こんばんはリルムです。
今回は説明不要とも思われますが、会員カードについて敢えて説明したいと思います。
結論から申し上げますと。その店に少しでも通う可能性があるなら絶対に作った方が良いです。
理由は色いろあるんで後述しますが、簡単に言うと勝ち額は多く、負け額は少なくなりやすいからです。
なので、足しげく通うマイホームはもちろんのこと、職場の帰り道にたまに寄る店だったとしても、行く可能性があるなら作っといた方が良いと思います。
会員カードのメリット
会員カードのメリットというと、各店でマニュアル化された内容があります。
メダルを流している時に、「会員カードお持ちですか?」「年会費無料で貯玉再プレイができて・・・」
といった決まり文句を説明してくると思います。
具体的には
- 現金投資ではなく再プレイで遊技できる
- 特殊景品にならない端数の玉メダルを貯めることができる
大きく分けてメリットはこの2つだけです。
現金投資ではなく再プレイ
今のパチンコ店は一物一価と非等価交換が一般になってきています。
一物一価の認識が曖昧だった頃は、パチンコとスロットで交換率が違ったりしました。
しかし、この一物一価が騒がれた後は、同じ景品はパチンコだろうとスロットだろうと同じ交換率で提供しなければいけないということになりました。
詳しくはコチラ▶スロット交換率~46枚・47枚貸はいくらになるか
非等価交換というのは、1000円で250玉の貸玉が交換で1000円にしたい時は280玉必要であるということです。
昔はパチンコもスロットも等価交換が主流でしたので、勝ち負けの計算が楽だったのです。
等価がなくなった大きな理由は増税にあります。
税率が上がるにつれて、貸玉への課税もどこかで徴収しなければいけないということになり、交換時にその分を徴収するような流れになっていったのです。
詳しくはコチラ▶10月の増税によってパチンコ店に起こりうるカオス
話を戻しますが、一物一価や非等価交換が進んだことによって、パチンコの1000円分である250玉は交換時に1000円分の価値がなくなりました。
つまり、貸玉を押した時点でマイナススタートになるわけです。
会員カードで貯玉をしていれば、250玉をそのまま250玉として確保できますから、一定の玉数まで貯玉したところで1万円分交換といったことが出来ます。
貯玉をしないで現金投資の現金回収といった打ち方を毎回やっていると、毎回負けスタートになってしまいますので、どうしても負け率と負け額が大きくなってしまいます。
せめて再プレイによってプラマイ0スタートから始める方が賢いやり方と言えます。
特殊景品にならない端数を貯めれる
パチンコで考えると、千円分の特殊景品を交換しようとした場合等価交換なら250玉必要ですが、今は大体280玉とか300玉の店が多くなっています。
例えば1000玉を交換したい場合、250玉では4000円ですが、280玉だと3500円とあまりという計算になります。
(店によって扱っている特殊景品が違うので、100円分から交換できるところもあれば1000円分からしか交換できない所もあります。)
で、この特殊景品にならない玉数が端数ということになるんですが、これが大抵お菓子とかジュースに交換されます。
会員カードあれば、この端数分を貯玉することができるので、現金にならないお菓子とかが要らない人にとっては、無駄なく景品玉を処理できるということになります。
会員カードのデメリット
パチンコ店で会員カードを持つのはデメリットもあります。
- 個人情報を出さなくてはならない
- 遠隔操作の標的になる
- 悪さをした時に捕まりやすい
これも順番に説明していきます。
個人情報を出さなくてはいけない
会員カード作成には個人情報が必要です。
ほとんどの場合免許証の確認になると思いますが、ここに抵抗がある人は作れません。
会員カードは1枚1000円する代物ですので、無条件でくれてやるラーメン屋のカードとは少し違います。
カードのIDによってデータが管理されていますから、居住地や良く打つ機種、来店頻度などのデータを取るために個人情報が必要なのです。
ただ、パチンコは打つけどパチンコ店は信用していないとか、パチンコ店はいまだにウラでナニかをやっているという考えを持つ人はなかなか個人情報を出すという点をクリアできないかもしれません。
実際にそれが理由で作らない人もいるかと思います。
遠隔操作の対象になる
前述した個人情報~とやや重複するのですが、個人情報を晒してカードを作った途端、ハマり方と当たり方がおかしくなった。
という話を聞いた事があります。
これは、会員カードを台に差すことによって自分が来店したという情報がホールコンに伝達され、店が確率を操作するというものです。
要するに会員カードによって遠隔操作を自ら呼び込んでしまうのではないかということです。
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ないですよ
そもそも遠隔操作がありませんし、会員カードが差されたかどうかなどもいちいち確認してません。
ましてや何千枚も発行されているカードから誰かを狙い撃ちする手間があったら、別の仕事をしています。
詳細記事▶遠隔操作の実態
それでもパチンコ・スロットには普通じゃ考えられないような当たり方、ハマり方があるのは事実です。
全国の数万台という台の一例なので、可能性としてはあるんですけど、なかなか信じてもらえないですし気持ちも十分分かります。
ですが、会員カード=遠隔される という点だけはキッパリと否定しておきたいと思います。
悪さをしたときに捕まりやすい
悪さをしたときに捕まりやすいです。
これは、会員カード作成時に個人情報を入力しているからですね。
ホルコンでどこまで情報が追えるかというと、まず最初に提示してもらった免許証の内容です。
住所、氏名。
それから過去数年間でどこの台で何を打っていたかというのが追いかけられます。
貯玉数の変動や好きな機種などが分かるわけです。
で、なぜ捕まりやすいのかというと、個人情報を把握しているからですね。
さらにカードを持っているということは常連の可能性も高いので、スタッフが特徴を捉えているケースが多くその分人物の特定がしやすいのです。
実際に以前台を破壊していった常連客を特定した時も、会員カードが差さっていたことによって捜査の進展が早く済みました。
コレです▶嫌がらせによって故障したパチンコ台
なので、頻繁に台を壊したりICカードのドロボーをやる人は、あまり会員カードを作らない方がよいでしょう。
まとめ
ということで、デメリットは無理やり抽出したんですが、普通にパチンコを楽しみたい人にとって会員カードは作った方が良いということになります。
お客さんは勝ち負けのブレ幅が小さくなりますから、それだけ長く楽しむことができますし店にとってもその方が来店頻度が上がるので嬉しいことです。
今は再プレイの玉数に限度がある店もあったりしてユーザーには苦しい状況が続いていますが、なるべく上手く立ち回って勝ちに繋げてもらいたいと思います。
今の時代は、ネットとスマホが普及しすぎてアミューズメントとしての余暇の奪い合いが加速しています。
私の考えでは、YouTubeとスマホゲームとオンラインマンガに負けないようにするには、まずはユーザーへの還元をしてパチンコの敷居を2ランクくらい下げなくてはいけないと思っています。
状況は悪くなりつつありますが。ユーザーの方にはどうか会員カードを持ってもらって「負けにくい」環境を整えてほしいと思っています。
会員数の増加。
これが2020年のパチンコ業界が生き残る差になってくるはずです。
まあ、その前に出せって話ですけどね・・・( ゚Д゚)がんばります・・・
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