こんばんはリルムです。
全国から5号機のエースが消えていっています。
ヤバい!
どうすんの、スロット業界!
と、言われてきたものの、実質それに対する作戦はゼロ。
リゼロではなく、本当にゼロです。
出るとウワサされていた機械が出なかったり、6号機の救世主的な存在であった台がクソ台評価で地に落ちたりと、スロットはジリ貧が続いています。
今回はそんな中現場の店長である私が、どういうモチベーションで設定をいじっているかお話したいと思います。
旧基準機の価値
撤去が始まっているといっても、まどマギ、絆、ハーデス、モンハン。
6号機もドンドン出てますし、これらがなくなったとしても打てる機械はたくさんあります。
しかし、店側としてはこいつらが無くなることで、ある重要なモノが同時に無くなってしまうのです。
それは・・・
「利益を取る台です」
旧基準機は、売上も粗利も貢献してくれる5号機の中ではとっても素晴らしい機械でした。
バジリスク絆を筆頭に今月撤去されていく機種たちは、低迷していた業界でこれほど長く設置されたまさに救世主だったのです。
イベント日で設定⑥を入れようが、長期的なスパンで見ればそれ以上の利益を生み出してくれますから6年間みっちりその役割を全うしてくれました。
(利益額を機種ごとのシェアで表すと、旧基準機の割合がいかに高かったかが分かります。)
どの店もリゼロに高設定を入れた理由
リゼロを始めとした6号機に設定を入れることができたのは、なんだかんだ旧基準機が頑張って稼働と利益を稼いでいたからです。
弱小店もリゼロに⑥を入れて集客できたのは、その分旧基準機に設定を入れなくなったからだと思います。
2018年10月から6号機に移行し、2019年は全国でリゼロフィーバーがありました。
私はこのリゼロフィーバーって、言わば今の状況を危惧しての偶像崇拝的な考えだと思っています。
どういう事かというと、リゼロは旧基準機がリアルになくなったときのために、その受け皿として強引におっ立てられた6号機のアイドルにされてしまったのです。。
業界は一瞬、旧基準機のあとはリゼロしかない!と思い、増産の度に増台してしまいました。
そんな扱いになった理由は、今までにない高純増で初動が良かったからですね。
ユーザーは高設定を狙ってリゼロを追いかけ始めるし、撤去間近の旧基準機も需要は高まっていました。
11月くらいまで、パチンコよりもスロットの稼働が調子良かったのはそんな背景があったからだと考えられます。
リゼロフィーバーのあと、間もなく解析が出てしまって、挙句の果てに「⑥は作業になる」という痛恨の短所が拡散され、大量導入されたアイドル達は卒業を待たずに解雇されていきました。
⑥以外打たれないクセに⑥は詰まらない。
ホントにこれさえなければリゼロは優秀だったのに勿体ないですね。。。
まあ6号機の性質上仕方ないのでしょう。
しかもリゼロの低設定はAT性能が高く、赤字になりがちです。
ATに入らなったとしても、そもそも稼働しないので利益確保の対象にならないというのも難点です。
設定を入れるテンションが上がらない
ツイートにも書きましたが、毎朝やっているスロットの設定変更が苦痛になってきました。
もちろん6号機だろうと設定を入れればしっかりと出るのは分かるのですが、多分
「何を活かしてどう盛り上げていけば良いか」
という発想が浮かばないんだと思います。
その一つの理由に6号機の挙動があります。
北斗もリゼロも⑥が別格過ぎて平日は稼働しません。(特にリゼロ)
かといって毎日456を入れて育成すべきかというと、ちょっと微妙です。(特にリゼロ)
そうすると、必然的にAタイプよりの営業になるか番長3、まど2なんかにシフトしていくことになります。
各店絆を抜いた代わりにこれらの機種を入れていると思いますが、一旦ダメで外した機械を主要機のように並べても稼働ってつかないですよね。。。。。
かといって6号機のバラエティに設定を入れるかというと、長期稼働がほぼない6号機を全力で育成する意味もありません。
希望はAタイプか
年末年始の話になりますが、旧基準機の設置割合を5%以下にするためにドンドン減らしていかなくてはなりません。
それなのに、未だにこの状況は解決策を見いだせていません。
強いて言えばこういう場合お客さんの集まる所って、Aタイプなんだろうな。
という推測があるくらいです。
営業のモデルとしては、残った旧基準機と新台の6号機で利益の確保を行い、需要のありそうなAタイプと台数の多い北斗へ④⑤の投入。
どう考えてもこれが限界です。
他に設定を入れるモチベーションの上がる場所がないからどうしようもありません。
うすうす感じてはいましたが、絆撤去のツケがどれだけデカいかが実感できました。
やはり無双が残っているウチはそっちへ流れるのでしょうか。
現にスロットのやる気が全く起きないですが、それはどの店も一緒ですのでAタイプに設定を入れて信頼獲得が王道の戦略と信じて来年を迎えたいと思います。
コメント
今、新台入れ換えで遊戯停止中の札が目立ちますが、これは本当に遊戯できないのですか?店の事情でできないのですか?パチンコは部品がないとか理由があったりするのですが、わかりますでしょうか。あと、スロットでメダルを流しているときに店員さんが記録されているものは何に役立つのですか?
神奈川のダメ親父さん
コメントありがとうございます。
新台入替で遊技停止中~
これはホールで止まってる台が多いってことでしょうか?
だとしたら、昔と違って所轄による部品交換の管理が厳しくなったせいで、
メーカーに部品発注をしてすぐ交換 → 開放という流れができなくなったためです。
部品によっては警察への書類提出と承認を受けてようやく開放できるものなので、
故障から開放までに1週間以上かかることがあります。
そのため、導入時期が同じような台は同時に複数故障することも珍しくありません。
500台も台があれば常に2~3台は整備中があるのが普通です。
また、スロットのメダル計数の記載ですが
ほとんど意味ありません。
コンピューターとカメラで流したメダルと人物は特定できますので。
昔の内部不正やゴト防止の名残かと思います。
どうもありがとうございました!パット霧が晴れました!ただ、みなし機が終わり、入れ換えが間に合わないお店が増えてお客さんが少ないのが気になります(._.)
確かにそうですね。
みなし機撤去が間に合わない店は、ベニヤや島閉鎖で減台するしかありません。
警察にしょっぴかれるまで設置を続けて、業界から撤退する法人もあるかと思います。