盆営業が終わって、ちっとは甘くなるかと思ってパチンコ店を徘徊してたら、ディスクアップでREGを1回引いて-15Kという地味な痛手を喰らったリルムです。
さんざん立ち回りについて講釈垂れてきたのに、いざ実践をしたら1時間余りで返り討ちにあいました。
腹いせにブログを更新したいと思います。
さて今回はホールを回っていて感じたことです。
最近のお客さんってパチンコしながらスマホをずーーーーっと見てるじゃないですか。
あれって何を見てるか気になりませんか?
例えばスロットでゾーンとか設定差を見るとか、パチンコでもボーダーや演出期待度を見るってんなら分かるんですが、打ってる間ずーーーーーっとスマホを見てる人がいるんですよね。
そこで、私は得意の「絶」を使い、スマホ中のお客さんの背後から画面をリサーチしてきました。
もはやどっちが娯楽か分からない
かつてパチンコは大衆娯楽として、人々につかの間の楽しみを与えてきました。
当たりはずれで一喜一憂し、帰りに景品と交換して帰るってのが、日本のおじさん達の遊びでした。
しかし、時は20XX年。
パチンコを打ちながらスマホを片手に、皆ゲームやマンガを読み漁っている始末。
両手を使って器用にダブル娯楽をしているのです。

本来ならば、パチンコ玉を目で追いながらリーチの演出を楽しんで大当りを目指していくってのがパチンコの楽しみなんですが、今や目線はスマホに釘付け。
スマホのついでにパチンコをやっているという感じです。
主にお客さんのスマホに表示されているのは、何かしらのゲームか無料マンガアプリです。
たまに動画やテレビを見ている人もいます。
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まあこっちとしては、打ってもらっている以上禁止にするわけにもいかないですし、そこで小役取りこぼしても自分の責任ですからね・・・
でもこの状況って業界にとってはかなりの脅威だと思います。
今まで遊技に熱中していた人たちが、徐々にスマホに引っ張られているわけです。
何なら、向こうに集中している時間の方が長いので、心はそっちの世界に入り込んでいます。
こうしてパチンコ離れが加速していくんでしょうね。
スマホに疎い年配客だけが残っていき、その人達の減少と共にユーザーの数も減っていくという流れです。
パチンコがスマホに勝つには
現段階で、パチンコがスマホに勝つ手段は一つだけです。
それは、勝負というスリルです。

スマホって便利で楽しいツールではありますが、パチンコの最中これに没頭している人って「ヒマつぶし」的な要素が大きい気がします。
要はパチンコの方が詰まらないんだと思います。
でも当たったら嬉しいし、金も増えるかもしれないから取りあえずやるっていうスタンスです。
しかし、パチンコにはスマホでは味わえないリアルな勝負があります。
メーカーも店もここらへんをもう少し頑張っていって、スマホを手放してでもパチンコに集中してもらえるような環境を作らなければなりません。
今でも熱いイベント日って、だらだらスマホなんて見てないで座った台で皆ぶん回すじゃないですか。
日常でもああいう光景が欲しいですよね。
店への期待と勝負しているっていうあの感覚があれば、スマホなんか見向きもせず遊技してもらえると思うんですけどね・・・
業界人の誰かが薄利多売をやり始めないとマジで共倒れになってしまいます。
裏切りナシで業界全体でユーザーへの還元からスタートしたらどうでしょうか。
ディスクアップみたいな台も設定2はバンバン使うみたいな世の中になってほしいもんです。
そうすれば今日の15000円負けはなかったかもしれません。
思い出したらムカついてきました。
ウチの店では設定1(リセットはする)で赤字なのに、打ってみるとウンともスンともビタッとも言わないので、心が折れて帰ってきました。
朝一バックライト全消灯してるディスクアップに誰が座るというのですか。
マジでこういう所から改善していきませんかね。
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