こんばんはリルムです。
業界歴17年、店長歴7年でありパチンカーです。
今回はパチンコの台データ見ても意味ないよ。ということを伝えたいので、パチンコに勝てない人はちょっと読んでみてください。
今日打つ台をデータ見て決めてませんか?
多くのかたは、
取りあえずデータを見るけど、どの台を打てば良いかなんて分からない。
角台が出るってのは聞いた事があるから、そこから試しに打ってみよう。
昨日、一昨日と出てないから今日は出るだろう。
こんな感じで、実際パチンコ台を選ぶ理由って皆さん曖昧じゃないでしょうか。
「ナゼその台を選んだの?」
と聞かれた時に明確に答えられる理由がなければ、多分勝てないと思います。
もし勝てたとしても、たまたま投資金額よりも多くの玉を獲得できただけです。
今回はパチンコ台の成り立ちと本質的な所から話をして、ちょっとでも立ち回りの参考になればと思います。
パチンコ台の選び方~素人はデータを参考にしている
まずは、台データについてです。
パチンコはどの店にもデータ表示器がついていて、回転数や過去の大当りデータなどを見ることが出来ます。
あれをポチポチやってデータを見て台選びをしている人がいますが、パチンコにおいてはあまり意味がありません。
なぜなら、パチンコはスロットと違って当たる確率を店側がいじれないので、出てない台を意図的に出すことが不可能だからです。
出る台は何をしても出てしまうし、出ない台はとことん出ない。
なんてことはザラ。設定を変えて意図的に出せれば良いのですが、ここが確率の面白い世界。
いや、面白くないことも多々あるが・・・・
データ表示器を使う意味
そんなわけで、データ表示器をチェックして
「よし!そろそろ出そうだな。」
とか
「3日連続で出てるから今日はハマりそうだな。」
という「己の感覚」で打つ機種を選んでいる人は、その立ち回りやめた方が良いですよ。
確かに確率というのはどこかで収束し、1/319のミドルの台が1/100とか1/1000の確率で波が生まれることはあります。
でも、これって1日単位で収束することもあれば、1週間から1カ月経ってもメーカー発表値に収まらないこともあるんですよね”(-“”-)”
ようは、確率の収束は絶対に読むことは出来ないのですよ。
私も数字を毎日見ているので、ある程度「そろそろ」という感覚は掴んでいますが、確率なので分かりませんし、大きくハズすことだってあります。
なので、データ表示器の履歴やスランプをチェックしてパチンコ台を選定することは、理論上「勝ちやすさ」に繋がりません。
じゃあデータ表示器は何の意味があるん?
いやデータ表示器意味ないとか言ってるけど、どこのパチ屋にもあるじゃねーか!
という声が聞こえてきそうですが、
基本的にあれを使う理由は、その日に千円分の玉で何回回ったかをチェックするためだけです。
データ表示器がなかったら、自分の台が何回当たって、何回まわってるか分かりにくいですよね。なので、あれを使って千円スタートなど、自分の台を分析するのに役立ててください。
「回転数によって当たりやすいゾーン」であるとか、「単発が続いているからそろそろ確変が引ける」といった根拠のないデータの分析は無意味であると念頭においてください。
まあ、頭では分かっていても「そういうのを自分なりに見た上で台選びをして勝つ!」ってのが醍醐味なのかもしれないんですが・・・・
とはいえ、データを見ないと台選定も難しいでしょうから、そういったときは「サイトセブン」をおすすめしています。パチンコ・パチスト必勝ガイドにもデータ提供しているツールでして、パチプロや専業さん御用達のあれです。
パチンコ台の選び方~釘を見る
データでの台選定は根拠がないので、無意味だと説明しました。
それではパチンコの台選定で最も重要なものはなにかというと、「釘」です。
もうこれしかありません。
釘を見て、千円当たりのスタートが理論的に打っていればプラスになるという「ボーダーライン」と超えるかどうかをチェックするだけです。
今の時代、機種名検索でボーダーラインが調べられますので、千円当たり20回あれば理論上負けない。という台であればその回転数に近い優秀な台を選べば良いってわけです。
釘を見ることができれば勝てる理由
ちょっと話がそれますが、全国にいる打ち子グループで「エクセルジャパン」という人達がいます。
この人達は、設置されているパチンコ台でボーダーラインを超えている台を見極めてひたすら打ち続けて収益を上げています。▶エクセルの過去記事へ
過去記事にも書いてあるんですが、彼らは朝一打つ台を決めるにあたってデータを全く見ません。
見るのは釘が開いているかどうかをチェックするだけです。
彼らはプロの目利きですから、釘を見ただけでボーダーラインを超える台を見つけることが出来るのです。
で、1日打たれた台はほぼ赤字になります。
たまに負けることもあるのですが、特賞確率が1日で収束しなかっただけであって、こういう日の負け額も最小限にとどめているハズです。
この人達を知ってから、私はパチンコにオカルト的要素は一切ないと確信しました。
大事なのは千円当たりのスタート数です。
これがボーダーラインを超える台をひたすら追っかけていれば、パチンコは勝てるというわけです。
彼らはその台が前日10万発出てようが、ボーダーの回転数を超えてるなら喜んで打つはずです。
そしてしっかり勝って帰ると思います。
パチンコ台の釘の見方
それではどういった台が良い釘なのか、この辺について解説していきます。
①ヘソの釘
②ヘソまでに玉が通る道
ポイントは概ねこの二つかなと思います。
①ヘソの釘
パチンコ玉の直径は11ミリです。
釘の幅はそれよりも開いていることになります。
図の位置がヘソ釘になりますが、ここが目視で「開いている」という感覚になるのは12ミリ~12.5ミリです。
実際、1ミリの差って分かるもんなのかというと、分かりませんw
私は台を開けて毎日釘を見るので感覚はつかめている方だと思いますが、素人がガラス越しに見てもあまり良く分からないと思います。
もし調べるのであれば、締まっているであろうバラエティとか1円の台のヘソを見てから、開いているであろう海シリーズの釘を見れば、違いは分かりやすいかと思います。
わからなければ実際に打ってみるか、打っている人を後ろからさりげなくチェックして回転数を調べるということになります。
②ヘソまでに玉が通る道
図の赤枠の箇所です。
理想はヘソ付近まで玉が集まってくるのが良い台なのですが、ダメな台はヘソに行き着く前に下の方に落ちていきます。
これをチェックするのはヘソを見るよりも難しいのですが、良く見れば分かります。
玉を逃がそうとして「ハの字」に釘が開いているからです。
だからヘソ釘が開いているからといっても、こうした道の部分で玉が逃げていればパチンコ台は回らなくなります。
データを見る前にこの2項目をチェックして、回る台なのかどうかを確認するのが大事になります。
パチンコ台データから推測する
先ほど台データは無意味だとコテンパンにディスっておいて難ですが、スランプグラフは見ておいても良いかもしれません。
なるべく遡れるだけ過去のスランプを見てもらいたいのですが、これがなぜかというとその台の釘が開くか締まるかの予想に使えるからです。
特に釘が読めない場合は、1週間のうちに出ている日が多い台(機種)は釘が開かない可能性が高いとかそういった傾向を掴んでいくべきです。
私自身、基本的に赤字の台の釘を開けることはありませんので、5台くらいの機種であればデータチェックは可能かと思います。
さすがに40台のボックス機種の1週間分のデータを見るとかムリですからね。
なので、こういう意味ではデータ表示器をチェックする意味はあるかもしれません。
パチンコ台の選び方まとめ
パチンコ台の選び方については以上です。
非常にシンプルですが、当たり方が胡散臭いとか確率通りにいかないという理由でオカルトや遠隔といった話の方が蔓延してしまっています。
攻略打法や詐欺も実際にありますので、パチンコ=インチキというイメージがついてしまいました。
そういうイメージが強いためにこうした本質が語られないのですが、「良く回る台を打つ」「回る台を置いている店に行く」これしかありません。
各機種のボーダーについては優秀なサイトが多数ありますので、そちらを参考にしてみてください。
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