こんばんはリルムです。
何やらキナ臭い事件が発生しましたね。
釘問題を逆手にとって、パチンコ台の釘を明らかにアケシメしているお店を恐喝するというものです。
さて、ホール側としては「明日は我が身」といった案件ですが、実際のところどう対処するのが正解だったのでしょうか。
釘曲げの疑いで脅迫された時の対処法
まず、前提として「パチンコ台の釘を動かすのは風営法違反です。」
しかし、前提として「全国のパチンコ店がそれを承知で釘を動かしています。」
理由は簡単で、そうしないと儲からないからですね。
出したり出さなかったりの波がお客さんにとっては面白いのであって、出しすぎも出さなすぎもNGです。
出しすぎは店が破綻してしまいますし、出さなすぎはお客さんが来なくなってしまいます。
そこで、パチンコというのは歴史的に釘を調整しては客を呼び込み、最終的には儲けを出すというやり方になったのです。
釘問題が騒がれる前からこのルールは変わってはないんですが、以前よりも「やりすぎないように」というのが念頭に置かれるようになっただけで、「やる」こと自体は変わっていません。
つまり各パチンコ法人の認識は
「バレないようにやれ」
「騒ぎにならないようにやれ」
ということであり、「風営法違反だからゼッタイにやるな」という指示はどこもだしてません(たぶん)
釘問題を逆手に取った脅迫
で、今回問題になったのはこの二つです。
通報によって釘を動かしたことが判明し、営業停止になった店が出た。
背景に「通報されるか金を払うか」という2択を迫られる恐喝事件があった。
ネットから拾ってきた情報なんで信憑性は確かではないですが、気になるのは恐喝の方です。
パチンコ台の釘を動かす=遊技台の無承認変更
ということで、「釘問題から営業停止」になったお店は全国でも噂が出ていました。
参考記事:▶キコーナ姫路店の営業停止詳細
しかし、いずれのケースも今回のような「恐喝」というフレーズは出てきいません。
金品の要求ではなく高設定の情報であるとか、放出日を聞き出す程度のことはあった可能性はありますが、表ざたになっていないだけか。
あるいは、恐喝されたところで店側は知らぬ存ぜぬで押し通してきたため、実害がなかっただけかもしれませんが・・・
なので、今回のように恐喝に応じてしまって「店側が示談を持ちかけたが、輩側が拒否して通報した」というのはちょっと考えにくいかもしれません。
自分で釘調整を認めてしまってるようなもんですので。
しかもそういった輩に示談交渉したところで、この先もヨワみを握られることは阿呆でも分かると思います。
事件の詳細はもっと複雑なのかもしれませんが、相手がだれであっても店側が釘を動かしているなんてことは簡単に認めるわけがないです。
「オイオイ、パーラーリルムさんよ。」
「この無双の釘どー見ても曲がってんだろうよ。」
「証拠で1週間分の写メあんだけどコレ警察持ってって良いの?」
「ハハ・・偶然だねえ」
「コッチの義風も横っちょの穴に1個も入らねえからおかしいと思ったら玉挟まっちゃったよ」
「もしかしてこのお店釘触ってんの?」
ウルセーぞ!このダボハゼがぁ!!
釘なんて触ってるワケねーだろ!!!
ガチで釘曲げによる脅迫をされた場合
そうは言ってもお店からしたら
ー「通報」ー
中でも風営法違反で無承認変更系の騒ぎは是が非でも避けたいものです。
少なからず釘を触ってないということはありえませんので、恐喝で訴えようにも捜査が長引くとそれだけリスクが高まります。
その先の捜査のさじ加減は、警察の心元に託されるわけです。
恐喝とは別に釘問題を掘り下げられたらたまったもんじゃありません。
この辺は分かりませんが、その法人の噂とか過去の細かい違反や指摘事項、コンプライアンスの徹底具合にもよるかもしれませんね・・・・
もしウチがそういった輩のターゲットになってしまったら、
ひたすら否定してカメラの録画も全て消して何が何でも認めない!
ウチだけが取り締まりにあうのは納得できない!と言い続ける!
・・・と上層部が言ってました。
私もそれしかないと思います。
ただ、それでも捜査の手から逃れられなかった場合、組織として店長が切られるのは間違いないでしょう。
もし、気にいらないお店があるのであればマジで通報してみても良いかもしれません。
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