こんばんはリルムです。
様々な業種で人材不足が騒がれています。
飲食店も時給を上げて募集をかけているようですが、満足のいく結果が出てこないようです。
当社も慢性的な人材不足が問題視されてはいますが、現状解決には至っていません。
人員不足は一体何が原因で、みなさんどのように解決しているのでしょうか。
クオリティの低下
人員不足を乗り切るには、業務を減らすか、既存の人員の仕事量を増やすかどちらかしかありません。
当店も、その影響から開閉店の業務を営業中に回すことによってなんとか回っている状況です。
そして、このような人員不足はサービスのクオリティ低下を招きます。
忙しさのあまりに既存スタッフの仕事の意欲が低下するため。
また、新しい人材を求めるあまりに問題のある人を雇ってしまうためです。
結果、全体レベルの士気低下になってしまうし、問題児が入ることによって人的トラブルが発生して職場環境が悪化したり退職者が増えたりしてしまいます。
人員不足によって苦しい状況は、続けば続くほど悪い方向へ向かってしまうのです。
問題のある人に自主退社してもらった
過去にヤバそうな雰囲気のスタッフをクビではなく、あくまで自主退社という方向でやめもらったことがあります。
その問題の人は20代の主婦。
早番専門で土日は出れないという、パチンコ店にありがちなシフト希望でした。
見た目はカワイイというお客さんもいたし、そこそこ遊んでそうなタイプの子でした。
別のパチンコ店での勤務経験もあり、採用してからの仕事ぶりはかなりスムーズにできていました。
今のところ、仕事はできるし客ウケも悪くないので、取りあえず人員不足の状況は改善されつつあったと思っていました。
すると、1カ月ほどの勤務を経過したあたりで、コイツが一つの問題を起こしました。
別の女性スタッフと揉めたのです。
どうやら「イノ」と「サクラ」は地元が同じ知り合いだったらしく、プライベートでも会うような関係だったとのことでした。
そして、揉めた原因というのが・・・
アンタ、デブじゃない?
という「イノ」の一言でした。
これによって「サクラ」は心底ムカついて、休憩室でちょっとばかり言い合いになってしまったというのがスタートでした。
若い女同士のドロロ
この件から2人の関係は悪化し、業務に少しばかりの支障をきたすようになりました。
インカムでの返答ムシ。
カウンターでの引継ぎをやらない。
など、とうとう別の女性社員からSOSの声が上がってしまいました。
はて、店長としてはこんな子どもみたいなケンカのやり取りはさっさと解決したいもんだが、如何せん10個ほど年の離れた女性スタッフ同士の関係をどうしたら良いものか・・・
正直メンドクセーと思いながらも、女性社員から情報をもらいつつ、ケンカの内容を聞いていこうと思いました。
取りあえず大人の自分が話をきいて、適正なジャッジを下せば万事解決するであろうという慢心があったのです。
しかし、のんびりしている間に状況は加速し、ついには「サクラ」が休憩中に泣いてしまって出てこないというトラブルに発展しました。
これはイカンと思い、急遽「サクラ」を事務所に呼び出し、事情を聞くことにしました。
すると、聞いた通り事の発端は「イノ」と同じ職場で久しぶりに会った時にいきなり体型の事をバカにされたこと。
そして、「イノ」がそれを面白がって地元のSNSグループで発信したというのが始まりということでした。
最近の体型を気にしていた「サクラ」はこれにより大ダメージを受け、しばらくは反論をしていたようなんですが、耐えきれず泣いてしまったということでした。
と、ここまで聞くと「サクラ」が被害者で「イノ」が全面的に悪いような気がしますが、ドロロの中身はさらに「ひとひねり」ありました。
ドロロの中身
実はこの2人、地元が一緒ということもあって交友関係も共通の人が多かったようでした。
すなわち付き合う男性も近しいようになっていくわけで、「イノ」のダンナと「サクラ」も地元の知り合いということでした。
今回の問題は「イノ」が「サクラ」にデブといったことが始まりと聞いていましたが、この2人の因縁は深く、実は「サクラ」が「イノ」のダンナ「シカマル」と最近飲みに行ったことが問題の根っこにあったのです。
話を整理すると、
「サクラ」と「シカマル」が飲みに行く
↓
偶然「イノ」と「サクラ」が同じ職場になる
↓
「イノ」が問い詰めて、デブと言う
↓
「サクラ」泣く
時系列でいうとこんな感じで2人の溝は深まっていったようでした。
もう二人ともどっか行ってくれ!!!!!
切り捨てごめん
こうして、若い女性スタッフ2人の溝が深まっていく中、正直このままどちらも働かせていくのは難しいと感じておりました。
やはりこれだけ関係が悪化してしまった以上、第三者による修復は不可能であると思ったわけです。
丁度そのころ、「イノ」が子どもの具合悪いと言って休みガチになっていました。
保育園に行っている小さい子どもだったので、急に体調が悪くなってしまうこともあります。
ただ、人員不足の店にとって、当日欠勤というのはかなり影響が出てしまいます。
仕方がないと言いつつも、私は内心焦燥としていました。
当日欠勤が許されるなら、初めからシフトに入れてないんだけどなー
難しい問題ですけどね。
子どもの具合が悪いなら、母親がついてあげるのが必須だし、それを何とかして店に出てこいなんて言えるはずもありません。
向こうも少なからずの罪悪感を抱えているはずですし・・・
ただ、人員不足の店だと、こういった所から他のスタッフの不満が炸裂してきます。
店長としては、上手くバランスを取らなければいけません。
1人欠勤分の業務を、残ったスタッフで分担しなきゃいけないですからね。
そいつらの時給は変わらないのに、やる業務だけが増えるから・・・
と、そういった事情のなか、当日欠勤が出始めていた「イノ」だったのですが、コチラの事情を裏切ることをしていました。
隣の店で北斗無双を打っていたのです。
「サクラ」「イノ」の問題をどうにかしようと思っていた次第ですが、この件によって「イノ」の重罰が確定し、事実確認と共に退社してもらうことにしました。
後日談ですが、「イノ」には右腕にタトゥー、左手にリストカットの痕があったというのも発覚し、やはり辞めてもらってよかったという次第でした。
コメント
お疲れ様です。
拝見させてもらってます。
従業員さんの管理もやっぱり大変ですね。
子供利用してパチンコはさすがにクソですね。
切って正解と思いますよ。
僕が行ってるホールでも掃除のおばちゃんがよく愚痴ってます。
よく働かれてる方なんですが、愚痴がストレス発散なのも寂しい気がします。
従業員同士の結婚は結構ありますよ。
この前も結婚で2人辞めていきましたし。
出戻った人もいますね。
ホールの従業員さんいつ休んでるだろうといつも思ってしまいます。
ホールに入り浸ってる人間が言うのもなんですが、お体には気をつけてください。
話変わるんですが、50,000枚貯玉してたらホール的には嫌ですか?
率直な意見をお願いします。下ろすタイミングがよくわからなくて下ろすなら何枚単位がいいとかあれば教えてください。
八ロクさん
コメントありがとうございます。
やはり従業員の絶対数が足りないというのは、一番の懸念事項です。
「忙しさ」という現場目線の考え方と
「魅力を感じられてない」という業界・会社目線の二つ意味で悩むポイントです。
やめる理由も、「単純に疲れた」ということが多く、
寿退社や、次にやりたいことが見つかったという円満なモノは皆無です。
さて、貯メダルの件ですが、
基本的に多く持っていても店側はあまり疎ましく感じたりはしません。
よほど立ち回りが汚いとか(ベガ立ちハイエナ・2台打ちなど)
目立ったマナー違反が無い限り大丈夫だと思います。
しかし、店側の都合ですが、土日の閉店間際に「数万枚レベル」を一気に交換されると
特殊景品が足りなくなるケースがあるので、よろしければ時間に余裕のある時にお願いしたいです。
責任者がてんやわんやしてしまいますのでww