ココ最近ではパーソナル化が急激に進んでいて、玉の上げ下ろしから交換までスタッフとお客さんの接点が少なくなっています。
これによって人件費は削減になるし、お客さんも時間の短縮やバイトのにーちゃんのムカつく対応にイラつかなくてすむから、お互いにとってプラスでしかないのは確かです。
ただ、常連のじーちゃんとの話す機会であるとか、連荘してるお客さんに声を掛けたりっていう所が減っているのは、店長として寂しかったりもします。
だから今ホールで「呼び出しランプ」が点いた時は、概ね休憩かトラブルというのが実際の所であります。
トラブルの種類
■「前詰まり(表詰まり)」
釘の間に玉が詰まる
■「裏詰まり」
台の裏か島上で詰まる。当たっても玉が出てこない
■「玉飛び」
あとは玉が飛ばなくなる
スロットでもホッパーやセレクターのトラブルが主な症状ですが、どれも共通しているのは
「台を開ける」という行為が伴うということである。
店員さんに言いたいこと
台のトラブルが発生するのは仕方のないことだと思います。
1台1台隅々までメンテナンスは無理だし、台の裏側や島中なんてほぼ見れないですからね。
ちなみにウチの店舗はパチンコ島は半年に1回くらい業者へ依頼しているのですが、それでもトラブルは起こるので、やっぱりお客さん側には少しばかりご理解を頂かなくてはいけません。
ここで、日常的に起こるトラブルによってもたらされる2次災害が存在します。
それが店員の対応で発生するクレームです。
例えば上に挙げた数々のトラブルって、基本的にはそんなに時間が掛からないし慣れれば数秒で直すことができます。
だからこそ、対応が少々適当になっているんじゃあなかろうか。
上級スタッフでのあるあるなんですが、台が呼ばれた時点で何のトラブルかわかるので、行った場所でササッと直して行くケースが多いです。
しかし、これはあまり良くはないのではないでしょうか。
打ち手側からすると、円滑に遊技できない状況って結構ストレスだったりするわけで、大当り中に玉が出ないとかは「パンクするかも!?」という恐怖も与えてしまうため、まずは然るべき一言を言うべきかと思われる。
スタッフはトラブルに遭遇した時点で、それがどのくらいで直るか想像できるが、お客さんにとっては1分とかでもどうなるか不安に違いない。
だから
これくらいやれバカ
とウチの従業員には教育をしております。
トラブルにおける最大の被害者
ここまでトラブルとその対応について書いてきましたが、実はトラブル時にムカついているのはその台を遊技中のお客さんではありません。
隣のお客さんです
実際に経験した人もいると思うのですが、パチンコ台って開けると防犯のためにエラー音がなります。
機種によっては殺人的なボリュームで鼓膜を破壊しにくる台もありますので、特に左隣の方は、もろにスピーカーが自分の側へ来るのでイラつくこと間違いないでしょう。
「平和・アムテックス」系の台
「サミー系の台」
これらは要注意で、出玉性能を凌駕する破壊力を持ってますので、隣が台を開けそうな雰囲気を察知したら、ゆっくりとトイレに逃げましょう。
逆に店員さんは台を開ける前に
「大きめの音が鳴ります。すいません。。」
的なことが言えたらバッチリじゃないですかね。
自分の台のトラブルじゃないのに、それ以上のダメージを喰らう隣のお客さんへの配慮をぜひしてあげてください。
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