こんばんはリルムです。
世の中には紛らわしいものが存在します。
例えば、パッと見の名前が似ているせいで間違えやすい人。
ややこしや~
ということなんですが、今回はなぜこの2人の名前が紛らわしいと感じるのかについて詳細を追ってみたいと思います(‘◇’)ゞ
「八田亜矢子」と「矢田亜希子」見間違い問題について
■東大卒の美人タレント「八田亜矢子」さん
■美人女優「矢田亜希子」さん
お二人とも美人であるという点を除けば、カスリもしない別人です。
しかし、ご覧の通り名前が似ているせいで、ニュース番組なんかでこの方たちの名前が出た時に「あれ?」となってしまう人は多いようです。
個人的な見解だと、「八田(上)さん」よりも「矢田(下)さん」の方が知名度が高いので、八田(上)さん系のニュースが出た際に混乱を招いているような節があります。
*画像は八田さんが出産したというおめでたいニュースです。
このように、おめでたいと言ってる側から「見間違い」というKYなコメントが出ています。
八田亜矢子(上)さんにとっては、見間違いだろうが何だろうが余計なお世話に他ならないんですが、一般人からすると見間違うのも当然です。
八田亜矢子
矢田亜希子
ご覧の通り5文字中3文字が被ってます。
で、場所は違いますけど「矢」という文字も入っていますので、通算80%ほどのテキストが密となっているのです。
これらのテキストを瞬時に解読できる能力は、現段階ではAIにしか出来ないとされています。
つまり両者の違いを認識するというのは、今後のテクノロジーの課題と言えるのです。
ちなみに私は「矢田亜希子さん(下)」が、「ぼくらの勇気未満都市」というテレビドラマに出ていたのを見てましたので、両者の違いを瞬時に見抜くことが出来ます。
見間違い問題が起こる理由
さて、見た目が紛らわしいとうことですが、なぜこのような現象が起きてしまうのかというと、ヒトは文章を読まないからです。
このブログもそうだと思いますが、スクロールしまくって流し読みしていると思います。
他にも本やメールもそうだという人が多いのではないでしょうか。
ほとんどの人が高速で文字列を読み流しているのです。
タイポグリセミア現象
なぜほとんどの人がちゃんと文章を読まないのかというと、ヒトは文章をちゃんと読まなくても、内容を理解したり予想しながら読み進めることが出来るからです。
タイポグリセミア現象というのを聞いた事があるでしょうか?
文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象である。(Wikipedia)
どういうことか具体例を抜粋します。
冒頭から「こんちには」と誤った文章になっていると思います。
しかし、誤った単語にやや違和感はありますが、流し読みをしていても内容を把握することはできます。
タイポグリセミア現象は、
「ヒトは文字が入れ替わっても正しく読めてしまう」という解説になっていますが、
逆を言えば「ヒトは文章を読む際に細かい所に気が付かない」と言い換えることもできます。(それよりもスピーディに全体像を把握したいんですね)
今回の例に当てはめると、
「八田亜矢子」
「矢田亜希子」
ほとんどの人は最初の文字を無視して、ほぼ同一の文字列として認識してしまうんでしょうね。
(脳内)・・田・亜・・子=矢田亜希子だ!
ちなみに、このタイポグリセミア現象を逆手に取って、広告宣伝をしている企業もあります。
わざと読みにくい文字列を使って、印象に残そうというわけですね。
人は文章を読まない←これが前提
このように人は毎日多くのテキストを見ていると思うのですが、しっかり読んでいるかというと怪しいですね。
特に長文になればなるほど情報は伝わりにくくなっていると思います。
LINEが連絡手段として効率が良いのは、タイムリーに短文でやりとりできるからです。
当然相手は理解しやすいはずです。
対して、メールでの指示や業務引き継ぎ書なんかは最悪ですね。
私自身、上司からのメールは流し読みをして報告漏れをすることがありますし、部下への引継ぎもうまく伝わらないことがあります。
伝える側の書き方の問題だと思うのですが、「ヒトは文章を読まない」というのを前提で書いていかないと、伝わるものも伝わらないですね。
一言一句しっかり読むものなんて公文書くらいで、基本的にみんな流し読みです。
月間150億PVのヤフーで、これほどまで「見間違い」報告が出ていることから今回の記事に至りました。
とういことで、私はもっと読れまる記事を書いていまきす。
ご清聴ありがうとございしまた。
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