こんばんはリルムです。
会社員をやっていると部下が増えてくると思います。
部下が増えることは良いことなんですが、場合によっては、先輩や過去の上司など「年上の人」と仕事をするケースも出てきますよね。
ここでお互いにやりづらさや壁を感じてしまうと仕事が円滑に進まなくなります。
そんなワタシが店長になったのは30歳くらいの時です。
周りの社員と役職者は全て40オーバーの中年男性で、入社当初の先輩ばかりでした。
今回はこの時に苦戦した人間関係に触れつつ、経験談を書いていこうと思います(^^)/
年上の部下がやりづらい時にやるべきことは1つ
年上の部下とウマく仕事をする方法・・・・
結論は1つ「相手を敬うこと」だけです。
心構えとして「相手に敬意を払う」という点だけ意識していれば問題ありません。
具体的に例をだすと以下の通りです。
年上の部下を敬う行動
・言葉遣いは敬語が必須。
・上下関係より横の関係から。
・清掃とか雑用こそ率先してやる。
大事なことを一番上に書きました。
日本という国で年上への言葉遣いは敬語以外ありえません。
年上の部下には敬語で話そう
職場という公共のスペースで年上と話す時には敬語が必要です。
理由は単純です。
「年下 上司 ムカつく」というワードでググったら、その中に「エラそう」「言葉遣い」というのがあったからです。
まあ、これは誰でもわかりますよね。。。
いくらその人が仕事できたとしても、人間は「年下になめられたくない」という想いがありますからこの感情は会社の上下関係だけでは覆りません。
しかも、日本語には「敬語」というモノがあり、目上の人を敬う文化があります。
これは社会的な上下よりも道徳的な上下を重んじるモノです。
芸能界とかを見てると痛感しますよね。ちなみに私もこういった日本の文化はキライではありません。
私は、相手を敬う想いがあったから日本は世界で先進国になれたとマジで思ってます。(中国との差はGDPではなくこの辺だと思う)
年上への敬意が払えないだけで「ジンオワ」になります。
ちょっと脱線しましたが、大したカリスマ性や能力もないのに立場が上になった途端に年上の部下に横柄な態度を取るバカは早々に失脚します。
これは政治家に良くある例ですね。
秘書に「このクソハゲ。ボケ。」とか言っていた某女性議員とか、秘書に暴力をふるって離党した自民党議員とかは典型的な失敗パターンですよね。
どなたも偉くなったと勘違いしたのか知りませんが、秘書という一番の側近に手を噛まれて政治生命を終わらせています。
ただ敬意をもって接していればよかったものの・・・部下との関わりがヘタすぎです。(秘書を部下と呼ぶかはさておき)
何かまた脱線しましたが、要するに年上の部下と接する際は敬意を払いつつもパートナー型を目指すと良いという話です。
年上の部下とはパートナー型の関係を目指そう
こうならないためにも、年上の部下と関係性はパートナー型を目指すべきです。
というのも、年上の部下は年下の上司に対してこういった想いを抱いています。
・なんか若いヤツだけど大丈夫かな。
・年下が上司か・・・まあ仕事だから気にしないようにしないとな。
・がんばらなかったオレが悪いんだけど、追い越されたのはちょっとヘコむな。
年上の部下というのは意外とプライドが高く、年下の上司を心の奥底では良く思ってないパターンが多いです。
しかも、その上司が何の実績もないというスタートだったら、なおさら一歩引いた目で見られてしまいます。
しかし、ここで朗報です。
「めちゃくちゃネガティブでやりづらい状況」のようなんですが、実はこの状況がチャンスだったりするんですよね。
それがパートナー型へのススメです。
相談・任せる・ありがとう
年上の部下は基本的に経験豊富な人が多いです。
自分の知らない過去のコトや、店のことスタッフのことを良く知っています。
いくらアナタのアタマが良くてもこの辺は経験値に勝るものはありませんから、素直に「相談」です。
この時点で年上の部下からアナタへの警戒心は50%くらい薄れます。
ワタシは店長として色んな物事の判断はしてきましたが、知らないコトはすぐに弱さをさらけ出して部下に聞いていました。
参考にしたのはこの本でして、戦略的にパートナー型を作りに行きました。
もちろん、年上部下の心をくすぐるという意味ではスケベ心がなかったワケではありません。
相談して、やってもらって、ありがとう。
これだけで年齢関係なく、部下は上司のために動いてくれるもんなんですよね。
もし、それでも関係がダメな場合はやり方がウマくないのかもしれません。
年上の部下は意外と砕けた関係性を望んでいたり
そんな気難しい年上の部下ですが、意外と向こうは良好な関係を築きたいと思っているようです。
彼らが一番気にしていることは、年下に追い越されたという悔しさや恥ずかしさであって、自分が落ちこぼれのような感情になるのがコワことだと思います。
なので、コチラとしては
・アナタの立ち位置は全く気にしてない。
・そんなことは良いから取りあえずオレを助けてくれ。
・ちょっとテンション上がってきた?もう一回昇格チャレンジする?
こういった順番で信頼関係を築いていくと驚くほどに信頼されていきます。
ここまでくれば、タメ口を使おうが、指示を出そうが全く問題ありません。
最低限の敬意は払ったうえですが、働きやすさは100倍くらい改善されているでしょう。
やる事が分からなかったら、アルバイトがやってることをやれば良い
「部下を動かす」ことについては、もっと単純に考えても良い時があります。
先ほども言った通り、いくら上司といっても実績のない人に人はついて来づらいです。
とはいっても実績を出すには経験と時間が掛かります。
そんな時は、ひたすらアルバイトがやってるような清掃とかをやるべきです。
ワタシの話でいうと、トイレチェック・駐車場の草取りなんかは今でもやっています。
何だかんだ、上司の仕事なんて部下にとってはボンヤリしたモノです。
なので、具体的に君たちと同じこともメッチャやってますよ。というアピールを含めつつも単純に気になるからやっていたりするわけです。
こういう姿はスケベ心オンリーでは成立しなかったりするんで、上司が当たり前のように雑用をこなさなきゃいけないという「義務感」が大事かもしれません。
やってみせ、言って聞かせ、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ
山本五十六
「ハイ論破(^^♪」ですね。
【まとめ】年上の部下がやりづらい時にやるべきことは1つだけ
以上で、簡単にまとめると「信頼関係がパートナー型に成長するまではしっかりと相手に敬意を払え」
ということですね。
特にそのスタートラインである「言葉遣い」についてはムダに相手を失望させる要因になりますから、ただ自分が上司であるという理由だけでどの部下にもタメ口で言って良いという考えだと、政治家みたいになります。
言いづらい。やりにくい。というのは信頼関係が未熟な証拠です。
相手方も気を遣われているのは察知してます。アナタよりも人生経験豊富なので・・・
年上の部下はやさぐれパンダが多いです。
しかし、知識はフクロウレベル。お互いの頼れるトコロを見つけて良きパートナーを目指しましょう。
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