こんばんはリルムです。
パチンコ店の社員になったけども、この業界って将来性あるのか。
という疑問について解説します。
答えを言うとタイトルの通り、「残念ながら将来性はない」ですね。
理由は単純に「パチンコ業界の市場が縮小しているから」です。
詳しく書いていきたいと思います。
パチンコ店の社員に将来性はないのか
パチンコ店の社員に明るい未来はありません。
まず、今の日本はパチンコ市場の縮小に反して物価が上がっています。
要するに給料が上がらないのに、生活費は上がっているんですよね。
なので
「これからパチンコ店の社員になろう」
「パチンコ店の社員で店長を目指そう」
ノープランでこういう考えを持ってるだけの人は危険ですよと伝えておきたいです。
・自販機のジュースは100円だったのが130円に。
・コンビニのおにぎりも100円だったのに120~150円に。
・ラーメン1杯1000円超え。
いつの間にかこうなってますよね。日常にジワジワ物価上昇が来てます。
この状況が何年も続いたらいつまで経っても生活は豊かになりません。
すでに社員として働いて3年とか5年経ってる人で、「何かカネ貯まらないな・・・」と感じている人にはイエローカードを出しておきます。
▶パチンコ店で働くデメリットも紹介しておきます。
パチンコ店の社員は金銭的な将来性が危うい
金銭面でちょっと深掘りします。
パチンコ店は時給・初任給は確かに高いんですが、その後の給料は勤続年数ではアップしにくいんです。
役職や等級的なものを上げていけばそれに順じて昇給もあると思いますが、公務員のように仕事を続けているだけでは給料はほぼ変動しません。
実際に私が入社した時から副主任という立場の役職者は10年以上昇格をしていませんので、ずーっと年収が変わっていません。
むしろヤル気がないとみなされて評価は下がっていますので、給与も下がっているかもしれません。
店長になれず、中途半端な役職のまま止まっている人がたくさんいるのは、半分の人が心折れてしまっているからです。
「どうにかなれば良いな」とは思ってるけど、取りあえず生活はできるから辞めないという心理でしょうかね。
新店よりも「閉店」が多いという現状
さらに、パチンコ店の店舗数は年々減ってます。
ということは、それだけ上位ポストに就ける可能性も下がっています。
単純に減ったお店の分だけ店長が消えているわけですからね。
多少がんばっただけでは、今後、新卒や中途で社員になった人が店長に就けるのは難しいのかな。
と言う感じです。
なれる可能性の低いポストを目指して今後何年も働くのですか?
果たしてその間の「停滞」に耐える意味がありますか?
新規参入がしにくい市場のため活性化しない
ここで、お店が増えていかない理由を説明しときます。
理由はパチンコ店の新店に投資するリスクを取りたくないのが一つと、もう一つは新規参入がないことです。
新規でパチンコ事業を始める会社は今の日本にはないです。
例えば、楽天やソフトバンクが入ってくる様子はないですよね?
もし、この業界にウマ味があって参入する価値があるのなら、カネのある会社や海外の企業が参入してきてもおかしくないです。
それがないってことは、その価値がないと判断されているわけです。
もし、中小企業でもドンドン参入してくれれば良いのですが、リスクが高すぎてどこもやりません。
結果的に業界は活性化せず衰退していきます。
風営法の変化で魅力的な台が減り、ユーザー離れが加速しているなんて聞きますけど、市場を大きく見れば
「パチンコの様な収益性の低いビジネスモデルは興味を抱かれない」
これが業界衰退の実態です。
パチンコ店の社員は「社会的地位」が危うい
続いて、パチンコ店の社員が置かれている社会的な立場について。
パチ屋の社員はクズ・バカ・底辺と言われがち。
このようにちょっと差別的な表現で叩かれます。
理由としては、パチンコ店で働く上で必要な学歴やスキル・資格がゼロだからです。
基本的に18歳以上であれば入社できます。(高校生はダメ)
また、その後も特別な勉強をしなくても、とりあえず役職になれたりします。
このように、どちらかというと勉強が苦手な人が集まりやすい環境がバカにされる要因なのかもしれません。
パチンコ店への世間の目は変えられない
東日本大震災やコロナウイルスの影響で起こったように、パチンコ業界への世間の目は冷たいです。
・ギャンブル
・借金
・依存症
・犯罪
これらのダークなイメージはどうしても払拭できません。
このことから、
「パチンコ店って人に喜ばれる商売じゃない・・・」
「世間的に恥ずかしいものなんだ・・・」
このように考えてしまって、気に病む社員もいるかと思います。
ここの考え方については人それぞれあると思いますが、私は店長を目指さないのであればガチで病む前にリタイヤで良いと思います。
店長の将来性も例外ではない
ここまで、社員の将来性は厳しいということを業界全体を踏まえて説明しました。
実は店長も一緒です。
今日明日にクビが吹っ飛ぶことはないと思いますが、まあ社員が厳しいのであればジワジワ立場が危うくなっているのは間違いないでしょう。
過去にはパチンコ店の店長といったら年収1000万とか、華やかな世界に映っていましたが今はそこまで高い給料をもらっていません。
今後は給料が上がる可能性の方が低いというのを十分見据えて生きて行かなければいけません。
ぶっちゃけ転職はいつでもできる準備をしてます
今後どうなるか分からないので、過去に自分の市場価値を調べてみました。
ツールはコチラMIIDAS(ミイダス) ▶ちくしょう!転職だ!
すると、割と高めの800万オーバーという結果になりました。
今から転職というのもナシではないのかもしれません。
それか、転職ではなく別の部署に移るという作戦もあります。
・総務部
・人事部
・開発部
今の状態からプラスで資格に勉強をすれば、たとえ資格が取れなかったとしても上記の部署で能力が発揮できます。
・総務部 →簿記・社労士
・人事部 →社労士
・開発部 →宅建
これらは取得が難しいですが、その分勉強する価値があります。
仮に資格が取れたなら転職でもメチャクチャ有利です。
特に宅建は不動産関係に行けますから、今後なくなることはありませんし、実際一番人気の資格です。
▶パチンコ店の仕事がつまらないなら資格GETをオススメする話
現実的なのはWEBマーケティングを学ぶこと
といっても、資格の勉強はやたら時間が掛かります。
私は簿記も宅建も勉強しましたが、本気を出さないと1年そこらじゃムリです。
合格点ギリギリ取るような効率的な勉強なんてありませんので、ハナから満点取る気で行かないと失敗します。
なので、私はWEBマーケティングの勉強が一番良いという結論に達しました。
ブログやユーチューブを通してWEB上に人を集める能力ですね。
これができると副業でカネを稼げますし、応用すれば本業のパチンコ店でも使える知識なので一石二鳥です。
ひとまず、このブログ執筆が一つの準備をというワケです。
同じ業界人だと楽太郎さん・クロロさん辺りは5~6年前からこれをやって成功しています。
【まとめ】パチンコ店の社員に将来性はないのか
というわけで今回は以上です。
長くなりましたが、冒頭の通りパチンコ店の社員に将来性はないです。
この意味は「最初の給料が高い」というだけでどっぷりと浸かっていると、あとあと動けないくらい無能な社会人になってしまいますよ。
という警鐘でした。
少なくとも全力で上を目指すか、自分で考えて行動しないと将来性なんてあるわけがないって話です。
周りにいる長い間中間の役職でいる人は、「徐々に待遇が悪くなりつつも辞めれない」という恐ろしい状態になるかもしれません。
まあ不安のない業界はないと思いますが、パチ屋に関しては今後もっとキツくなります。
これは確定です。
といっても5年くらいはまだ生き残りをかけて戦えます。
なので、それまでに何かの準備は必要なのかなというのが正直なところです。
とりあえず、ツイッターで情報共有しながら市場観察といきましょう。
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