こんばんはリルムです。
今回は役職初心者の方向けの話。
「現金担当になったけど、売上計算とか稼働計算もままならない・・・」
「データチェックもよく分からないし、こんな時なんかトラブルがあったらどうしよう・・」
こんな不安で毎日ハラハラしている人もいると思いますので、パチンコ店で起こりうるヤバめなトラブルをリストアップしてみました。
全ては私が乗り越えてきたものですので、これを見たあなたもバッチリトラブル解決できるようになるでしょう!たぶん!
パチンコ店の役職者がテンパるであろう【ヤバいトラブル】
私は役職者時代、かなりノミの心臓でした。
初めて現金を触ったのが「班長」になってからでして、日々業務を覚えるのに悪戦苦闘していました。
役職業務は何かとセンスが大事だったします。
現金の計算や特殊景品の買取など、やらなくてはいけないコトが一発で頭に入る人もいるのですが、時間が掛かる人もいます。
そういう意味では、私はセンスが無いほうでした。
覚えるのに時間もかかるし、計算も毎日合わない・・・
今まで知らなかったが、役職の人達はなんてスゴイことをやってたのか・・・
こうしてメンタルがやられながら仕事を覚えて行ったような気がします。
そんな中「この状況で何かあったらどうしよう・・・」と毎日不安を抱いていたのです。
パチンコ店のヤバいトラブル①停電
停電:ヤバさレベル★★★★☆
これは結構ヤバいです。
地震・火災・ハンマーおじさんと比べればまだマシなので★4つというランクにしましたが、新人役職者が遅番で単品とかだったら間違いなくテンパるトラブルです。
・状況判断
・機械トラブルの応急処置
・顧客への返答
・事後対応
などなど・・・
事前にシミュレーションを行ったり、マニュアルを読んでいたりしても、恐らく経験がないとスムーズな対応は難しいです。
刻々と変化する状況とお客さんのイラつきによって、確実に混乱するでしょう。
停電時の対応策
・まず上司に電話:可能なら泣きながら来てくれと頼む
・電力会社に電話:復旧の目途と可能なら泣きながら来てと頼む
・事務所のコンピュータ関係の業者へ電話:対応策を聞く
とりあえず、営業再開に近づくように各方面へ助けの電話を掛けましょう。
ちなみに電話もイカれている可能性がありますので、ケータイは必須です。
後はマイク放送、インカム、エアコン、バックヤードのドアなどが全部止まっている可能性もあるので、お客さんとのやり取りは時間帯によってメチャクチャ大変になるかと思います。
この辺は的確な指示とスタッフの動きが必要になるので、一定のマニュアルはあった方が良いですね。
パチンコ店のヤバいトラブル②お客さんトラブル
お客さんトラブル:ヤバさレベル★★★☆☆
続いてはお客さん系のトラブルです。
停電はまだ災害の一種なので、お客さん側も「仕方ない」という感情が湧きます。
でも、もし「確変中の台が故障によって打てなくなった」なんて場合は適切な対応ができるでしょうか?
パンクやトラブルによる台の故障、災害時の出玉補償に関しては対応できない場合がございます。
入口にこんな張り紙をしているお店もありますが、これをお客さんが知ってるかどうかは別として問題は役職者として然るべき対応ができるかどうかです。
いくら店側が補償をしないと主張したところで、
「ハア?お前この台にいくら使ったと思ってんの?」
「補償ができねんなら金返せよ」
「おめーじゃ意味ねーから店長呼べ」
このように新宿スワンのモリケン君のようなヤンキーがガチ切れしてきた場合、対処できるかどうかですね。
故障台のせいでお客さんが納得しない場合は?
何かしらの理由で遊技続行不可になった場合は台を止めるしかないんですが、確変中や、逆にハマっていたとかだとお客さんは納得しないでしょう。
しかし、ここで変な補償の仕方をしてしまうとあまりよろしくありません。
・平均出玉の補償 → 風営法的にマズイかも
・使った分の返金 → 変な前例をつくってしまう
・自腹で解決 → 恐喝です
モリケン君のプレッシャーに負けてしまって、上記のような自己解決をしてしまうと二次災害に発展するかもしれないからです。
なので、自分で解決できないと踏んだらすぐに店長に電話しましょう。
ビビッてしまってその場をやり過ごすようなことは辞めたほうが良いです。
ケツを拭いてくれる上司がいるのなら、そこに判断をゆだねるべきです。
ただ、店長が電話に出てくれなかったり、電話で「何とかして」と言うだけで自分がなんとかしなくちゃならない場合は、ひたすら謝って補償ができない旨を伝え続けるしかないです。
これも経験なので、そのうち的確な言い回しや対応が身について来ますよ。
誰だってこういう系のトラブルは好きではありません。慣れです。
マナー違反注意からのトラブル
イラついてるお客さんへの声掛けとか、刺青いれてるお客さんへの声掛けもイヤですよね。
スタッフも言いたくないので、役職者に報告してくるだけです。
例えば、
「ハンチョー!○○番台のお客さんが台パンしてまーす!」
みたいなインカムが飛んだ時、相当萎えますよね。
カメラで人物像をアップにしてみて、「あーヤバそう・・」
データを見てみて、「あー6万3千円投資と・・・」
もしかしたらウシジマ君に出てくる柄崎みたいな筋肉ヤンキーだったらなおさら行きたくありません。
ただ、こういうのは全て強気で言って良いと思います。
これも慣れが必要だし、ハートの強さも必要なのですが、いくら負けているとはいえルール違反は向こうですからしっかりと注意した方が良いです。
そこで切れられようもんなら、遠慮なく出て行ってもらう。
↓
それでもダメなら店長に連絡しつつ、警察に来てもらう。
ここまで徹底してやらないとダメですね。
逆にマナー違反はすぐ注意+悪質な場合は出禁
という対応をしていかないと、一般のお客さんに迷惑が掛かってしまいます。
日々がんばって筋トレしましょう。
そしたら、「実はオメーなんて秒でボコれんだからな」という自信が身に付きます。
アホらしいですが、意外と精神を保つのに重要な手段だったりしますよ。
パチンコ店のヤバいトラブル③コンピュータ関係の開店処理ミス
開店処理ミス:ヤバさ★★★★★
最後は開店時のミスですね。
実は地震とかの天災系と同じレベルのヤバさだと思います。
というのも、開店が出来ないからです。
パチンコ店は台データ系のクリアを行う開店処理と現金サンドの開店処理があります。
これをやらないと、前日のデータが残ったままの開店になったり、現金や会員カードが入らないという事態になります。
最悪、台データは残っていても開店はできるのですが、サンドが動かないというのはどうしようもありません。
金もカードも入らないとなると、遊技不能です。
つまり店を開けること自体できません。
トラブルというか単純なヒューマンミスなんですが、新人の役職者ならではのミスです。
始めにクチを酸っぱくして言われることだと思いますが、開店作業で忙しい時にふと忘れてしまうのには気をつけましょう。
【まとめ】パチンコ店の役職者がテンパるであろうヤバいトラブル
と、いうことで私の業界歴15年で経験したヤバいトラブルでした。
実際問題、トラブルはイヤですが何とかなります。
私もこうして生きていますし、店長として仕事を続けています。
そうじゃなくて、なんか必殺技のような対処法を知りたかった人もいると思うのですが、結論は「慣れ」が大半の問題を解決してくれるものです。
パチンコ店は金が掛かっている娯楽ですので、クレームの度合いも強いです。
法律、店舗ルール、言い回し、今一番優先するのはナニか。
この辺の経験を積んでいくと、トラブル対応もできるようになってきますよ。
トラブルやクレームには色んなパターンがありますので、ナニか珍しいパターンがあればぜひともコメント欄かツイッターでメッセージをお待ちしております。
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