こんばんはリルムです。
前代未聞の休業から解放される地域が出てきました。
緊急事態宣言解除とともにパチンコ店も遊技場組合を中心に「条件つき」のもと営業再開の流れです。
先が見えない自粛と感染リスクでしたが、事態はようやく良い流れになってきました。
(一時的かもしれませんが・・・)
コロナの影響で変化したパチンコ店
地域によって状況は違いますが、パチンコ店のコロナによる営業の変化はこんな感じです。
・営業時間の短縮
・外部へ向けた広告宣伝の自粛
・遊技台を1台おきに稼働
・3密の状態を作らないような環境づくり
あれだけ集中砲火を受けた業種ですが、やれることはやっています。
こういった自主的な対策をすることで、「ひっそりと・・」営業することを許されているわけですからね。
とにかく人が密集しないようにしつつ、会社の存続は維持したいという一心です。
営業時間の短縮
今までは
・9時~23時
・10時~23時
が大まかなパチンコ店の営業時間だったのですが、
今後は開店時間の違いはあれど、ひとまず「22時閉店」が多くなりそうです。
個人的には時短営業ってあんま意味ないと思うんですけど、まあやらないよりは良いかってことで営業時間が短くなります。
外部へ向けた広告の自粛
続いて広告に関することです。
ホームページやSNSでの「新台入替」「ライター来店」などの告知をしないってことですね。
概要としては「不特定多数の目に触れる」恐れがあると、また一般市民からのバッシングが来てしまうことから、当面は告知をやめましょうということです。
駐車場に設置するノボリなんかも回収されてしまいました。
まあ、これによるメリットとしてはスタッフがラクになったことですかねw
ネット告知の更新をしなくて良いし、重たいノボリの出し入れがなくなったので。
外部訴求って大事だとは思うんですけど、各店やってる内容に差がないですから、この機会に要らないものは見直しても良いかと思います。
今なんてユーザーが必要だと思えば自分でいくらでも情報収集できますんで、「告知しない」=「機会ロス」と捉えるのはもう古いですね。
広告宣伝の素人が適当に作ったLINEで集客できるなんてムシが良すぎるでしょ。
メールもラインもやらず、最小限のPOPで告知すれば事足ります。
今のユーザーは広告にとっても敏感なので・・
遊技台を1台置きに稼働
それから、間引き営業というんでしょうか。
1台置きに電源を落としてお客さんが打てないようにします。
これはいわゆる「ソーシャルディスタンス」を鑑みたものです。
「パチンコ店は密接なんてしてねーよ!」
という主張もあったのですが、ぶっちゃけ隣の客ってウザい以外ないですよね。
なので、1台置きに稼働台と停止台を作って強制的に台間を広げたわけです。
これによって、少なくとも隣のお客さんからの感染リスクは下がるだろうという、クラスターの防止に繋がります。
パチンコ店としては動かせる台が限られてくるので、カネ儲けできずに泣いています。
しかし、お客さんからすればゆったりと遊技できますので、この環境は〇ですよね。
3密の状態を作らないような環境づくり
3密の回避。最終的にはここに行き着きます。
開店前の並びやカウンターの並びなど、無心に集合してしまう場所で間隔をあけてもらうようにチェック。
また、店内は出来る限り換気を行い、自動ドアや窓は開ける。
飛沫感染防止のため、とにかく不特定多数の人同士が近寄らないように店側が配慮しようということです。
パチンコ店に限った話ではないですが、人が集まれないというのはサービス業において大きなダメージです。
野外フェスの「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」も中止になったそうですね。
「3密対策」
ここが基本としてできていないと、集客してなんぼの業界は営業できないでしょう。
日に日に遠のくアミューズメント
ということで、仮に感染者が来店したとしてもパチンコ店ではクラスターが発生しにくい状況を作っています。
しかしそれに伴い・・・・
1台おきの営業
— リルム@ブチ切れパチンコ店長 (@rireme33) May 15, 2020
禁煙
マスクつけろ
県外来んな
アルコール浴びて解毒しろ
おつかいしません
離れて待て
あえてマイナス目線で見ると
アミューズメントとはかけ離れてきたな
……(._.)
それでも営業するんたけども🙌
目的は娯楽の提供
クラスター発生じゃないです
言われたこと守って営業します
コロナ対策は分かったのだが、アミューズメントとしては終わってる・・・
パチンコはもともと日本の大衆娯楽として、仕事帰りのおっちゃんの遊びでした。
しかし、それがやがて大きなビジネスの市場になり、「おキレイ」なイメージを売って若い世代や女性客を集めることになりました。
そこから20年くらいたったのが現在です。
ツイートの通り「気軽に遊べるアミューズメント」ではなくなってしまいました。
営業してれば社会に不要な犯罪者と言われ、店に並んでいれば依存症と言われます。
反論は多々あるんですけど、いざ自店の環境を見直した時、
「ん・・・?全然華やかじゃないぞ」
そう思ってしまいました。
それでも楽しみにしている人がいる以上店は営業を続けるんですが、コロナの影響でちょっとパチンコの存在について考えてしまいましたね。
だって97%の業界店舗が営業を自粛していた期間、死ぬほど困った人いないでしょ
そりゃ今まで来てくれてたユーザーは少なからずパチンコしたい衝動に駆られるとは思いますが、打てないなら打てないで「まあいいや」みたいな。。。
・6号機が主流になって打ちたい台がない
・タバコが吸えない
・貸玉が減ってる
こういったマイナスな業界の風潮にコロナの追い打ちですからね。
お客さんもそこまでパチンコ業界に大きな期待は持ってなかったと思います。
さらに沖ドキを含む認定機の設置期限延長・・・
一瞬喜びましたけど、これって本当に業界のためにプラスになるのかはちょっと分かりません。
新台が入らない
↓
メーカーがキツイ
↓
良い台が開発されない
↓
台がさらにデカくなって高額になる
↓
共倒れ
一応使える機種の延命措置がなされましたが、問題が先送りにされたばかりかその間の新台が要らなくなりますから、メーカーが割を喰います。
(もはや沖ドキ2が要らない状態・・)
そうなってくると台の値段が高騰してくるのと、販売方法がいやらしくなるだけです。
もはや解決策は「風営法を緩める」以外にありません。
つまりホール関係者の私が「アミューズメント性ねーな!」と思ってる時点で詰んできてるんですよね・・・
まとめ
取りあえずコロナが終わらなければ何も解決しないんですが、ルールだらけの窮屈なパチンコ店は一刻も早く戻らなくてはいけません。
そして堂々と集客できるような環境に戻らないと、マジで共倒れになってしまいます。
自店のことだけ考えて暴走するお店は業界の足を引っ張ってますよー
(はい、そうですか。といって従えない状況だとは思うんですが・・)
とはいえ自粛解除から流れは良くなってます。
今年の営業次第で来年の生き残りはさらに激化するでしょうね。
特に自粛ムシして営業していたレベルのお店が生き残るのは難しいと思われます。
コメント
リルムさん、こんにちわ♪
私の行動範囲でいろいろ有ったので書いてみます
・マイホのGI級イベント
いつもであれば夕方前に割がグンと上がるのですが、やはり設定が入れられなかったのか?最終的にもギリ10割ほどでした
いつもは最も強い機種の凱旋の初当たりが全台重く、7割程度の稼働でした
全体を見て思ったのは、こんな事態の真っ只中にしてはほぼ利益無しの営業をしたのはスゴイと思いましたが、地域一番店が今出来る限界がコレなのだと痛感しました
・隣県2県の営業自粛終了
隣県の片方が営業再開したと同時にマイホの駐車場の県外ナンバーはほぼ消え去りました
・現在
昨日今日と、稼働がかなり回復しています
『パチンコ屋って、こんなにうるさかったんだ!』と思ったくらいですから
・パチンコ絡みの批判
1つハッキリしているのが、《パチンコ店が営業しているのは産業や雇用の維持の為に仕方ない》としても《パチンコ店の店員さんが他の店へ遊びに行き打っている》事への批判がすさまじいです。
マイホと大手の店員さんは、先月半ば頃から他のパチンコで全く見なくなりましたが、地元企業の店員さんが頻繁にマイホで遊んでいる姿があり、文字通り後ろ指を指され批判が集まっています
・マイホの通常営業を推測
パチンコのスタートは下がっていないと思われます。計算はしていませんがジャグラーの割も昨年末頃と比較して変わっていないような…(個人的にジャグラーは打たないので、あまりアテにならない感想ですが…)
・マイホの新台モンキーターン
導入からトントンあたりです。常連やプロ?が全く打っていないのが気になりますが、それでもおそらく甘めに使っているのだと思われます
小春日和さんお疲れ様です。
調査内容ありがとうございます。
当店も営業再開を致しましたが、初日の営業は利益ギリギリでしたw
しかも狙ったワケではないので、焦りましたね(´Д`)
なので、そちらの1番店も10割営業は十分立派だと思いますよ。
会社としてはなるべく利益の確保をしたいでしょうからね。
当店の中身を見てみると、サラ番2とモンキーターンがフル稼働
あとは絆2がそこそこと言った感じです。
常連さんはハナジャグ、ディスクアップ
この辺を打ってと思います。
縮小した営業の中ですが、皆さん楽しく打っていた様ですね。
月末からの稼働回復に期待したいと思います。