パチンコ店で盗難が多いものは何か【トラブルの実例】

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こんばんはリルムです。

今回はパチンコ店で「盗難が多いもの」というテーマで書いていきたいと思います。

不特定多数の方が出入りするパチンコ店では営業中に盗難が多いのも事実でして、警察沙汰になることもしばしば。

そんなわけで、私の経験したなかで比較的パクられやすいものをエピソードと共にピックアップしていきます。

パチンコ店で盗難が多いものは何か

店内でパクられるパターンのほとんどが「置き引き」による被害です。

席を離れた時であるとか、トイレに忘れたであるとか、そういった時に所持品が無くなるケースが大半を占めます。

実例をもとに紹介したいと思います。

・ICカード関係

・財布

・タバコ(ライター・電子タバコ本体)

ICカード関係

最も多いのがICカード系のモノです。

現金が入ってるモノと持ち玉が入ってるモノがあると思うんですが、現金の方が良くパクられます。

パターンとしてはトイレに立った際、サンドに入れっぱなしにしていたものを抜き取られるケース。

あとは出玉がそこそこある人にありがちな、連チャン終了後に現金残高がある事を忘れてそのまま残してしまうケースです。

いずれにしても第三者が通りすがりにパクったり、隣の客が忘れていったカードを何食わぬ顔でパクることで事件がスタートします。

しかし、カードの盗難については「かなりの確率」で犯人が見つかります。

台・精算機・カウンターなどあらゆる媒体で「カードを差した・抜いた」の履歴が残るからです。

特に精算機やカウンター付近のカメラは顔が見やすく映るので、その分特定に至りやすいといったわけです。

パチンコ店の防犯カメラの性能

で、カード盗難の中で一番ムカつくのが、カードをパクっておいてそのものをどこかに捨ててしまうパターンです。

実物が出てこない以上、持ち主に返却もできないしコチラが補償するワケにもいかないからです。

カードのデータが見れるのを分かっている愉快犯が、たまにバレないようにうまくカードを抜き取り、どこかに処分するということがあります。

警察に届けても、よっぽど抜き取った瞬間が鮮明に映ってないかぎり進展しない可能性があるため、結果として被害者は泣き寝入りになってしまうのです。

ムカつきますね。

財布

次に来るのは何と言っても財布ですね。

財布はカードと違って、そのものを持ち歩くと目立つのでドロボーから敬遠されるのですが、たまにあります。

これも台に忘れたとか、イスの下に落として気づかなかったとか、トイレの個室に置き忘れてしまったという時に盗まれてしまいます。

そして私の経験上、財布の盗難で持ち主に100%の状態で戻ってきたケースはありません。

中身だけを取られて財布自体はどこかに捨てられることがほとんどだし、これも取った所が鮮明に映ってないと追求できなかったりするからです。

クレジットカードや免許証を悪用されることも考えると、被害者は安心していられませんので、警察やカード会社に片っ端から電話しなくてはいけません。

それが夜の8時とかだとカード会社に連絡がつかないとか、さらに精神に追い打ちをかける事態になってしまいます。

財布の盗難には現金がなくなる以上に多大なストレスがかかってしまうのです。

財布の盗難に関して、以前珍妙な案件があったので紹介しておきます。

ある男性客が

「店員さん、これトイレにあったよ」

といって財布を届けてくれました。

中を見ると現金は1万円ほど入っていて、その他のカード類も無事なようでした。

本来ならここで「拾得物の権利を主張するか(報労金)」について拾った人に聞いたりしなくてはいけないのですが、そのお客さんはスタッフに財布を渡すとすぐに行ってしまいました。

その後、落とし物の処理をして事務所にて保管をしているとすぐに持ち主らしき人が表れたのですが、

「おい!2万なくなってんだけど!!」

どうやら所持金3万円のうち、2万円が抜き取られていたようです。

そう考えると、最初に持ってきたあの男がとてつもなく怪しいのですが、

あの男

この人の前に誰かが2万円を抜いていて、実際に1万が入った財布を拾っただけかもしれませんので、もはや事件は迷宮入りです。

しかもトイレの個室にはカメラの設置はされていませんので、映像での証拠確認にも限界があります。

このドドリアが善人のフリをして現金の一部を盗んだ可能性が高かったのですが、結局被害者に諦めてもらう以外ありませんでした。

タバコ・ライター・電子タバコ系

これらもたまにありました。

が、今となっては台に忘れることもトイレに忘れることもなくなるでしょう。

過去にあったケースです。

朝一のお客さんがタバコで台を取り、それをテクテク歩いてきたじいちゃんがパクってそのまま出て行ったということがありました。

朝一のディフェンスが緩い状態のパチンコ店で置き引きを繰り返すちょっと悪質なじいちゃんだったようです。

お客さん自身がすぐさま捕まえて外で怒鳴り散らしていたため、内容を聞いてじいちゃんの方を出禁にしました。

ちなみにタバコつながりの話ですが、本日から全面禁煙がスタートしました。

まだ慣れないお客さんもいたようですが、概ね協力的に分煙を行ってもらえたようです。

コロナが収まって稼働も上がってきたら大変になるかもしれませんが、それまでは徐々に認知度を上げていくしかなさそうですね。

パチンコ店は盗難が多いのか

ということで、パチンコ店で起こる盗難事件とその具体例を出したのですが、エピソードは毎月1回は出てきます。

しかし、これってパチンコ屋だから治安が悪いのか

という話になるとちょっと違う気がします。

置き引きを生み出すのは、パチンコ屋ではなく人込みであって、風俗店、娯楽施設というのは無関係であると思うのです。

朝の渋谷駅とか東京ドームとか、人込みであればどこでも盗難は発生します。

まあそんな中でも、仕切られた空間の中で起きる盗難の多さはパチンコ店がトップで多い気はしますが・・・・

書いていて思い出したのですが、そういえば隣で打っていた若い女性客のケータイをパクったヤツがいましたね。

女性客がジュースを買いに行ったスキにケータイをパクって、トイレの個室に持ち込んでいました。

そこでナニをしていたのか、目的もわかりませんでしたが、女性客がケータイがないと騒ぎだしたすぐ後に交換して退店していました。

カメラでは詳細が分からなかったのですが、その男がトイレに行った後に女性客が騒いでいたので間違いはなさそうでした。

で、最終的になくなった携帯が個室の便器の裏から見つかるというサスペンスです。

パチンコ店ではこういった目的不明の事件も発生します。

どうか自粛してください。

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