こんばんはリルムです。
情報化社会が進み、パチンコ業界も変化しています。
例えば、パチンコ店の新台情報が知りたい時は、ピーワールドを開けばすぐにマイホームのバジリスク絆2の設置台数を調べることができます。
また、気に入った店舗の新台や取材情報が知りたければ、LINEやDMMのプッシュ通知に登録しておけば情報を厳選してGETすることが出来ます。
これらはすべてインターネットという情報化社会の賜物です。
最近では、パチンコ店の戦略も近未来型の情報ツールが使われたりしています。
顔認証システムでユーザーの分析を行ったり、ホール内でのユーザーの動きを調べるために顧客動線の可視化をしたりと、切り口は様々です。
今回はさらなるテクノロジーの発展によって、パチンコ業界がどう変わるかについて予想します。
予想というか、妄想が入り混じったギャグ記事をマジメに書いてみました。
それではどうぞ。
さらに進む情報化でパチンコ店の今後も次世代へ
以前、5Gになったらパチンコ業界はどうなってしまうのか。
こういったテーマで記事を書きました。
ユーザーがリアルタイムな動画を配信したり、パチンコ台で映画が見れちゃったりと色いろ便利になりすぎて「パチンコの価値」が薄れてしまうかも。
という内容だったと思います。
こうした5Gの影響もそうですが、発展した利便性の裏側では必ず懸念事項も出てき
ます。
パーソナライゼーション
最近耳にする用語で、パーソナライゼーションというものがあります。
この意味は、現代人が受け取る膨大な情報を最適化することです。
一人ひとりに合う情報を、適宜供給してくれるシステムなのです。
パチンコ店での例を見るとLINEやプッシュ通知がそれに似ています。
「新台入替」という膨大な情報を、「どの店が?」「何を何台?」といった個別のデータで受け取れるといった点において、「一人ひとりに合う情報」が提供されているからです。
これは一種の情報の最適化です。
しかし、今話題のパーソナライゼーションでは、現状のLINEで受け取れる情報システムのさらに上を行きます。
AI(人工知能)によって個人が求めるであろう情報を的確に「予測」して配信するというモノだからです。
LINEなどで自分から店の情報を追いかけなくても、自動的に自分が求めている情報を予測してそれら供給してくれるわけです。
過去の膨大なデータの分析から、その人が将来的に抱く未来の需要にマッチする情報提供をすることが出来る画期的システムなのです。
パーソナライゼーションによる利便性
もし、パチンコ店のプロモーションでパーソナライゼーションが進んだとしたらどうなるでしょうか。
◆受け取れる情報例
・指定したゲーム数で空台になった台情報が即プッシュ通知でくる
・マイホの店長が変わったらしいという情報がスマホの画面に流れてくる
・演出動画を送ると大当り期待度が瞬時に判明する
つまり、個人の欲する情報の履歴から適切と予想された情報をいち早くを受け取れるのです。
いちいちGoogleで文字を打ち込まなくても、期待値や大当り期待度などを各サイトからピックアップしたデータが送られてくるという感じです。
例えば店長交代の情報はツイッターやバクサイなど、期待値情報は各まとめサイトの情報の信憑性を比較した結果が受け取れるのです。
要するにAIが検索の検索をしてくれるのですね。
人々は受動的に必要な情報を収集できるので、「ググる」という行為自体がなくなるはずです。
パーソナライゼーションによる危険性
しかし「指定したゲーム数の空台情報」なんかが受け取れたら、ホールがカオスになること間違いないでしょう。
仮に
条件:「900G以上のGOD凱旋」というデータを登録していた場合、同じ条件で登録しているハイエナがわんさかと松風に乗ってホールの自動ドアを突き破ってきます。
もしかしたら
「ふふふバカめ。オレは念を入れて650Gで登録しておいたぜ。」
という忍魂なハイエナも出てくるかもしれませんね。
このようにデータがあまりにリアルタイムで流出してしまうと、ハイエナが大量発生してしまい群雄割拠のパチンコホールで血肉の争いが起こってしまいます。
もしかしたら、ホールへ行く道中で松風による煽り運転が二次的な社会問題になるかもしれません。
IoT(アイオーティ=モノのインターネット)
続いて「IoT」です。
これは「モノのインターネット」と呼ばれるシステムのことで、簡単にいうとパソコンやスマホ以外のものがネット環境になるということです。
例えば冷蔵庫がIoTになった場合、中の食品すべての賞味期限がスマホで管理できたり、必要なものを自動で発注することが出来たりします。
IoTの強さはこの「遠隔操作」できるという点にあります。
職場で休憩中にスマホで冷蔵庫をチェックして、「今日の昼はカレーだったから、夜はカツ丼用の材料を調達しておこう」といった遠隔操作が可能になるのです。
これによって、主婦が仕事帰りにチラシで厳選されたドラッグストアに行く必要が無くなります。
IoTの危険性
そんなこんなで、先に危険性から書いておきます。
勘の良い方はお気づきの通り、あえてこのフレーズを出しました。
「遠隔操作」です。
IoTによって大きなものから小さなものまで色いろとネットに繋がることができたら、パチンコ台もそうなる可能性があります。
あるいはそういった部品を台に取り付けることができるかもしれません。
そうなれば、ようやく落ち着いてきた「遠隔ムーブメント」が再燃する可能性が十分にありえます。
もちろん技術的に可能だとしても、風営法の観点からパチンコ台が遠隔OKになるわけがありませんが・・
一部のユーザーからは「IoTのせいで遠隔がひどくなった」などという逆風が吹き荒れるかもしれないですね。。。
IoTの利便性
では、IoTがパチンコ業界で活躍する場面はどんな所かというと、
カチカチ君がリアルタイムで設定推測をしてくれる。
というのはどうでしょうか。
機種名を登録し、小役と設定差演出をカウントしていくと
- 設定1:35%
- 設定2:14%
- 設定3:25%
- 設定4:10%
- 設定5:15%
- 設定6: 1%
こういった数値が毎ゲーム変動していきます。
千ゲーム地点でいちいちアレコレ計算しなくても、⑤⑥の可能性が20%切ったら自動音声で「辞め時や!」とアナウンスしてくれたり。
また現金サンドにIoTが使われた場合、オートのめり込み防止システムが作動します。
奥さんが遠隔操作でダンナさんの投資上限を設定し、2万と決めたら近隣店舗すべてのサンドで紙幣を受け付けなくできます。
ATMで金を下ろそうとした場合はSWATが乱入し、ダンナを縛り上げてアフガニスタンへ連行することも可能です。
まとめ
ということで、テクノロジーの開発はドンドン進んでおりますが、パチンコ業界にそれらが浸透するのは毎回かなり遅ればせです。
しかし、2020年の5Gをきっかけにして業界にも進化したシステムが入ってくることが予想されます。
一定の利便性は追及されるべきだと思いますが、なかなかメリットを見出すのが難しそうです。
私の想像を超えてユーザーと店とメーカーの心を躍らせてくれれば良いですが、果たしてどうでしょうか。
ひとまず直面する禁煙化に向けた対策を考えるのが吉でしょうかね。
今回は以上です。
またテクノロジーネタがあれば書いていきます。
コメント