こんばんはリルムです。
今回はブログ運営について書いていきたいと思います。
ブログを始めるなら、特化と雑記どっちが良いですか?
という質問を100回以上聞かれている。というブロガーがいる一方で、不思議なことにこのブログにはそういった質問が届きませんので、先に回答だけはしておこうという作戦です。
ブログ歴3年目で10万PVで300記事以上書いてきた中級者の意見なので、そこそこリアリティがあると思います(-。-)
ふざけてるようで結構マジなテンションで書きましたので、これからブログや情報発信を始める人とか、始めたけど伸びないという人は、ぜひともご覧下さいましまし。
で、ブログは特化と雑記どちらが良いのか
結論から申し上げますと、特化でも雑記でも稼いでいる人はいるので、要はどっちでも良いということだと思います。
例えば、「ボクシング」というジャンルだけにしぼって、「元ボクサー」とか「100人のセコンドについた経験がある人」が書いたボクシングの特化ブログは読まれるような気がしますし。
「格闘技」というカテゴリーの中で「ボクシング」「K-1」「筋トレ」と言う感じで展開された雑記ブログも読まれると思います。
大事なことは特化にせよ雑記にせよ、読者に必要な情報を提供し続けるブログが作れるかどうかです。
なぜ「特化と雑記どちらが稼げるか」という発想がダメなのか
で、こっからはダメ出しです。
ブログを始める前に、プロブロガーの人に「特化と雑記どっちが稼げますか」みたいな質問をする人がいるのですが、そもそもこの発想が間違っています。
「金を稼ぎたい」という思惑のスタートは成功しにくいから
ワタシもそうだったので良くわかるのですが、このご時世ブログを始める思考回路はこんな感じです。
・仕事だるいわー
・金稼ぐ方法って他にないのかね。。。
・副業って色いろあるんだな(-。-)y-゜゜゜
・ブログで月100万稼いでるだと!?
・仕事の裏話とかすればオレもブログで稼げるかもフフフフ(‘◇’)
だいたい、「金が欲しい」というダイレクトな欲求からブログという手段に行き着くパターンです。
で、副業の中身をそこそこ吟味した結果、「初期投資が掛からず続ければ結果が出る」というフレーズに乗ってしまってブログをスタートする感じですかね。
この心理はフツーのことだと思うんで、間違いではないのですが、金儲けが先行するとサービス業は成功しにくいです。
ホリエモン、キングコング西野を例に見る
例えば、ホリエモンとキングコング西野という2人を例にとると、彼らは一般的には成功者の部類に入るほど稼いでいると思います。
詳しい年収は知らないし、貯金額とか金の使い方も分かりませんが、少なくとも1年で数億円は稼いでいるハズです。
ホリエモン(年収10億はあるだろ)
・メルマガで年収2億
・オンラインサロン
・書籍出版
・その他メディアとか事業とか
キングコング西野(年収10億はあるだろ)
・オンラインサロンだけで年収10億
・書籍とか映画
・その他メディアとか事業とか
そうとう稼いでいて、世間への露出も多い2人ですが、1個だけ共通していることがあります。
稼いでるクセに2人とも金にマジで興味がない
え?じゃあなんでいろいろやってんの?
ファンから金集めてワイワイやってんじゃないの?
というのが世間のイメージですが、彼らはただ面白いことを追求しているだけの様です。
つまり金儲けのことを全く考えずに情報発信やら事業展開をしている結果、人脈とか金脈が勝手に彫られていくような感覚です。
成功しているスタートアップ企業、若いIT社長とかは専らこのパターンに通じます。
つまり
「どっちが稼げるか?」みたいな視点で情報発信しようとしてるヤツが、この時点でアウトなのが分かると思います。
自分が没頭していることが誰かに伝わって、それがファンを巻き込んで結果になるのが情報発信を含めたサービスの成功ロードマップです。
ブログで稼ぐなら、まずは没頭しているアナタの強みを全力で出し切ってからがスタート。
そこにファンがついたら進めば良いし、ダメだったら方向転換すれば良い。
こんな感じです。
ちなみに私はどちらのオンラインサロンもメルマガも登録してませんので、崇拝しまくってるというワケじゃないです。
ただ、彼らの発信している情報からマーケティングやファンビジネスの本質は学ぶ価値あるナーと思っています。
この本に大体のことが書いてあります。
意味不明なことを言ってくるバカとか、ヒトの時間を奪って来るバカには構わず自分の楽しい時間を作っていかないと、人生損しちゃうよ。
という内容を2人のバカが語っています。ぜひ読んでみてください。自分ももれなくバカだと気付きますので。
自分のメリットではなく、なるべく多くのひとのメリットを考える
人は自信がない時とか、不安な時は誰かを頼りたくなります。
今はインターネットがあるので、一生顔を合せない人同士が質問と回答をしています。
その時に、「どっちが良いか」「どっちが自分にとってメリットがあるか」
こういった考えだけを持っていると、どっかでボロが出て破綻します。
特にサービス業とか情報発信で金稼ぎをするのであれば。
フリーミアム戦略こそが現代の成功例
また例え話になるんですが、ツイッター、YouTube、パズドラにモンスト。
この辺って、我われは無料で参入できるじゃないですか。
無料で情報発信して、無料でゲームできちゃうみたいな。
しかし、これらのサービスを提供している企業って、めっちゃ儲かってますよね。
株式は上場してるし、アクティブユーザーの数は世界で○○億人!とか。
これらが成功したのは、「ヤバいサービス作ったからみんな課金してよ」みたいなカネ儲けのニオイがなかったからです。
特にゲームなんかは、ファミコンもプレステもお金を払ってゲーム機とかソフトを買っていたのが普通なのに無料でできるなんて、ワタシからしたらありえません。
そりゃあ、モバゲーやガンホーだって面白いゲーム作ったんだから、早く収益化したかったと思いますよ。
でもそれだと結局ファンがつかないんで、あえて参入障壁をぶっ壊した「無料で遊べるシステム」でスタートしてファンの獲得を優先したってわけ。
で、その中の5%くらいの人でも課金してくれれば十分に利益が出るように設計しているんですね。
これがフリーミアム戦略です。
キングコング西野さんは「キャッシュポイントをずらす」なんて言い方をしています。
要は、収益化を急ぐことによってファンを捕まえるチャンスを逃す方が最終的な利益損失になるという考えです。
身近な例だと、試食販売とかがそれですね。
あそこまでいくと「エサで釣ってる」感が出てしまいますが、やってることは一緒です。
無料で役に立つ面白いコンテンツを出してこそ、最終的に収益化されて生き残るコンテンツなのだと・・・・
【まとめ】特化と雑記でどちらが稼げるかという問題
ということで。
「特化」と「雑記」どちらにすべきかで迷ってるとか、ちょいと問題外なのかなといった感じです。
どっちにしても、どれだけ自分の専門領域で役に立つ面白い情報が出せるかが重要なのであって、そこに「収益化」が先行してしまうと、ナニを言っても伝わらなくなります。
昼間の通販のテレビに出るんだけど、「シジミのカプセル」か「掃除機」どっち売ったら方が良いかな。
くらい意味不明な質問だったことが分かると思います。
大谷翔平が「オレ、ピッチャーとバッターどっちになったら良い?」くらい意味不明な質問だったことが分かると思います。
分からないなら両方やれ。
それでダメなら有料級を無料でやれ。
大谷翔平は効率よくホームラン打つ方法なんて監督に聞いた事ないと思うぞ。
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