海外NFT市場のパターンを解説【Collectibles】

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こんばんはリルムです。

NFTに興味を持って、とりあえずOpenSeaまで来てみたものの、いまいち何なのか分からないという方向け。

例えば、こういうヤツ。

サルの絵が並んでいるだけなんですが、2021年10月時点で一番安い作品で、おひとつ「35ETH」

日本円で、約1400万というぶっ壊れた世界になっています。

上記のアートは世界でもトップレベルの、ボア―ドエイプ(Bored Ape Yacht Club)というプロジェクトでして、全部で10000点の作品というか、デジタルの猿で成り立っています。

今回は、こういった海外のNFTでよくある「10000点のユニークな○○」みたいなプロジェクトについて解説していきたいと思います。

Bored ApeのようなCollectiblesアートの作り方

まずは、こういったNFTの作り方です。

これらは「ジェネラティブアート」と言われていて、手作りで描かれているものと少し違います。

例えばコチラのサル

所有特性たるものが存在します。

・背景

・服装

・毛皮

・目

・アタマ

・口

どうやら、このサルたちは上記のカテゴリーの中から抽出された特徴を持つようです。

つまり、それぞれのカテゴリーからピックアップされた特徴を組み合わされたアート作品というわけです。

ボア―ドエイプで言えば、これらの特徴がそれぞれ異なった10000体のサルが売買されているということになります。

ジェネラティブアートの作り方

で、気になるこういったアートの作り方なんですが、具体的にツールを作ってくれた方がいるのでこれを使うのが早いと思います。

ジェネラティブNFTジェネレーター
ジェネラティブに画像を生成できるNFTアーティスト支援ツールです。

たぶんこれでイメージが湧くのではないでしょうか。

これによって自動生成された10000のアイテムが取引されているってワケですね。

各パーツの作成に関しては、アイビスペイントとかを使えば良いと思います。

やり方記事はっときます→NFTアートの最も簡単な作り方【知識ゼロから売り出すまでを解説】

海外のNFT事情は大半がこれ

こんな感じで、今の海外NFT市場で上位にランクインしているものは大体がこのパターンです。

音楽とか動画の分野は分かりませんが、とりわけデジタルアートの「コレクティブル」というジャンルにおいては。

・DOODLES

・CyberKongz

・Cool Cat NFT

・Sneaky Vampire Syndicate

などなど。

見ていると結構面白いですし、なんとなく海外で流行っているNFT市場というものが見えてきます。

多くは擬人化した動物などをモチーフにしたものが多いような気がします。

人気になるジェネラティブアートの特徴

とはいえ、テキトーに絵を組み合わせただけでは、なかなか作品の買い手はつきません。。。

というのも、海外で人気のアート作品はプロジェクトがしっかりしているからです。

・専用のディスコードコミュニティがある

・作品のプロジェクトの今後を示したロードマップがある

つまり、その作品を買うメリットのようなものがしっかりと具現化されているのです。

具体的には、

・同じ作品を持つ人達同士の連帯感

・ゲームやメタバース内のアバターなどの二次的価値

・希少価値による投機的な存在

このように、短期的にも長期的にも所有するメリットがあるものに人気が集まってきます。

なので、10000体の無価値なデジタルアートを生み出しても意味がなかったりするんです。。。。

やたらとNFTを生み出してもゴミになる!けど、可能性はゼロではない!

ただ、NFT市場もまだまだ始まったばかり。

特に日本では全く流行ってません。

なので、この領域に張っていくのは一つの可能性を感じています。

・投資的な立場

・クリエイター的な立場

この両方に可能性があると思います。

証拠として日本と世界を比べてみましょうよ

日本のNFT市場はまだまだ小さいです。

まずは世界トップの取引量はコチラ。

547000ETHなんで、今の日本円で大体2500億くらいですかね。(1ETH=45万)

いやいや、ただの画像の集合体でこのボリュームはカオスですね。

対して、日本人のトップでいうとCrypto Ninjaだと思うんですが、このプロジェクトの総取引量はコチラ。

145ETHなんで、7000万円くらいですかね。

海外の約1/3500しかないです。

まあ、コチラについては歴史が1カ月程度と浅いので甲乙つけがたいといえばそれまでなんですが、逆にいうと、日本のNFT市場が未発達であることが分かります。

ちなみに、ワタシも Crypto Ninja のプロジェクトは初期から見ているのですが、1カ月あまりでこの結果は素直にスゴイです。

今の日本でこの結果を出すには色いろと壁がありますからね。

これから成長していく日本のNFT市場は、もっと白熱していきます。

そうと分かれば今すぐ挑戦

ということで、この記事を見ているひとは少なからずNFTに興味を持っていると思います。

投資目的なのか、クリエイト目的なのかは色いろあると思いますが、とにかく市場に入ってみることが大事だと思います。

オープンシーやメタマスクにアカウントがない人はレッツトライ

今後はもっと簡単になると言われているNFT取引ですが、今はまだ参入が難しいです。

メタマスクの設定だけで1日試行錯誤しなきゃいけないですからね。

知識ゼロからのチャレンジは少々骨が折れます。

ただ、知識ゼロのワタシがオープンシーにNFTを出品してますからね。。

誰でも順を追って行けばできるようになります。

ブログブーム、YouTubeブーム、その次は間違いなくNFTです。

海外に負けないように、日本のNFT市場を盛り上げていきましょう(^^♪

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