パチンコとテレビの衰退理由は一緒じゃないかって話【変化がない】

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業界ネタ
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こんばんはリルムです。

普段はテレビを見ないのですが、年末年始はガマンの限界が来て格闘技や特番を見てしまいました。

結果、面白かったですw

今回はそんな中思いついた事について書いていきます。

パチンコとテレビの衰退理由は一緒じゃないかって話

パチンコ業界とテレビ業界の衰退は、なんか似てる・・・

その理由について。

コンプライアンスという不可抗力

理由のひとつは「コンプライアンスに殺されすぎ」説です。

・テレビ → 教育に良くない。不快感を示す人がいる。(放送倫理?)

・パチンコ → 著しく射幸心を煽る恐れがある。

要するに、「誰が言ってるか分からないような反対意見に可能性を潰されている。」

って感じです。

パチンコもテレビも、「昔は良かった」みたいな風潮あるじゃないですか??

リルム
リルム

パチンコだったら、マックスタイプや4号機時代が懐かしい・・
テレビだったら「風雲!たけし城」とかのやりたい放題なバラエティの方が確実に面白かったと思います。

「規制」という抗えない圧力によって、そのジャンルのエンタメ性が一気に冷めることがあります。

テレビもパチンコもこの被害者です。

過去の成功体験にぶらさがりすぎだろ

理由その②は、こうした「過去を超えられない説」。

テレビ → 家庭の中心には必ずテレビがあった。

パチンコ → パチンコは大衆娯楽という位置づけ。

上記のような、なんというか。世間に対しての上から目線があったのではないかというのは考えられます。

・テレビは一家に1台あって、夕食後はみんなで見るという常識。翌日には学校でバラエティ番組の話で盛り上がるという日常。

・パチンコは手軽に行ける大人のアミューズメント。給料以外で金が増えるかもしれないという夢のような場所。という日常。

こうした「世間のエンタメの中心」というポジションを取って金を稼いできた結果、昭和からテレビもパチンコも本質的にはナニも変わってないじゃないですか。

テレビは視聴率が取れそうな番組だけせっせと作り、パチンコは「出るぞ!」という機械や日にちを操作し始める。

過去の栄光からビジネスモデルを変えられない風潮が停滞の正体なんじゃないかと思うわけであります。

で、「コンプライアンス」というメスが入った瞬間、たちまち変化が苦しくなるという。

結果的に攻めすぎちゃって逆に受け手を失望させるという悪循環があったり。

パチンコなら「告知」に関すること。
テレビなら事実はちょっと違うフェイクニュースなど。

リルム
リルム

タイムリーなネタでいうと、元旦の芸能人がぞくぞく結婚するみたいなヤツ。
その後、「本人と事務所の双方が否定」っていう草も生えないニュースだったり。

その他の新しいエンタメの生産が早すぎる

もちろん、両者とも厳しいコンプライアンスの中で試行錯誤はしてます。

コンプライアンスの範囲内でもギリギリの面白さを追求しているとは思いますが。

残念ながら、今の社会がそれを認めません。起きてることは人々がテレビにもパチンコにも興味が薄れていっているという事実だけです。

お客はいつでも熱しやすく冷めやすい

これって要するに、「オマエらの業界ってつまらなくなったまま変わらないのな」という受け手側の意思表示と取れます。

コンプライアンスに翻弄され、スマホとテクノロジーの存在によってエンタメの幅が急速に拡大した結果、テレビとパチンコという当たり前だった娯楽が不要になってきています。

パチンコもテレビもエンタメ業界で一定の結果を出したもんだから、ビジネスモデルへの変化が遅く、時代の変化から取り残されています。

そこに規制とコロナが加わり、もはやムシの息です。

お客は今の時代、変化している市場の方に興味が行っちゃってるようです。

【まとめ】パチンコとテレビの衰退理由は一緒じゃないかって話

と言う感じで、さんざんディスってきましたが、じゃあテレビとパチンコ業界はどうすれば良いの?

というと、テレビは専門外なので知りませんが、パチンコ業界はもっとエンタメの解釈を広く捉えて今のスマホ市場と共存すべきだと思います。

例えば何年か前に、「スマホに余暇を奪われてるから、若者のパチンコ離れに歯止めをかけよう!」という趣旨の、「大学生がパチンコに行くにはどうすべきか?」

といった企画を見たことがあります。

これって気持ちは分かるのですが、若者の余暇を奪い合ってもスマホを手放す可能性はないので、共存する術を考えた方が良いですよね。

ながらスマホはその意志表示

また、個人的にスマホでマンガとかゲームしながらパチンコするヤツはどうなん?

という意見だったのですが、今はちょっと考えが変わっています。

それだけ今のパチンコ台がつまんねーんだよ!どうにかしろよメーカーさんよ!

みたいな気持ちもあったのですが、それだとこれまでの流れとあんま変わらないかと。

テレビもパチンコも、手軽なエンタメでいったらスマホに勝てないということを認めてしまって、逆にそこにあやかるくらいの姿勢を作った方がブレイクスルーできるような気がします。

例えば、「店内でのスマホでの操作は禁止!」といった意味不明なハウスルールは、もはや時代がナニも見えてないと思われます。

流行語になった「インスタ映え」も使われているの対象は飲食店かテーマパークであって、パチンコ店はなかなか。。。(インスタやってる若者とか女子がパチ屋に来ないからですよ。)

今必要なのは、流行っているエンタメを洗い出して、パチンコ業界に取り入れつつ変化しなきゃいけない時代なのかなと思っています。

ヒントは競合店じゃなくて、もっと別のアミューズメントなのかもしれませんね。

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