こんばんはリルムです。
NFTというキーワードを目にする機会が増えたと思うんですが、
イマイチ使い道が分からん。
価値が分からん。という人も多いと思います。
今回は、NFTが何なのかよく分からないけど、サルの絵とかドット絵に数千万~億単位の金が動いてるとか
ナニそれ気になる!という方向けに書いていきたいと思います(^^)/
NFTなんて買ってどうすんの【使い道解説】
そんなワタシは2021年からNFTを買ったり売ったりしていて、この市場をずっと見てきました。
で、NFTってなんなん?という素朴な疑問に対して、この1年間でだいたいの答えもわかってきました。
具体的にはこんな感じ。
・ブランド品を身に着ける自己満足としての意味
・同じ価値観があることの証明
・投資・応援的な意味
「NFTって結局どんな意味があんの?」
という質問があるとしたら、答えを書くと上記のようになるかなと思います。
ということで、順番に説明していきます。
NFTを買ってどうするか①ブランド品を買ったときのテンションに
「NFTを買ってどうするか」
多くの人のスタートラインは「なんとなく」だと思います。ワタシもそうでした。
これが、ブランド品を買う感覚と似ていて、「なんで5万も払ってそれ買ったの?」と聞かれたら、「欲しかったから」「流行ってるから」みたいな答えが返ってくる感じです。
お金を収納するだけの機能であれば、マジックテープの財布で良いところ、わざわざ5万とか10万するブランド品を買うのは、機能以外のとこに価値を感じているからでして、それって結局のところ、テンション上げるための自己マン要素ですよね。
ステータスとか言えば良いのでしょうか。
それを持ってることによって「金持ち」「こだわってる」「おしゃれ」みたいな無言のアピールができるとこに価値があるという。
嗜好品やファッションの感覚でNFTを所有する
NFTの購入もその傾向が強いです。「この人1500万のNFTアイコンにしてんじゃん!」みたいな。
なので、一見ムダ・無意味と思われるNFTですが、ファッションと考えるとなんとなく飲み込めるかなと。
「え?その時計1000万するの?」
「え?そのNFT1000万するの?」
ここが同意義となるわけです。
一人ひとりがスマホを持ち、SNSアカウントを持つ今の時代、ファッションはデジタル化しています。
ちなみに、今後はメタバースのアバターでNFTが活躍するともいわれています。
これはフェイスブック(Meta)が出してるメタバース構想の画像なんですが、メタバース空間の中で自分を投影したアバターがNFT化された衣服をショッピングする世界が描かれています。
今のNFTはこういった世界観の黎明期と思えば、なんとなく買ってみようと思う理由も分かっていただけるでしょう。
NFTを買ってどうするか②同じ価値観があることの証明になる
続いては、「同じ価値観の証明」ということで、ちょっと分かりにくいかもなんですが、要するに「オレもファンですよ!」という連帯感のことを言いたいのです。
ワールドカップでも野球の試合でも良いんですが、サポーターの皆さん応援するチームのユニフォーム着ますよね?
あれです。
匿名だからこそSNSの世界で広まった
ツイッターのアイコンでNFTがバズったのも、これが要因の一つだと思います。
匿名で誰が誰かわからないSNSの世界で、同じプロジェクトのNFTをアイコンにしてる人がいたら、「おお!アナタもそうですか!!」
みたいな、外国で日本人に会った時のような気持ちになるのと似てるアレです。
NFTを所有していると、こういった連帯感が生まれてきたりします。
でもSNSアイコンにすることでデメリットもあるかもw
ただ、似たようなアイコンの人がたくさんいると、逆に誰が誰だかわからなくなることもあったりなかったり。
例えば、今日本のNFTで一番成功しているCNPなんかは、22222体リリースされてる上に、アイコンにしてる人が多すぎて、混乱することもあるかもしれません。
NFTを買ってどうするか③投資・応援的な意味
最後は「投資・応援」の意味です。
投資は文字通り、少額で購入して高値で売り抜ける手段として使えます。
前述のCNPなんかは、リリース段階で1枚300円くらいだったのが、半年あまりで40万円くらいまで跳ね上がりましたからね。
なので、期待できるプロジェクトを発見したら、値上がりを見越して買ってみるのもありです。
もう一個が「応援」ということなんですが、これは「クラウドファンディング」とか「株式購入」に近い考え方です。
NFTでクラファン
またクリプト忍者の話になるんですが、NFTプロジェクトのアニメ化を目指すため、資金調達でNFTを発行していました。
ワタシはあんま詳しくなかったんですが、アニメ制作は想像以上の金がかかるらしく、基本的には大手の制作会社じゃないと、単独でアニメ制作なんてムリゲーらしいです。
なので、応援したい人を募ってNFTで資金調達したいみたいです。
これって、けっこう斬新なスタイルというか、NFTがなければできなかったことなんで、すごいですよね。
株式もNFTに代用されるかもしれん
平成の株券と令和の株券の違いは
— リルム@元素騎士ファイター (@rireme33) December 10, 2022
ある意味で株式会社の崩壊が一目でわかったりする。 pic.twitter.com/nNL0QXxNYr
このツイートの意味分かりますかね。
株式会社のありかたとして、今までは株を買ったら、株券を発行してもらってたと思うんですけど、今後はNFTに代用されていくんじゃなかろうか。そういう話です。
現に右側のピクセルアートは「Nouns」というNFTプロジェクトでして、購入資金がすべてプロジェクトの運営資金になり、中央で管理して儲けている人が存在しません。
いわゆるDAOというやつ。ここまで完成度の高いDAOは、今のところビットコイン以外存在してません。
日本の経営者もDAOという名前を使っていろいろやってますけど、完全に中央集権的なもので、ぜんぜんダメです。
応援したいプロジェクトがあったら、NFTを使って応援しつつ、自分もそこに参加できる。というのがNFTの存在意義になってきているようです。
ちなみに、DAOやNounsについては、パジさんという方の音声を聞くと良く理解できます。
【お分かりいただけただろうか】NFTなんて買ってどうすんの?
ということで、NFTなんてものを買ってどうするのか。
という疑問に対して答えてみました。
けっこうかみ砕いて書いたつもりなんですが、専門用語もチラホラ出てきたので、分からない方もいるかもしれません。
そんな方は、ぜひ実際自分で作ってみたり、買ってみたりしてほしいです。
で、SNSアイコンを今日からNFTに変えてみて下さい。
NFTの世界観が見えてくると思いますので・・・
あと、2023年はNFTとAIがさらに進化して無双してくるはずなので、この市場を否定的に見てないで早めに学習すべきですね。メタバースはもうちょい時間かかりそうな予感・・・。
コメント