こんばんはリルムです。
パチンコ業界で店長をやっています。
世の中のたくさんあるサービス業には、それぞれ「店長」という人がいるとおもうのですが、効果的に集客や売上を伸ばすためにはどうしたら良いか。
今回はこういった内容を書いていきます。
店長のあるべき姿とは
結論から申し上げると、店長が現場に出れば良いだけです。
金も掛からないのでコスパ最強です。
ただ、一定の目線や考えを持ちつつなるべく多くの時間を費やす。という条件アリですが。
まず、ワタシは「店長」というものをこのように定義しています(勝手に)
その店のなかで一番仕事をする人であり、一番仕事が出来る人
だいぶカッコつけちゃってますが、まあ、なんとなく意味は分かると思います。
なぜなら、店長がこういう人じゃないと、部下に見放されて店の治安はドンドン悪くなっていくんですよね。
従業員が店長に失望する瞬間
— リルム@ブチ切れパチンコ店長 (@rireme33) September 2, 2020
①ホールの忙しさが分かってない
②トラブルができない
③不良客にペコペコしてる
④上司にペコペコしてる
⑤とにかく、とりあえずしか言わない
⑥一周回ってもなおバカ
明日から直します。。
このように、朝一設定変更したら事務所に引きこもってるだけの人が、「接客が悪い」「出玉演出をしろ」などと言ってきても、誰も言うことを聞かない時代なのであります。
店長は仕事の量も質も一番じゃなきゃダメ
具体例を入れて説明しますと、パチンコ店で言えばホール業務全般です。
・トラブル関係
・カウンター関係
・清掃関係
店長というと、お客さんの前に顔を出す機会が減ってきて、上記のような業務に携わらなくなる傾向があります。
ホントはホールに出る時間なんていくらでも作れるのに、「もう自分の仕事じゃない」みたいになってる人いませんかね??
・トイレチェックはバイトか清掃パートの仕事
・カウンターは女性スタッフの仕事
・トラブルは役職者の仕事
などなど。
店長がホールスタッフよりホール業務ができないケースは多々ありますね。
サービス業で接客しないトップは絶対サボってるだけです。
事務所でパソコンに向かっているだけの店長は今すぐクビにした方が良いですよ。
パチンコ店以外でも店長が出てこない店は多々あり
この「店長隠れキャラ現象」は業種にもよると思うのですが、居酒屋とか飲食店でも良く見る例です。
飲食店の店長はウラで調理を担当していることが多く、客の出迎えは女性やバイトがやっているケース。
ドラッグストアやコンビニでは、店長がウラで発注とかナゾの電話をしているケース。
なんか、裏方に回ってるパターンが多いんです。ラーメン屋とかは典型的ですね。
良く言えば「縁の下の力持ち」ってヤツを考えてるのかもしれませんが、店長が客を見ないようでは店も良くなっていかないでしょう。
「全ての答えは現場にある」
良く言われるコレが真理だと思います。
要するに、ナニをして良いか分からない。業績が上がらない。
というお店の店長は、さっさと表に出てこい。というわけでありんす。
店長が現場に出るメリット・デメリット
さんざん現場に出ろと言っておいてアレですが、デメリットもあるので一応まとめておきます。
店長が現場に出るメリット
・お客さんの反応がリアルに伝わってくる
・部下からの信頼を得られる
・業績が上がりやすい
店長やってて、なんか店の雰囲気良くなったなーと思う瞬間は、常連さんの反応が変わったときだすね。
— リルム@ブチ切れパチンコ店長 (@rireme33) February 28, 2021
(_ _)ペコ → (_ _)/ヨッ
こういったお客さんの反応の変化に気づけたりします。
向こうから返ってくる挨拶に「なんか親近感がプラスされてきたな」とか。
あとは、店長目線で現場を見ていると色んな発見とか、アイディアがちょこちょこ浮かんできます。
例えば、いつも一緒に来る年配の男女のお客さんが、実は夫婦じゃなくて兄弟だったとか。
これが分かる前と後では、当然接客も変わってくるわけであって。
こういった細かいことが、お客さんにとって良い店への環境変化に繋がっていくのであります。たぶん。
店長が現場に出るデメリット
・他の仕事ができなくなる
・単純に嫌われているため、お客さんの反応が悪い
デメリットはそんなないです。が、やはり時間的拘束にはなりますので、その他の仕事はできなくなります。
やはり、店長なので店舗運営に必要な書類を作成したり、ヒト・モノ・カネの管理をしなくてはいけないですからね。
先ほど、ホール出る時間なんて絶対作れるだろ!と豪語しておきながら、たまにマジで忙しい日があるのも事実です。
もう一個の方は致命的ですね。
客商売なので、そこは最終的にはヒトとヒト。
ナニかがキッカケで・・・あるいは生理的に嫌われやすいという店長もいるかもしれません。
「アイツがいるとイライラしてくる」
「アイツがオレの金ぼったくってんだな」
「なんかエラそうで顔がムカつく」
こういった改善しようがないことで、嫌われてしまうこともあるかもしれないですね。
お客さんはワガママで自己中なのが普通ですから、こういったケースも考えられます。
もしそうなったら、「そういう空気を察する」というのが求められるスキルなんだと思います。
【まとめ】店長のあるべき姿とは
と、言うわけで以上です。
店長は現場に出て、お客さんとスタッフの信頼を獲得していくものであり、そこから営業のヒントを発掘するのが最良という話でした。
ちなみに、飲食店を例に出しましたが、料理作りながら接客してる店もありますから、一概には言えないですね。
あと、現場を見るにしても、視点や考え方なんかは本で学びました。
本でインプットして、現場でアウトプットするというヤツですね”(-“”-)”
ユニバーサルスタジオジャパンの経営危機をV字回復させた営業マンの話です。
問題解決能力とか、それこそヒト・モノ・カネの管理について書かれています。
著者の方も現場重視してますね。
続いてコチラ。
店長の良い例とダメな例が書かれてます。
コチラは飲食店を実例にしてましたかね。
アルバイト同士の社内恋愛をどうするかで失敗した例とか、具体的に書かれていて面白いです。
とはいえ、理想的な店長像って難しいですから、結局は店員と客のために最善策を取れるヒトが優秀なんだと思います。
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