こんばんはリルムです。
私の系列店の店長で、過去にうつ病を発動した人がいました。
パチンコ店長は激務・キツイってのは聞いていたけど、うつ病になるレベルなの?
世の中には色んな店長がいますが、実は「うつ」になりやすいかどうかはその人の性格によります。これはパチンコ業界に限った話ではないです。
店長といえど、所詮人間ですから追い込まれたら精神を消耗します。
今回私が言いたいのは会社員がNGとか、組織に属していることがNGとかそういうことではありません。
組織でがんばってる人ほど空回って「うつ」を発動する。
という例があったので、そうならないようなメンタル管理を行ってほしいという話です。
これを読んで当てはまるヒトは「うつ」の危険アリ・・・あるいはこれから店長を目指そうとしているヒトはそうならないようにしてください。
うつ病になったパチンコ店長の話【会社への忠誠心は必要?】
今回「うつ」になった店長の事例はこんな感じでした。
・性格はマジメ。
・ルールはゼッタイ。規律や規則は徹底させる。
・会社の上層部からの評価をメチャクチャ気にしている。
頭の悪いヒトではないのですが、マジメであるがゆえ結構ガチガチに隊列を組んでしまう人でした。何というか、例外を認めない体育会系っぽい方です。
そして、大事なのはこの部分。
・会社の上層部からの評価をメチャクチャ気にしている。
どうやら精神に致命傷を与えたのはココっぽいんですよね。。。
最終的に、職場でため息しかつかなくなり、しまいには無意識に涙が止まらなくなったそうです。
会社への忠誠心はそれほど重要なのか
会社というのは組織ですから、経営者がトップにいてその下に我われのようなサラリーマンがいます。
そして、そのサラリーマンたちがせっせを業績を伸ばすことによって会社は成り立っています。
せっせと働いて業績が伸びて → 年収が上がる
全ての会社でこの現象が起きれば良いですが、まあ、お分かりの通りムリですよね。
会社は結果が出なければ、その過程でどれほどがんばっていても評価しません。
これは結果が出ていない以上、「がんばった」という事実が数値化できないので仕方ナシです。
この「がんばった」というコスパ無視の労働をしてしまうことが「忠誠心」といえますね。
そこで、我われは身を削ってまで会社に忠誠心を持つべきなのか。
続けて語っていきます。
会社に忠誠心をもってがんばるとしても100%の没頭は危険
今のパチンコ店で会社に忠誠を誓い、全てを正当化して仕事だけに没頭するのは「思考停止」と一緒です。
がむしゃらになって働くと成長する
これも間違いではないですが、果たしてその会社で成長したことが社会に出て必要とされるかというとクエスチョンです。(手に職や資格がないパチンコ店ならなおさら)
入社したての社員であれば、この「がむしゃら」がスキルアップと給与アップにつながりますが、上に上がれば上がるほど「評価」と「つぎ込んだ時間」の関係は曖昧になってきます。
今の状態で給与が上がり続けて、豊かな生活ができて、プライベートも充実していく。
こんな未来が確実なのであれば100%没頭してコミットすればOKだと思いますが、大勢の中間管理職はそうなりません。
ただただ、がむしゃらに時間を投資しているだけであれば、それは思考停止なだけです。
逆に会社に依存してるだけじゃないですかね。
組織が成り立っているのは従業員の積み重ねた「消耗」
・業績を上げるために何かを犠牲にして必死になる。
・時には本能に逆らってやりたくないこともやる。
実際は上記のような従業員小さな「キズ」の積み重ねで組織が成り立っている所は多いです。
上層部の機嫌を損ねてはいけない。。。
業績が上がらなかったら何と言われるか分からない。。。
今回うつ病を発動した店長は、こういった考えから自らの「キズ」増やしていったのでした。
(マジメであるがゆえの自傷行為とでも言いましょうか。)
会社への忠誠心が強すぎるばっかりに、業績が悪いとネガティブになってしまい必要以上に精神をすり減らしていたようです。
責任感は大事だと思いますが、業績や評価を気にしすぎて精神を病むのは本末転倒ですね。
業績や評価が伴わないのであれば、素直に「挑戦した業務が自分の力量を超えていた」と判断して能力を培うために勉強し直すか、酒を飲んで一旦忘れる方が良いです。
この判断を誤るから、そのギャップで「うつ」になるんと思います。あきらめは肝心。
(「うつ」になった店長を勝手に分析した結果です。)
会社で言われがちな「オレがやります」精神
とはいっても、積極的な姿勢はどこに行っても評価されると思います。
「オレがやります!」「オレにやらせて下さい!」
根拠がなくてもこういった「根性論」は経営する側からしたら、おお!響くものがあるはずです。
特に店長をやるヒトであれば、自信や能力がなくても「ヤル気」がある人の方が抜擢されたりしますので、ある種の「勢い」みたいなのは大事なのでしょう。
しかし、自分の身の丈を超えて挑戦して、結果的に精神を崩壊させるのはどうかなと・・・・
「オレががんばればなんとかなる・・・」
「誰かがやらなきゃいけない・・じゃあオレがやろう」
これも評価を気にしすぎるばっかりにいつの間にか心身ともにムチを打ってムリしている状態です。
こここが「踏ん張りどころ」と頑張れれば良いですが、界王拳は長く続きませんよ。
・・・組織を批判しないつもりでしたが、批判みたいになってしまいました。
会社へ100%の忠誠は誓わない。余力でリスクを回避する
今回の様に会社に忠誠を誓い、仕事に没頭したせいで「うつ」になった店長がいました。
メチャクチャがんばっているハズなのに、結果が出ないばかりに評価されない。。。。
・がんばり方が悪い。
・がんばっている方向が違う。
理由はコレなんですが、会社に忠誠を誓っているがゆえ周りが見えなくなっています。
これが危険な思考停止の状況ですね。
そして、迷走した結果パワーゲームの根性論にシフトして始まるのが「界王拳」です。
「オレががんばればなんとかなる・・・」
「誰かがやらなきゃいけない・・じゃあオレがやろう」
界王拳使って身体を酷使してもベジータが全く倒れなかったら、孫悟空ですらうつ病になってますからね。一般人がマネしちゃダメです。
生きるために本業はがんばるべきですが、豊かになるためには余力も必要です。
私もまだ本業を続けていますが、忠誠心だけのサラリーマン思考は捨てつつあります。
それよりも余力のウエイトを上げたいので、さっさと仕事を切り上げてブログの執筆をしています。
その他にも個人で稼ぐ方法なんて今は色いろあります。経験は不要です。
会社依存から最初の一歩を踏みだすかどうかです。
▶副業での収益は出つつあります。【副業】ブログの始め方~個人で稼ぐ時代を経験してみる
ブログ執筆やWEBライティングの知識が少しでもあれば、会社への忠誠は徐々に小さくできますからね。
精神的な安定の方を優先して、私はサイドビジネスに特化し始めました。
まずは良く言う「社畜」という人種が、実は自分なんじゃないかと気づくべきです。
・気づいたら胸のドキドキ止まらない。
・ため息ばかりついている。
・無意識に目が潤んできた。。。
それ、忠誠心早く捨てなきゃダメですよ。
コメント
お疲れ様です♪
∠ ̄^ ̄)o
私は……
実はドロップアウトしました。
今の仕事は
もともと○年前に正社員で入社しましたが
元来、他人の責任を負えるほど立派な人間とは自負していなかったせいもあり
職位が上がる事を頑なに拒否し続けていました
しかし、極端な理系だったせいもあって一部ですが専門的な能力に秀でていた為、上司から昇進を打診されました(この記事で言う、会社の期待に応えるか?という部分と類似した要素です)
サラリーマンですから人事に抗えばやはりそれなりでして、神経の太い私でもさすがに居づらくなりました
とは言え、他人の責任を負う、それを拒絶したい念はどうしても譲れなかったので、当然ですが責任在る立場にはなりませんでしたし、居づらくなった責任を取って職を退きました
この記事に書かれている内容そのものですが
昇進などで職位が立派になればなるほど、自分以外の責任をもたくさん負わなければならなくなり、その責任が蓄積すれば自分では予測も理解も出来ないストレスなどの負の要素と向き合わなくてはならなくなるのでしょう
私は自身のキャパシティやアビリティの矮小さを(残念な事に)認めて生きてきたので、幸いにも自分の能力を超える責任を負う事を安易かつ軽率に拒絶する事が出来ました。(それが出来なかったら、私も少なからず自分では受け止めきれないストレスなどに悩まされたのでしょう)
私が責任からドロップアウトした事は恥なのかもしれませんし、実際私自身は恥だと捉えています
しかし
責任が重くなって身動きがとれなくなってしまう前に、決断が出来た、そのもともとの潔さを携えていたことは幸いだったとも思います
名声あるいは責任が膨らめば膨らむほど
自由が失われ、がんじがらめになる
責任から逃げてドロップアウトした私が賢いとは全く思いませんが、自分の装甲の限界に気付かないほどの責任との対峙から、精神の磨耗や疲弊をする事は決して人生のプラスにはならないのだとも考えます
今、そのドロップアウトした某企業に寄生してフリーランスとして専門職に携わっている私ですが
実質自営なので責任や負担は大きいです
ですが、それは私が私に課した責任や義務であり、他の負担を突然充てられてしまう事は一切ありません
自分の限界と向き合って出来る限り努力をすれば、能力が低ければ相手にされなくなるだけで、その時に訪れる結果は健全かつ当然の始末です
言い換えれば【まさに資本主義であり民主主義の在るべき姿】です
今に至るまでの私の選択は
正直言えば、あるいは日本人の仕事に対する美学を鑑みれば
【自分勝手】だったかもしれません
私の人間性がもう少し良ければ
昇進して人の上に立つ立場になったほうが良かったのでしょうが
一方で、(自分で自分を恥だと評価する)今の私が最良の状態なのかもしれないとも思う自分が居ます
責任との対峙
人それぞれでしょうし
その時どきで違う
結論が出ませんね……
(精神的に健全でいられている、それだけは間違いなく幸せなのでしょうが)
びよりさんお疲れ様です。
自営に転職なされたのですね。
昇格して責任を持つ立場になるのもやりがいですが、やはり自営には勝てないと思います。
結局会社員で責任取ると言っても、減給、降格、異動、退社。
このどれかですからね。
でも自営で責任取るってことは、ヘタしたら借金とか破産とかマイナスになって
ガチで死ぬ可能性が見えてきます。(今の日本で無職だからって死ぬことはないですが)
まあそれを考えると、会社員のクセに偉そうにあーだこーだ言ってる私はまだヌルいんですけどね・・・