【現実】パチンコ店へ面接に来る40~60代の失業者たち

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こんばんはリルムです。

コロナウイルスの影響で色んな人の生活に支障が出ているニュースが毎日流れていますが、最近はその実例と言えることがあったので記事にしていきたいと思います。

最近になって高い年齢のアルバイト面接が続いてます。 40~60代で希望はホールスタッフ。 理由はコロナで人員削減されたから。 こういったヒトが時給の高いパチンコ店でとりあえず生活費を稼ぐということみたいです。コチラも人員不足ですが、やはり採用には年齢と職歴を重視してしまいますね。難しい

若いフリーターみたいな人がほとんど面接に来なくなったとは思っていたのですが、まさか最近になって40代以上の方の面接を立て続けにやることになりました。

パチンコ店に面接に来る40~60代の人とは

結論からいうと、面接に来た方たちは失業者でした。

コロナの影響をもろに受けて2020年の4月頃から職を転々としているようです。

42歳男性の例

まずは42歳男性の例を説明します。

42歳男性

・職歴:7社 → 飲食、運送、ホテル業
・結婚:アリ
・離職理由:会社が潰れた・人件費削減のため稼げなくなった

私は面接の時に、職歴の確認と退社理由を必ず聞くのですが、聞いたところによると過去の職場はどこも満足のいく給料ではなかったということでした。

さらに、コロナの影響で人件費が削減されたり、店そのものが潰れてしまったということでした。

いわゆる「路頭に迷っている」という状況です。

61歳男性の例

続いて、61歳男性の例です。

61歳男性

・職歴:10社以上 → 経理の事務職を転々
・結婚:アリ
・離職理由:ほぼ人間関係

この方は資格を取得していたため、経理を主な職種として選んでいました。

給与計算とか、総務部的なポジションですかね。

しかし、職歴に関してはかなり多く、同じ経理の仕事でも職場を転々とし、長く勤められない人なのかな?という印象でした。

年齢が61歳ということなので、その分多くの経験があるだけかと思いきや、そういう事ではなさそうです。

というのも、職歴について尋ねたところ、上司と会わなかった、営業職の人間と会わなかった。といった離職理由だったためです。

中高年の失業者がパチンコ店に仕事を求めて来る理由

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面接をしてみて、彼らの状況が大体わかりました。

まずは、単純に転職に失敗しているということです。

そもそも40代を超えている方の採用はかなり厳しい

42歳の方も61歳の方も、共通点は多くの転職経験でした。

しかし、良い歳になってパチンコ店のホールスタッフを応募してくる時点で転職が成功したとは言い難いと思います。

ちなみに私の経験上、パチンコ店のホールスタッフは40代で終わりです。

稀に50~60代の人もいますが、10年以上の経験でその年齢になったか、役職者のどちらかです。

なので、40代スタートでのアルバイト入社は厳しいと思います。

たまに働いている40代のスタッフは、20~30代からその店にいた可能性が高いです。

ネガティブ転職の典型的な失敗例

また、転職に失敗しているという点に関してですが、理由が全て「ネガティブ」なものだったからです。

・給料や待遇が悪い。
・シフトが減って生活が厳しい。
・上司が合わなくて。
・他の部署と合わなくて。

例えば、上記のような理由で転職したかったとして、それを新しい職場の採用担当にそのまま伝えて良い印象を抱かせるかというと、ビミョーじゃないですかね。

リルム
リルム

コロナはお互い助け合いましょう。
ウチではガンガン稼げますよ。
ウチは悪い人いませんよ。前の職場は大変でしたね。

面接官がこのような反応になるとは到底思えないんですが。どうでしょう。

・給料や待遇が悪い。 → 給料上げる能力ないんでしょ。
・シフトが減って生活が厳しい。 → シフト減らされる程度の能力なんでしょ。
・上司が合わなくて。 → 弱すぎ。
・他の部署と合わなくて。 → あなたが他の部署と連携できなかったのでは。

ちょっとイジワルな解釈にはなりますが、スタート地点で「年齢」というギャップを背負っている人がネガティブな離職理由を述べたところで、評価されません。

本来の成功する転職というのは、「有り余るオレの能力を見てくれ!」みたいなオーラを持ってやるものなので。

今回面接に来た2人は、ただ単に現状がイヤになって職場を転々としていた結果、定職がなくなったということです。さらにコロナの追撃によって状況は悪化・・・。

申し訳ないが、年齢と合わせて不要な人材と判断して不採用になりました。

職場が変われば全てリセットされて待遇も良くなるという幻想

今回、40~60代の人を面接してきて思ったのですが、パチンコ店に面接に来る人に大差はないということでした。

もちろんみんながそうではありませんし、学生なんかは今後にいくらでもチャンスがある人たちです。

しかし、パチンコ店でアルバイトする目的が「時給が高い」というモノである人は能力や知識に大差ナシです。間違いありません。

今回の人たちも、パチ屋で長期間働く気なんかサラサラなく、仕事ないからとりあえず探しながら生活できるようにテキトーに時給高いトコロに面接行こう。

という内心が透けて見えました。

事実として、パチ屋のバイトには上記のような(年齢問わず)能力が高くない人達が集まってきます。

そういう意味ではパチ屋の店員は底辺なのか・・・【絶望】パチンコ店の社員に将来性はないのか「答え=ない」

まあ、この話は置いておいて、仕事がなくなってパチ屋に応募しに来るのは全然ウェルカムなんですが、現職で成果を出そうとしなかった人はどこに行っても再就職は難しいと思いますよ。

特に40代からアルバイトを希望してくる人は「ナニか」ある人という認識で面接しますので。

職歴を見て案の定。。。。

転職ありきで仕事をするのは別に否定しませんが、給料を上げる方法は色いろありますので、逃げの転職をクセにするのは、悪い流れがループするだけなのかなと思います。

バイトでも社員でも転職での面接はコチラを参考にしてみても良いと思います。

というワケで今回は以上です。

パチンコ店員ですが年収を150万上げた話【方法は3つ】

コメント

  1. 小春日和 より:

    ( ̄^ ̄)ノ ̄L ペコ

    お疲れ様ッス♪

    自分では眺める事の出来ない視点、今年、それが書かれている記事として楽しませてもらいました♪
    基本、私はSNSはやらない人なので、気軽に見れてしかも内容に堅固な論理の存在するココは興味深いモノでした♪
    来年もお邪魔するかと思いますので、その時はなにとぞ…

    このスレッドの内容についてちょっと補足というか…
    結局、その人が責任について自己完結出来てきたのか?どうか?
    というところに尽きると思うんですよね
    社会性や技能的に未熟である人には若干寛容なのが日本人の思考なので、若い人は赦されやすく中高年には不寛容、まあ当然ですね…
    なので私は30代や大卒にも相当厳しく責任に関する自己完結能力を求めます。これだけで、責任転嫁や早期ドロップアウトする人材の流入を最小限に抑えられるからです。
    そして、このスレッドの議題の人材は、おそらくですが責任転嫁や早期ドロップアウト歴の多い人たち…、の割合が多い(採用するにはリスクしか有していない人材)かと…

    いかに自分に自信があろうとも、能力が高かろうとも
    さすがに面接で、『前の会社は私の才能を生かそうとも活かそうともしなかった』とか『私の働きに値する対価を提示出来ない企業だった』、ここまで言われてしまうと逆に腰が引けてしまう部分も…
    キンコン西野も結局そこだったんですよね、自他認める構成力でお笑いの頂点にのぼるも、その自信や誇りの高さに対して周りが少しずつついていけなくなり最終的に全く声がかからなくなる、自分を信じている事とそれを信じて努力する様に対して【周りがついていけないとサジを投げる多数派の能力の低い人たちのハブりによって、何にも抗わずただ自分磨きに没頭する超努力家が変人扱い】という嘆かわしい日本の常識…
    (個人的にキンコン西野は嫌いなんですが…、思考の根幹は尊敬出来るので少し触れてみました)

    責任についてどう対処したのか?も大事ですが
    その能力が突出し過ぎていても扱いにくい…
    なんか不条理ですね…(面接する側にとっても難しい)

  2. 小春日和 より:

    書き忘れ……

    簿記の勉強、まだ30時間くらいしかしておらず、今ようやく簿記の意義を理解出来たところです

    加齢による理解力の低下もあり、根底部分を理解してからでないと、各セクションの意味が理解出来ないという… (笑)

    でもまぁ、そんなこんなで歩は確実に進んでいることと、簿記が今の私に必要な知識っぽいことは再確認出来ました♪
    試験を受けるかはともかく、試験に受かるかはともかく、今後も学んでいく予定です♪

    (*´∇`*)ノ ̄L ペコ

    • rireme rireme より:

      お疲れ様です。

      簿記やってるんですねw
      仕訳が全てと言われているように、ココがスラスラ解けると割と面白分野だと思ってます。
      がんばってください。

      2021年になっちゃいましたが、今後もブログは続けていきますので長い目でよろしくお願いします。