友人から借金してスロットをしていた日々

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昔話
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時代は4号機。

この時は懐かしむ人は多いと思います。

何ででしょうね・・・

この時だって負けたことの方が多かったはずなのに、4号機の思い出が美化されすぎている気がします。

多分「5号機」当初の出玉性能とゲーム性が悪すぎたために、4号機は良かったという良い印象だけ残っているのが原因かと思います。

そして、今回の記事はパチンコ店長とも有ろうものが、借金をしてまでパチスロに手を染めていたという記録です。

これにて友人関係にヒビが入ったという。

そんな話でありんす・・・

スロット打ちまくり時代

4号機で最も打った台は何かというと

押忍!番長

これはもう4号機でいうと最後の方ですね。

今となっては「初代」の番長です。

機械割はそんなに高くないんですが、1G連と天国がナゾに連荘して大量獲得ができる台でした。

演出も面白くて一番好きな台だったと思います。

711枚の大量獲得機とか初代北斗が無くなって出てきた機種です。

ジャグラーシリーズ

これも結構打ちましたね・・・

どちらかというとGOジャグ系の豆電球がスキだったのですが、「ジャグラーガールズ」からLEDに変わってしまいました。

また、先光というものもなくなったので、ゲーム性はシンプルになっていきました。

借金に至る経緯

その頃は大学時代だったんで、休日はとにかくいっぱいありました。

通常の土日もそうですが季節ごとの休みも長かったので、必然的にパチンコ店に入りびたるということになります。

そしてスロット仲間と一緒に、イベントを探しながら打ちに行くということが大体の流れでした。

今考えると、ホントに勉強なんてしてなかったなぁと思います。

私は当時スロットに関する「知識」というのを持ち合わせておりませんでした。

コッチの勉強もしてなかったのです笑

例えば、スイカやチェリーは取りこぼしたらその効果は得られないのか?とか思ってたくらいなので、「初代北斗の拳」とかはプロが打つものだと思っていました。

そして打ち方といったら、何となく熱い日に行って、新台や対象機種を打っては勝ち・負けを繰り返すというスタイルでした。

あの頃は特定機種もバンバン出していたし、設定示唆、設定確認まであった状況だったので、この立ち回りでも勝てることがあったのです。

今のようにカチカチ君を使って設定推測をしている人はいませんでした。

とは言っても知識なしで勝てるほど甘くもなく、繰り返し養分打ちしている内に手持ちの資金ではどうにもならなくなってしまいました。

その時にたまたま出している友人から1万円を借りて打ったというのが、借金生活のスタートとなります。

借りて打つという媚薬

朝一並んで強めのイベントに参戦していたわけですが、狙っていた新台はハズレを引いたようでさっさと負けてしまいました。

その日は友人の車で来ていたので、彼を待つこととなるのですが、どうやら「カイジの6」をツモったようで閉店まで止めれない展開になっていました。

すると、瞬殺された私を哀れに思ったのか

「1万円貸してあげるからもうワンチャン狙ってきなよ」

と言って1万円を渡してきました。

普通の人ならここで自制心が働いて「いや、漫画読んで待ってるわ」となるのであろうが、私はそれを瞬時に受け取り、目をギラギラさせながら「ガッツだ!森の石松」のサンドにぶち込んでいました。

その日の結果としては、3500枚の獲得

マイナス5万からプラス2万まで持ってくることができたのです。

そして、閉店と同時に友人とメシを食いに行くことができました。

当然借りていた1万円もその日の内に返してしまい、悪い出来事は何もないかのように思えました。

ジワジワ媚薬

借りた金で打ったものの、無事にマイナスを捲れて1万円も返済できました。

しかしここに大きな落とし穴がありました。

元もと立ち回りのヌルかった私はこのたまたま勝ててしまった結果によって、足りなくなったら借りれば良いという気持ちになってしまったのです。

その結果立ち回りはさらにヌルいものになってしまい、借りた金は10万にまでなっていました。

軍資金を投資し終えると、友人に借りて打つという習慣になってしまっていたのです。

最初は1万円でなんとかなっていましたが、積りに積もって1カ月ほどで10万にまで達しました。

大学生にとって10万はかなりの大金。

私はついにどうしようもなくなって、アルバイトをすることにしました。

スロットでは返せそうにないので、毎月バイト代でちょっとづつ返済するという約束をしたのです。

崩れた関係

その後私はアルバイトに時間を費やすようになり、月に7~8万稼くことができました。

そして、そのうちのいくらかを友人の返済に充てることにしたのです。

しかし、さっさと返せば良かったものの、友人と特に期限や金額の約束をしていなかったのを良いことに3万くらいはひっそりとスロットで使っていました。

まったくと言って、どうしようもないクズ野郎です。

ちなみにこの時良く打っていたのが、

鬼浜爆走愚連隊

南国育ち

クズらしいラインナップですね笑

まあ、台は名機でした。

さて、そうこうしている内に何カ月か経過してしまい、どうやら金を借りていた友人が負けまくっているという噂を耳にするようになりました。

む・・・これはマズイ・・・

と思ったのですが、案の定催促メールがガンガンくるようになりました。

「次のバイト代が~」

といってなんとか逃れていましたが、ついに友人があることを言いだしました。

今月中に返さないと2割の利子取るよ

何だとこの野郎~いきなり期限決めやがって!

しかも最初っから2割の利子ってマジで闇金なみじゃねーか!

とは思いましたが、悪いのは100%こっちですので応じることにしました。

あれから2カ月分の給料で4万までは返していたので、残り6万円・・・

2割マシになったら7万2千円・・・

ぐっ・・・・・なんとかするしかない・・・

こうして、なんとか6万円を返そうと思いましたが、こっちはバイトと学校で向こうはスロットだったのでなかなか会えずにいました。

修羅の果てまでも

返そうと思っていた6万円ですが、友人は私以上のスロッターだったので、学校なんて来ませんでした。

私はバイト生活が中心になっていたので、むしろマジメな学生生活に戻りつつあったわけです。

何とか学校で会えれば良かったのですが、来ると言いつつ全く来やがりませんでした。

そのうち言っていた月末が過ぎたころに、駅前で友人と遭遇することになりました。

1カ月ぶりくらいだったので、久しぶり~とか言いながらさっそく6万円を返そうとしたところ、いきなり彼は豹変しました。

あ、6万?

ナニ言ってんの?

期限過ぎてんだから2割マシだろ

てっめぇこの野郎!

オレが返そうと思ったのに、オマエが学校来ねえんじゃあねーか!

といつもは心の中で思うのですが、今回ばかりは少々バトルに発展しました。

「学校で返す」

という私の話にOKしたはずなのに学校に来ないので返すことが出来ませんでした。

そして、そのまま期限が過ぎたために2割マシになったという話です。

ヤツは学校の約束はスルーして、マシマシの約束だけ押し通そうとしたのです。

そこから「あーでもないこーでもない」というやりとりを駅前でやっていた結果、友人が放った衝撃のひとこと

ってゆうか金って返しに来るもんでしょ?

なんでオレが受け取りに行かなきゃいけないの?

う・・・ま、まあ・・・

債務者はいつの時代も弱い立場です。

社会的弱者というものを大学時代に経験できた貴重な事案でした。

大人しく72000円を払って、身近にいた闇金業者との関係はこれにて終わり。

その後は連絡を取っていません。

ただ、今思うことは


ワイのクズっぷりが泣けてくるで~

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