パチンコ店で起こった「トラブル」①

昔話

パチンコ店は娯楽産業であり、18歳以上の方であれば高校生を除き遊技することができます。

そんな、老若にゃんにょ、不特定多数の人間が出入りするホールという場所では様々なトラブルが起こるのであった。

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防げるようで難しいトラブル

これは多分中間の責任者だったころの話です。

パチンコ店において、誰でも空いていれば遊技台に座ることができます。

台が空いていればどなたでも遊技できますが、空いていなければ他の台を探さなければなりません。

誰かが座っていれば空いてないのは当然ですが、誰もいない台が空台なのかは判断が難しい時があります。

基本的にお客さんは遊技していた台をやめるのであれば、持っていた玉やメダルは交換して、その他の所持品を持って席を離れます。

しかし、たまに所持品や上皿の玉を忘れてしまっていくこともあったりするので、空台かどうか判断しにくい場面にも遭遇します。

なので、打ちたい台に微妙な玉が残っていて空き台かどうか分からないとか、忘れ物っぽいICカードがあるんだけど、という場合には店員に確認するというのが一番手っ取り早いと思います。

前の人がその台をやめたかどうかっていうのは、いちいち本人に意思確認なんてしてられませんので、客観的に状況を見て判断することになります。

しかし、これに店員を挟んでいるかどうかで後のトラブルを防ぐことができますので、お客さん同士で揉めないためにもそうした方が良いと思います。

店員はリモコンを所持しており、その台が前のお客さんが離れてからどれくらい経過しているかを見ることができます。

その時間に応じて、呼び出しを掛けたり、そのまま開放してくれることと思います。

以上を踏まえたうえで起こったトラブルがあります。

夕方の時間帯に女性スタッフからインカムが入りました。

「班長、お客様が責任者出せと言ってカウンターに来ているんですが・・・」

事務所にいた私はモニターをチラ見してみると、作業着を着た鈴蘭高校の卒業生と思われる人が立っていました。

なにが起こったんだ?

ホールの状況的にそれっぽいトラブルはなかったと思うのだが、急いでカウンターへ向うことにしました。

「お待たせしました。いかがなさいましたか?」

「オレがタバコ置いてトイレ行ってる間になあ、タバコが無くなってるし別のやつが打ってんだよ!打ってるやつに聞いたら何も置いてなかったって言うからや、カメラで見てくれや!なあ!」

なるほどすでに半切れは超えてる感じですな。

ひとまず内容を理解したので一旦該当台で打っている方へ状況を聞きに行ってみた。

すると、やはり何もなかったので座っただけだという返答でした。

そこには別段悪意も感じられず、ウソを言って台を横取りしたのではないような気がしました。

こうなったら、鈴蘭さんの言う通りカメラによって解決するしかありません。

パチンコ店のカメラはどんどん高性能になっており、お客さんが見ているスマホの画面もズームで見ることができるくらいになっています。 ←( 見ませんよ、できるくらい性能が良いってだけです)

私がバイトだったころはブラウン管でリアルタイムの映像はまだ見れるのだが、録画の映像となるとかなり粗く、盗難事件とかは証拠にならないケースが多くありました。

ただ、今回に関してはあっさりと犯人が捕まりました。

そうです。

ホールスタッフのAさんです。

Aさんはマジメで接客も良いし、常連の年配からは評判が良いスタッフです。

そんなスタッフだからこそ起こった内容はこうでした。

Aさんはタバコが放置されているこの台をマニュアル通りに呼び出しを行い、一定の時間を見て回収をしました。

(店舗のマニュアルとして、10分~15分くらいモノが置かれている台は呼び出しを行い、2度呼び出しても戻らない場合は回収して開放するというものがあります。)

マニュアル通りの対応をしたのになぜこんなことが起きたのでしょうか。

答えは意外と起こりうる盲点にありました。

該当台(確か初代エウレカセブン)は前のお客さんが離れてから1時間以上経過していました。

そこでついさっき来店した鈴蘭センパイが、これを打とうと思ってタバコで台を確保。

そのままトイレへ行って(時間的にBIGの方)ジュースを買うという一連の行動をしていたのです。

Aさんは、巡回中にタバコが置いてあるエウレカが気になって試しにリモコンで調べてみたら、1時間くらいの空き時間であったため、忘れ物だと勘違いをしてタバコを回収してしまったのです。

リモコンで台がどのくらい放置されているかを調べるのを「非稼働」と呼んでいます。

今回のケースでは、Aさんが前のお客さんの「非稼働」を鈴蘭さんがタバコを置いた時間と勘違いしてしまい、トラブルに発展しました。

というのも、この「非稼働」というのが、台が稼働しなくなった時(回転数などの信号が上がらなくなってから)からスタートするものなので、台に座ったり、お金を入れたりするだけでは「非稼働」がリセットされないのである。

もし鈴蘭さんがちょっとでもエウレカを回してから離席していれば、非稼働は5分とか10分のはずなので、タバコ回収には至らなかったというわけである。

再発防止ができるかどうか

今回の件については、責任者として鈴蘭パイセンと後から座ってしまったお客さんに平謝りし、なんとか納得してもらうことができました。

場合によっては、使ったメダルや金を返せと言ってきたり、席を譲らないといったことで2次災害に発展する可能性もあったので、なんとかなってホントに良かったと思います。

では今回の件はどうすれば良かったか。

ひとつは、スタッフがホールを良く観察し、誰がどこで遊戯しているかなど見ながら回ることが大事だと思います。

ホールの状況はスタッフの目で管理されているので、その時の記憶があればあるほど何かとトラブルの解決が早くなることがあるためです。

ドル箱を積みすぎて隣の人との境目が分からなくなるのを防いだり、ゴト関連についてもスタッフが違和感に気づいて報告してくれることで、未然に防ぐことができます。

もうひとつは、非稼働のほかに「台の状況」を加味するということです。

非稼働は1時間だけど、置いてあったタバコに中身があれば戻ってくるかもしれないとか。

天井間際だから、休憩取ってないけど金を取りに行ってるだけかもしれないとか。

マニュアル通りに、時間経過による呼び出し → 回収、開放

これはこれで良いのですが、状況を考えずに何でもかんでもマニュアル通りにしてしまうと、こういったトラブルになりかねないわけです。

今回はAさんがマジメであるがゆえにタイミングがズレてしまったというトラブルでした。

何も考えないでコールランプだけを追いかけるスタッフだったら、逆にタバコの存在も気づかないままトラブルにもならなかったかもしれないという皮肉なケースですね。。

昔話
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