は下に行くほどバラつく可能性があります。

また、発表されている売上も決算の年がバラバラなので正確ではありません。

しかし、それぞれの法人がそれぞれの戦略で戦っているので、ピーワールドをザーッと見ていくだけでも何かしらの発見がありますね。

2019~2020年はいろいろと変動の時期になりますので、来年のランキングは上位も変わってくるはずです。

次回は今回との比較をした中で、また記事にしたいと思います。

コチラも参考に

パチンコ店の売上ランキングトップ3が変わります

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