スロットの設定は主に店長が考えて、営業時間外の限られた中で配分しているものと思われます。
ウチの場合だと毎日の目標利益に近づくように、シミュレーションソフトを使いながら月間の各機種の状況に応じて、上げ下げを繰り返すような感覚です。
しかしほとんどの場合、このシミュレーションソフト通りの実績にはなりません。
やはり稼働数や客滞率によっても結果は変動しますので、かなりアバウトな目安でしかないわけです。
設定1が設定6と同じくらい動けば良いのですが、基本的には早めに見切られるでしょうから、その分利益は取れなくなります。
機械割100%を超えている機種は長く稼働し、逆の場合はすぐ捨てられてしまいます。
出る台が出続ける反面、出ない台は吸い込み続けてくれないということなのです。
設定1で出玉率98% →9台
設定6で出玉率118% →1台
のバジリスク絆10台の場合、10台が同じ回転数回されてようやく±0ということがわかると思います。
これが現実だったら、設定1はヘタすると最初のBCで捨てられるでしょうから、こいつらがフル稼働することは難しいでしょう。
逆に設定6だけ極端に稼働し、バジリスク絆は全体で赤字となってしまいます。
このように考えると、1台の設定6投入による影響にビビッてしまい、イベント日でも設定2・4半々といったヘタレ営業になってしまうこともうなづけます。
(どっかで6ベル出れば良いかな的な)
なので、バジリスク絆の設置が10台未満の店で、設定6を使ってくる店はある程度優良店といえます。
シミュレーション無視の赤字覚悟。
店長は勇気を振り絞って設定変更したことでしょう。
近隣の低稼働の店
スロットの稼働は、こういった赤字覚悟!
という店長の心構えが稼働に反映されると思います。
出しっぱなしではなく、最終的には利益を出すことが腕の見せ所ではありますが、ある程度「出す気」みたいな雰囲気をお客さんは敏感に察知しているものです。
これは近所の弱小ホールにて目にした光景なのですが、「そりゃ稼働上がらんだろう」と思ってしまった点があったので紹介したいと思います。
①エコ機能
そもそも稼働が低いのに、台の存在消してどーするのでしょうか。
しかも機種によっては、エコになってる台とそうでない台が混在しているという、これはまさかこういうこと・・・
イルミネーション!
そもそもパチンコ店に来る客はエコだの規制だの求めちゃあいません。
経費削減が会社の方針というのは分かるんですが、遊技台のエコ機能使ってるホールは無意識にユーザーのテンション下げてますからね。
②据え置き確定
据え置きというのは、前日の設定を丸まる放置するという技。
店長としてはリセットめんどくせーというサボり心以外は、期待値の観点からするしないを決めているものと思われます。
しかし、大切なのはユーザー目線。
前日出ていなかった低設定濃厚台が据え置きと分かった瞬間どのように感じるのでしょうか。
朝一0回転でボーナス終了画面
朝一0回転クレジット1
このように、前日出てない上に0回転で据え置きがわかってしまうようなホールで、稼働なんぞ上がらないのは当然のことですね。
ホールは設定を入れることだけじゃなくて、ユーザーとの駆け引きができる土俵を作ることが大事なのかと思います。
ある程度やる気を見せておけば、引っかけとか据え置きで負けてもお客さんはまた来てくれますからね。
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