パチンコの将来は絶望だけか「なくならないけど変化は必要」

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こんばんはリルムです。

パチンコって将来的になくなってしまうのか。

こういった不安に駆られている人も多いと思います。

パチンコが趣味の方もそうだし、そこで働く従業員もそうでしょう。

楽しい娯楽のはずなのに、世間の目は厳しかったりします。

ディズニーランドは「夢の国」いや、だったらパチンコ屋だって「夢」あんだろ!

て話なんですが、世間の目は厳しかったりします。(冗談が通じない)

ということで、今回は店長として5年~10年後のパチンコ業界の将来ビジョンを書いていこうと思います。

パチンコの将来は絶望だけか

もともと業界にとって2020年はピンチの年と考えられてきました。

その理由としては「5号機の撤去」があったからです。

2018年の10月から6号機が出始めて、2019年の後半は6号機ばかりでした。

しかし、これと言って長期稼働する機械がなく、リゼロのように一時的に貢献した機械はあったものの6号機がスロットの主役になれるとは到底予想できなかったのです。

つまり「6号機はクソじゃねーか!」

なので、あらかじめ認定を取っていた5号機の終了(2021年1月31日)から先は、どう考えても稼働や売上が下がるであろうと考えられていたのです。

コロナという完全な誤算

そんな中、想定よりも早くに絶望がやってきました。

今も続いているコロナショックです。

パチンコ業界に限らずの話ですが、稼働が下がるどころか店を開けられないという「強制売上ゼロ」の異例の事態になりました。

これによって閉店・廃業したところも出てきたほど、ダメージは大きかった模様です。

認定機がなくなったら閉店しよう・・・と考えていたところが、早い段階で店を閉めることになったのだと思います。

パチンコ業界の弱点は3つ

と、そんな中でふと今回のコロナの影響で感じたことがありました。

パチンコ業界には致命的な弱点があることです。

パチンコ業界の弱点

・客が店に来なければいけない

・現金を使っている

・世間からオープンな世界と思われていない

客が店に来なければ終わり

コロナの渦中で流行ったのが、ゲームと動画とオンラインサービスです。

具体的には

■あつまれ動物の森

■YouTubeとかアマゾンプライム

■オンライン飲み会、会議

などなど、これらの良い所は全てが自宅でできることです。

当然そういったサービスを提供しているところは儲けたわけですが、今がそういうインターネットの時代なので、コロナに関係なく広がる市場だと考えられます。

対してパチンコ業界は、人間が行き来しなければ成り立ちません。

交通、天候、社会情勢といった外的要因に左右されるビジネスです。

しかも、オンライン化できるような柔軟性は極めて低いです。

パチンコ店が動けない状況の中、メーカーやライター、イベント会社などの取り巻く環境も全てストップしました。

弱点としか考えれませんね・・・・

現金を扱っている

今の時代、人々は現金を使わなくなりました。

スマホ決済やカード決済がほとんどです。

出典はコチラ

上の図のように日本は世界で見てもキャッシュレス決済が遅れている国です。

GDP世界3位の日本ですが、テクノロジーが進んでいるかというと微妙なんですね。

パチンコ業界は遅れてるも同然です。

再プレイ以外は現金遊技しかできませんし、ユーザーの年配支持率が高い以上キャッシュレスが進みにくいのも課題です。

要するに世界のトレンドに逆行しないまでも、停滞を余儀無くされている状況です。

世間から冷たくあしらわれている

これ・・・一番痛烈に感じましたねw

大阪府知事の「店名公開」に始まり、小池都知事の「東京全店休業圧力」

これに乗じた人たちがSNSを含むメディアでパチンコ業界を批判しまくっていました。

まあ批判のない業界なんてなかなかないですが、政権を握っているひとたちが「潰そう」と考えていることは分かりました。

それに加えてあの世間の騒ぎようですから、現実的に考えてこれほどアンチがくすぶっている業界で発展は難しいでしょう。

パチンコ業界が変わらなくてはいけないこと

パチンコ業界はガマンとか今は耐える時とか言われてますけど、それっていつまでなんでしょうね。

耐えたところで、世界は変化してますし客離れはと市場の縮小は止まりません。

耐える=停滞となってしまっては今後の発展はあり得ないと思います。

ナニか変えていかなければならないんですが、果たしてどうすれば良いか・・・

妄想しかできないけど・・

大口を叩いておきながら、業界の今後は分かりません。

現実的には

①メーカーに機械代のコストをガッツリ下げてもらう

②パチンコ店は薄利多売を行う

③来店客・遊技人口の増加

④キャッシュレス導入などの設備投資

⑤カジノと融合・オンライン化(妄想)

と言う感じで、ラストは妄想になってしまいましたが、まずはパチンコ=金のかからない遊びというのを今一度定着しなおすべきかと思います。

今は遊技台1台あたり50万近くしてますからね。

それが稼働貢献しない台だったとしたらボッタ店が増えるのも当然の流れ・・。

まずはここから改善していってほしいと思います。

法律の変化がほしい

社会からのバッシングの中で、多かったのが「違法」「賭博」「グレー」「癒着」といったワードです。

パチンコの定義や法的な位置づけと社会の認識がズレていることが要因だったのですが、それならいっそのこと合法化という大義名分がほしいところ。

風営法の解釈がどうのこうのではなく、これが理由で社会からのイメージが悪くなっているのであれば、一つの産業として確立したものにした方が国のためになるはずです。

そうすれば、パチンコの「来店」という課題もクリアできる可能性があります。

オンラインカジノというものがありますが、あの発想は良いと思います。

(違法性の有無は別として)

世界がオンライン化してるのであれば、パチンコというアミューズメントもそこに参入する意味合いです。

これができたら世界が広がりますね(^^♪

だってよく考えたら、あれほど懸念していた沖ドキ!やCR機の撤去が鶴の一声で緩和されたんですよ?

だったら業界の足かせになってる「規制」をもうちょっと変えてってくれれば瞬時に業界は息を吹き返すでしょう。

パチンコ業界はなくなるのか・・・

色んな話をしてきましたが、すぐに何とかなる話ではありません。

それよりも先に業界が干からびてしまうことも考えられます。

ただ、5年~10年というスパンでパチンコが消滅することはないでしょう。

20兆円の産業をこの期間で解体するのは難しいという理由です。

ただ、このままでは店舗数は減るし、業界人の給料は減るし、ユーザーの勝ち額も減ります。

そこらへんは法律が変わってくる(良くなる)と個人的には思ってますが、一つの転機として「カジノがどうなるか」というのがポイントです。

ここら辺もキナ臭い話なんですが、例えば中国のカジノ企業が参入してきて日本でカジノマネーをゲットしたら、パチンコ法人買収しまくるんじゃないかと思ってます。

そうすると皆さんの投資したカネが間接的にチャイナマネーになるわけじゃないですか?

日本政府は黙ってそれを見てないでしょう。

つまり、

パチンコ企業にがんばってほしい 

規制なんて緩和するよ

何なら吉宗1ボックスプレゼントするよ

と、このようIRの影響でパチンコ業界に風が吹くとにらんでいます。

こうなれば、無理にパチンコをオンライン化する必要はありません。

オフラインはパチンコ・カジノ・テーマパーク

オンラインはストリーミング・ゲーム

みたいな住み分けができるからです。

じゃあこれからどうすれば良いの?というと答えは

カジノと法律緩和まで「今は耐える時期」なんでしょうね。

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