こんばんはリルムです。
天皇陛下の即位も無事終了し、2019年にスタートした令和の時代も2年目に入ろうとしています。
そんな中、2020年はパチンコ業界の法人ランキングが変わるということで記事にしてみました。
結構前にこんな記事を書きました。
直近のデータから売上のランキングをまとめたものなんですが、こうして見ると縮小してきたとはいえ上位の法人はまだまだ大きな売上を出しています。
実はここ数年、このランキングというのはトップ10の変動はあったものの、トップ3に関してはずっと変動がありませんでした。
1位:マルハン
2位:ダイナム
3位:ガイア
というのは、ココ数年揺るがなかった大手の実績だったのです。
しかし、このトップ3の法人が変わったとの情報が入りましたので、さっそく書いていきます。
3位アンダーツリーグループ
以前の記事は大体半年前に書いた記事だったのですが、この時点で私も4位のNEXUSグループが3位のガイアを抜くのでは?
との予想をしていましたが、どうやら専門家によると3位には5位にランクインしていたアンダーツリーグループが来るらしいです。
参考記事
↓
もともとガイアはスクラップ&ビルドのスピードが早く、採算の取れない店舗はさっさと閉店させて新たな場所にオープンさせるというサイクルが得意の法人です。
対して、4位のNEXUS、5位のアンダーツリーは閉店のスピードよりもM&Aを含む新規出店を積極的に行っており、ジワジワとガイアとの差を埋めてきました。
店舗規模、売上規模でもシェアを拡大させた結果、上位に浮上したと思われます。
メガガイア上越の売却
2017年12月
新潟県にガイアがやってくる
私も視察に行ったことのあるメガガイア上越店ですが、まず新潟に超大手法人のガイアが来るということで、新潟県は騒然としていました。
しかも新潟県では最大規模の1500台!
大分気合の入ったやり方で新規参入してきました。
メガガイアの入った新潟県上越市というエリアは、競合店舗が多くマルハンを始めとした新潟の強い店舗が揃っています。
グランドオープンの時は周辺地域がかなりピりついていました。(と思います)
何たって業界3位の法人が1500台で初参戦してくるんですから、エリアの店舗は対抗策をあれこれと悩んだでしょうね。
加えて、ガイアは沖ドキやバジリスク絆といった旧基準機をゲットするために、新潟で閉店するホールを機械ごと買い取り、それを新店のメガガイア用に準備していたという周到性でした。
*補足:認定機は「同一県内の同一法人でしか移動できない」
沖ドキなどの旧基準機は、ほとんどの店が検定が切れた後も使う認定機なので、同一県内の同一法人でしか移動ができないとされています。
当然ガイアは新潟に系列店舗がありませんから、新潟県の弱小ホールを買い取って法人名をガイアに変えてまで認定機を抱え込んだことになります。
しかし、フタを開けてみれば2年弱での売却。
メガガイアは4位のNEXUS(Dステーション)に買い取られました。
出店のサイクル早さが企業の戦略とはいえ、この経営に問題がなかったのかは非常に気になります。
初の新潟出店でメチャクチャ金をかけたのに、2年しか持たなかったのですから、ガイアはクソほど赤字にちがいありません。
こんなことをやっていた結果、4位と5位の法人に抜かれるハメになります。
ガイアが徹底的に出玉を出さない理由がなんとなく分かった気がします。
2020年パチンコ売上ランキング(仮)
というわけで、次回のランキングは以下のようになると思います。
1位:マルハン
2位:ダイナム
3位:アンダーツリー
4位:NEXUS
5位:延田エンタープライズ
6位:ガイア
7位:タイラベストビート
8位:ABC
9位:浜友観光
10位:成通グループ
さあ、これで業界でも「とにかく出さない」というレッテルを貼られた法人がさらに転落する可能性が出てきました。
7位タイラベストビート(ワンダーランド)
9位浜友観光(楽園)
この2社も勢いがありますので、ガイアを抜くかもしれません。
色いろと業界が動く2020年にはどのようなランキングになっているのでしょうか。
結果はその内記事にします。
コメント