私は店長としてホールをよく見て、その都度部下に指示を出すようにしています。
パチンコ店は年中無休で不特定多数が出入りするところなので、良し悪しあれど何かと状況が変動しやすいためです。
色んなパチンコ店を見てきましたが、店長がホールの最前線にいる店はあまり見たことがありません。
例えば居酒屋にしても、予約から出迎え~配膳に至るまで、主な接客をするのはアルバイトだったりします。
店長って基本的にキッチンで料理を作る役割をしている人が多いんじゃないでしょうか。
例えば この前入った居酒屋になかなかレベルが高いスタッフさんがいました。
若い女性が注文を取りに来たのですが、おススメを聞いても
「わかりません。」
メニューの素材を聞いても
「わかりません。」
しまいには呼び出しボタンがテーブルにないと伝えると、
「じゃあこっちを使ってください」
といって別のテーブルのものを持ってきました。
このボタンってテーブル番号とリンクしてるので、別のテーブルのを持ってこられても意味ないんですよね・・・。
居酒屋はある程度「安くてうまい」なら店長がわざわざ接客することはないのかもしれません。
でも、店長であれば自分で接客に回る日を作ったりだとか、トイレを掃除するときだってあるべきだと思います。
自分でそういうことをやってこそ、部下へ指導や改善を促すことが可能になるという理由です。
パチンコ店も出玉さえあれば集客できるのかもしれませんが、店長がホールに出て部下と忙しさを共感してやらないと、部下は指導に対して批判的な感情を持ちます。
そりゃホール出て接客してない人に良い接客しろって言われても伝わるわけがないですからね。
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