こんばんはリルムです。
今回はパチンコ店の防犯カメラがどれほどの性能を持っているかについて書いていきます。
ドロボー目当てで店内をうろつく不審者、不正に玉を出そうとするゴト師の監視。
さらには強盗などの凶悪事件や内部不正の見破りなど・・・
それらが起きた時に録画映像を確認するため、パチンコ店内へのカメラ設置は必須のことなのです。
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防犯カメラの個数と録画期間
パチンコ店のカメラの性能は年々進化しています。
昔はブラウン管で映りも悪かったですが、今は液晶になって映像は鮮明に映ります。
ズームにすれば打っている人のスマホの画面やラインのやり取りなんかも見えます。
死角にさえ入らなければ、カメラ映像でほぼ人物像と行動を把握することが出来るのです。
カメラの個数
カメラは敷地内のあらゆる箇所に設置されています。
まずは駐車場です。
ここはどうしても広いので、限られた箇所しかつけられません。
また、夜は暗くなるのでいくら性能が良くなったとはいえ鮮明な映像は確認しにくいです。
以前、駐車場で当て逃げがありましたが、夜なので分からないということがありました。
車が多いのでその分死角も多くなり、駐車場の事件は未解決が多いかもしれません。
なので、駐車場へのゴミ捨ても実際は特定しづらかったりします。
(あまりにも繰り返し家庭ゴミと投棄しているとコチラもガチで特定に至る事もありますが・・)
一方、店内については各島、各通路、カウンター前、各入口が見える所に設置されています。
例えば、何かしらの盗難事案が発生したとしたら、現場映像から容疑者のあぶり出しをして、各島の動きと入口の映像まで遡っていく感じです。
当店(700台程度の店)でいうと25個くらいでしょうかね。
カメラの録画期間
録画期間は店のレコーダーによって様々ですが、概ね2週間~1カ月ということが多い気がします。
この期間が過ぎると、古いものから消えて行ってドンドン書き換えられていく感じです。
なので、気になる映像データはDVDかUSBに移行させたりします。
特に警察が絡む事案の場合はいつでも渡せるように映像を取っておくことが多いです。
そこから映像を分析して犯人の特定に至ります。
パチンコ台のカメラ、防犯と顔認証システム
割と新しく、金をかけている店は各台にカメラが設置されています。
これの目的は2つあって、防犯レベルが格段に上がるという点と、顔認証システムが使えるということです。
もちろんメリットとデメリットがありますので説明したいと思います。
各台カメラの防犯レベル
各台に設置されているカメラの良さは、とにかく正面から顔が見えることです。
店内のカメラは天井に設置して広範囲を撮影してますので、どうしても横からの映像になってしまいます。
その点、各台カメラであれば正面から至近距離で顔を確認することが出来ます。
過去記事に書いてきたカードの盗難や台へのイタズラや破壊行為はすべて正確に記録されます。
多分、現行の防犯設備の中で最も効果的なのではないでしょうか。
敢えてデメリットを挙げるとしたら、カメラの台数が増えますからその分初期投資とかメンテナンス費用がハネ上がるとかですかね。
あとは録画の容量もケタ違いになりますから、ハードディスクの保存期間が短くなったり劣化が進みやすかったりと「維持」の面でも難点があります。
顔認証システム
これに関しては勘違いしている人もいると思うのですが、良く言う「遠隔装置」ではありません。
どうも、「顔認証」=「遠隔」の認識があるようなのですが、顔認証システムの目的はその人の来店頻度や遊技した機種から営業戦略を割り出すという、一歩進んだ分析をすることです。
(といっても、店側の私がコレを言った所で真偽が明らかになりそうもないですが)
「顔が認識されてしまったら、事務所からスイッチで出したり出さなかったりと個人攻撃できるんじゃないか。」
という疑いを持たれるのは当然だと思うのですが、仮にそれをやるのだとしたらあんなに分かりやすい所にカメラを設置しません笑
あの位置でカメラの存在に気づかないのは、ヤラセ中のクロちゃんくらいですかね。
ということで、メリットとデメリットは上記の通りです。
高度な顧客分析に繋げることができる反面、根強い遠隔文化を助長してしまう傾向があるということですね。
パチンコ店で「窃盗」「器物破損」をしてしまったら
もしかしたら、この記事を読んでいる人の中に
「カードを盗んじゃったけどバレるのかな」
「帰り際に入口の自動ドア蹴ったら、ちょっとガラスヒビ入ったくさいな」
みたいな犯人側の人がいるかもしれません。
先に言っておくと、「さっさと店か警察に出頭した方が良いです。」
全国では未解決事件なんて山ほどありますから、運良く逃げおおせる可能性もゼロではありませんが。
それは高性能カメラの設置されていな昔や郊外の話です。
パチンコ店というあらゆる箇所にカメラが設置された場所に日本の警察の捜査力がプラスされれば、時間が掛かっても捕まる可能性の方が高いと思われます。
実際にカードの盗難で被害届が出た案件が1カ月後に「無事犯人捕まりました。」
みたいな報告が警察から来ます。
ある程度時間が経っても、基本的に解決していない事件は捜査が続いていますから、油断していると忘れたころに自宅に警察が来ます。(警察24時とかでよくあるやつ)
意外とこういう人に限って、結婚して子どもがいたりするんで、いきなり警察が家に押し掛けてくる事態は回避した方が良いと思いますよ。
状況が悪質でなければ、盗んだものや壊したものの弁償と謝罪によって示談になることが多いので、罪悪感があるのであれば、多少遅くなっても出頭することをオススメします。
大体月1回はカメラによる捜査が起きていますので、この手間がなくなるように祈っています。
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