【店長が語る】パチンコで出す機種・出さない機種の考え方

war業界ネタ

こんばんはリルム@rireme33です。

パチンコ業界に15年いて、現在は店長をやっています。

今回は、パチンコ、スロットに関して「出す・出さない」の考え方というか基準について書いていこうと思います。

以前にも基本となる考え方を記したのですが、今回はさらに踏み込んだ所まで行ってみます。

関連記事

スポンサードリンク

パチンコで出す機種・出さない機種の考え方

パチンコ店の営業も他のサービス業と同じく必要なものがあります。

店長を含む営業に関わる部署の人は、パチンコ店だろうと色いろ学ばなければいけないものです。

それが・・・マーケティングです。

このスキル無しでは今のご時世パチンコ店は生き残ることができません。

そこで、出てくるのが「PPM」というヤツです。

これを使って、今の自店の機械がどこに分類されるかを考えながら利益を調整していきます。

パチンコ店におけるPPMという考え方

マーケティング用語の中にPPMというものがあります。

「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」の略語なんですが、要するにパチンコ台を商品と考えた時に、店に揃えている台をどのような役割とするかみたいな考え方ですね。

まずは自店に設置している機械を、上記のような4つのカテゴリーに分けて考えます。

言葉の意味は以下の通り。

・問題児:平均稼働を下回るけど、利益が取れない機種

・負け犬:平均稼働を下回るけど、利益が取れる機種

・花形:平均稼働を上回るけど、利益が取れない機種

・金のなる木:平均稼働も利益もバッチリ

で、例えば北斗無双を「利益は度外視して稼働をつけたい!」という考えなら、「花形」に入れようとしますし、バラエティのどうでも良い新台だったら、最初はちょろっと出して、「あとは月間で平均以上の利益を取ろう」みたいな考え方をします。

こんな感じで、今の設置台がどのカテゴリーなのかを分類していき、これらの運用を決めていくのです。

ピンとこないかもなんで、詳しく説明していきますね。

■問題児とは

問題児とは、稼働悪いくせに利益が取れない台のことです。

リルム
リルム

ディスクアップのような「甘い機種だけど、平日だと稼働がついて来ない機械」がこれに該当します。
あとは、たまたま誤爆してしまったバラエティの機械などですかね。

本来であれば、問題児に分類される機械は利益を圧迫するだけで価値がないため、できる限り確保に向かったのち撤去していきます。

しかし、「平均の稼働は割ってしまったけど、なんとか稼働をつけたい・・・・」

例えば、海シリーズをなんとか伸ばしたいということであれば、戦略的に問題児のまま運用して、赤字だけど稼働向上を狙う。という戦略もあったりします。

多台数の機械が問題児に入ってしまったら、なかなか撤去するワケにいかないですからね。

■花形とは

次は花形についてですが、看板機種のことです。

これは分かりやすいですね。

先ほども例に出しましたが、北斗無双なんかがこのカテゴリーに分類されます。

稼働が上がりやすい機械は、なるべく利益を取らない方が全体としてプラスになる。

という考えの基、このような運用をしているお店がほとんどだからです。

リルム
リルム

「オレはタイガーマスクとサイボーグ009をどうしても稼働つけたいから、これを全力で甘く使うんだ!」
みたいな店長はキライじゃないですが、合理的ではないです。

金のなる木とは

トロフィー

続いて、金のなる木です。

稼働も利益も取れる、スーパースターのことですね。

だいたいは「バラエティの新台」なんかが該当するかと思います。

多台数機種がここに入ってしまうと、お客さんは離れてしまいますからね。

今の台だと、海と無双は「花形」だけど、韋駄天と漆黒は「金のなる木」みたいなお店もあるかもしれません。

他台数機種の中でも、「取る」「取らない」の役割分担を決めている感じです。

こういったトコで利益確保ができれば、新台のバラエティにもちょっと出玉を供給できますからね。

■負け犬とは

最後は負け犬です。

っていうか、負け犬とか問題児とかネーミングに難ありですが、ホントにマーケティング用語でこういう呼び方をするんですよね。

ええっと、それで。

負け犬とは、利益取れるけど稼働しない機械のことです。

ジワジワと稼働下がってきちゃったから、取りあえず利益は取りつつ「問題児」にはならないように気をつけるポジションです。

リゼロとかは典型的な事例ですね。

店のPPM分析すれば勝てる機種が分かる!【かもしれない】

と言う感じで、お店のパチンコ台はテキトーに出す・出さないを決めているのではなく、稼働や全体のバランスから逆算しているのです。

しかし、残念なことにこのPPMもうまく行かないことが多いです。

・全然出したくない沖ドキや凱旋が止まらない

・マイジャグの⑤で合算が1/200とかなってる。でも⓺入れるのコワい

・絆・番長のオール④とか秒で捨てられてる・・

このように、ある程度PPMを意識して「出す・出さない」の機械を決めているのですが、なかなか稼働と利益を相乗させるのは難しいですね。

台が多くて稼働がある機械なら、店は花形に持っていきたい

それでも、基本的に「パチンコ店は効率的に稼働をあげたい」と考えていますので、台が多い機種から甘く使おうします。

なので、お客さんからしたら、負けにくいのは多台数機種を狙うというのは間違いないと思います。

もし、これらの機械が甘くないのだとしたら、直近で「問題児」が多発して利益が取れていないのでしょう。

そういう店は、稼働を上げたい機械に割ける利益が、稼働がない機械に取られてしまってるので仕方ないです。

しかも、こういう現象はそもそもの稼働が低い弱小店で起こりやすいです。

リルム
リルム

稼働が低いとどうしても利益のブレ幅が大きくなってしまうのと、誤爆の赤字をカバーしきれないということは弱小店あるあるなのですよ。

なので、20台あるハナハナが全然出てない。

というお店は、多くの問題児に利益を喰われているがゆえの営業なのかと思います。

と、こんな感じで店の状況を見ていくと、今日は出るのか出ないのかとかが予想できたりできなかったり。

店に来た時、データランプを見る人は多いと思うんですが、少なくとも直近1週間の出方をなるべく多くの台でチェックできたら勝率は上がるかもしれません。

間違いなく言えることは、「バラエティはハイエナ以外で打つ価値ナシ」ということでしょうかね。

それではまた。

コメント