こんばんはリルムです。
良く見たらブログの更新を10日ほどサボってました。
というのも、その理由はタイトルのとおり東野圭吾氏のせいであります。
全然ブログ書いていなと思ったら、いつの間にか読む人になってました。東野圭吾の本ばっかり読んでたら、1カ月で結構たまってた・・・
— リルム@ブチ切れパチンコ店長 (@rireme33) January 19, 2021
で、酒とサスペンスの相性が割と良いことに気づいたのである。
ストロングゼロはアタマが回らなくなるので、アルコール度数は5%までで。 pic.twitter.com/rwAk60nx7a
せっかくここまでハマったので、おすすめを書こうと思ったのですが、何というかぶっちゃけ「全部」です(*´Д`)
ツイートの画像に乗ってるのは全部面白かったので。
といっても、それじゃあどうしようもないので、あえてランキングをつけるとしたらどうなるか。
この辺について書いていきますよ。
こういうのは、もはや読んだ人の主観でしかないのですが、少しでも東野圭吾の魅力を知らない人の参考になればと思います。
それではどうぞ。
東野圭吾にドハマりした結果おすすめする作品ベスト3
有名作家の本をベスト3に絞ることがもはや野暮ったい話なんですが、苦渋の決断とやらをした結果以下の通りになりました。
1位:容疑者Xの献身
2位:夢幻花
3位:白夜行
追撃:「手紙」「分身」「プラチナデータ」
東野圭吾おすすめ1位:容疑者Xの献身
■容疑者Xの献身あらすじ
主人公は数学の教師であり、天才的な数学者。
でも、世の中に疲弊して生きる意味を見失う。。。。そこで、アパートの一室で人生を終わらそうとしたのだが、その時に隣に引っ越してきた美しい女性(シングルママ)と出会う。
一目ぼれしちゃったので、もうちょっと生きてみようかなと思った矢先、隣の家でトラブルが発生。
どうやら元ダンナ(チンピラ)と揉めているようだが、そこで誰かが誰かを殺してしまったらしい。
隣人である数学の先生はその事実に気づき、凡人の想像を絶する計画を思いつく。
東野圭吾の作品では珍しい「犯人側」の目線で書かれている作品です。
で、犯人と捜査班との絶妙なやりとりがメインのストーリーなのですが、ラストパートで畳みかけるネタバレに「犯人」をあらかじめ分かっている読者が、さらに欺かれる事実があります。←ここが見どころ
この作品は映画化されていてDVDも出てます。私は本もDVDも見ましたが、リアルな日常っぽいこういう作品は人間の狂気を描いていて好きですね。面白いです。
東野圭吾おすすめ2位:夢幻花
■夢幻花あらすじ
主人公は特殊な家庭に育つ。
優秀な父と兄にちょっとした劣等感を持っていたのだが、どうやらそこには家族が自分にだけ秘密にしているナニかがあるらしい。
唯一の存在である母親も自分にだけナニかを隠している違和感があった。
そこで、自分の家族や生い立ちを調べていくうちに「黄色いアサガオ」というキーワードにたどり着いた。
主人公家族と「黄色いアサガオ」の忌まわしい関係とは・・・
この本のナニが面白かったかというと、良い意味での裏切りです。
本を買う時って裏表紙のあらすじとか、本の内容をパラパラって見るじゃないですか?
その時に「アサガオ」の話だって知るわけです。
その時点で、「あー全然興味ねーわ」ってなるんですけど、売れてるっぽいし、東野圭吾だし、で無理やり買うワケなんですよ。
そんで、読んでみたら超面白いワケですよ。分かりますか?「ギャップ」ってやつです。
もうちょい内容を書いておくと、本の始まりは主人公とか全然関係ない昭和の家庭からスタートします。
超平和なアットホームな家庭でダンナの仕事を見送る嫁さんと赤ちゃんが、いきなり目を充血させた通り魔的なヤツに襲撃されるという・・・
こういった伏線が徐々にストーリーとつながっていくんですよね。
東野圭吾の作品は点と点のつなぎ方が面白さの一つかもしれません。
東野さんは出てくるナゾを後で全部回収してくれるので、海外の鬼才っぽい人が監督した映画の「ん?あの時のあれは?」みたいな疑問が残らないのが特長です。
読んでればバカにもすんなり理解させてくれるから安心して読めます。
無論、この「昭和の家庭」と「通り魔」と「特殊な家庭の主人公」は、後ほどバッチリ繋がります。
その本と出会うきっかけはストーリーじゃなくくて「ブランド」
ちょっと話が脱線するんですが、本を読むのって結構な時間が掛かりますよね。
なるべくなら効率良く面白い本に出会いたい。
でも、その本が単純に面白いかどうかって本屋に羅列されてる商品を眺めても分からないじゃないですか。
なので、結局のところ誰かがその本を買う理由って
・なんか面白そう
・この人が書いたヤツだから
・話題になってるから
・知ってる人がおすすめしたから
だいたいこんな感じになると思います。
・・・ナニが言いたいかというと
本というのは、内容が分からない以上、何かしらのきっかけがないと読まれないってことです。
その中で「東野圭吾が書いた」という事実は、その本を読む十分なきっかけになります。
アサガオという一見興味なさそうな内容だったんですが、私の中で「夢幻花」は2位にランクインしました。
東野圭吾おすすめ3位:白夜行
■白夜行あらすじ
廃墟ビルで質屋の店主が殺害されたことが事件の中心。
主人公は殺害された店主の息子と、同い年くらいの少女の2人。
息子の方はおとなしい学生だったが、友人を金持ちの熟女に買春させたりとサイコパスなオーラを持っている。
少女の方は才色兼備で言い寄る人間が後を絶たない。が、彼女に関わった人は大体何かしらの不幸に見舞われるという・・・
この2人が徐々に事件への関与を示していく、まさに遠くから点と点が繋がる作品。
白夜行は長編の作品です。私はぶっ通しで読みましたが、3日くらいかかりましたかね。
ドラマ化、映画化もされているため、ハズレる要素がないです。
東野圭吾おすすめその他
最後に甲乙つけがたい中で、これも面白かったというのを選んでおきます。
「手紙」「分身」「プラチナデータ」
手紙
切ない物語です。
弟のために殺人を犯した兄から手紙が届くのですが、刑務所から届く殺人犯からの手紙は徐々に弟の人生を狂わせていくという・・・
兄からのラストの手紙に「おお・・・」となってしまいます。
分身
何となくだけど、私はお母さんに嫌われてるかもしれない・・・
というドキっとするスタートです。
音楽活動でメジャーデビューを狙っている少女と、大学生の少女が主人公の話なんですが、この2人は一切知り合いじゃないのに顔がそっくりというナゾを追っていきます。
2人はお互いにその事実を知り、真相に迫っていくのですが、しだいに国が絡んだ深い闇に飲まれていきます。
どちらかというと、男性が読むべき本かなと思いました。
プラチナデータ
「プラチナデータ」は「分身」とジャンルが似ています。
読めば意味が分かると思いますが、裏に国が絡んだエピソードがあるという、ちょっと胸クソな内容です。(しかも、ハッピーエンドじゃない)
内容は、国民のDNAを管理して、起きた犯罪のほとんどを解決できるというシステムを作った天才エンジニアが殺されるという話です。
遺伝子の話ですが、出てくる内容は難しくありません。クロロホルムに麻酔効果があるくらいの知識があれば大丈夫です。
【まとめ】東野圭吾おすすめ
ちょっと長くなりましたが、以上です。
1位:容疑者Xの献身
2位:夢幻花
3位:白夜行
追撃:「手紙」「分身」「プラチナデータ」
ブックオフでも安く売ってるので、お近くの店で買えます。
めんどくさかったらアマゾンで買ってみてください。
読書は大事だという人はたくさんいますが、無意味だという人には会ったことがありません。
部下に「ちゃんと読書してるか?」というパワハラな質問をしたら、「いひひ、今スラムダンク読んでます」との回答だったので、いひひの部分だけ注意しておいた。
— リルム@ブチ切れパチンコ店長 (@rireme33) January 19, 2021
社会人には一度目を通して欲しい作品だと思います。
コメント
( ̄^ ̄)ノ ̄L ペコ
読書家でミステリー好きの母の影響で、小学高学年くらいからアルセーヌルパンシリーズや森村誠一・内田康夫・西村京太郎・松本清張あたりは図書館にあるものをすべて読み尽くしていた小春さんです。
東野圭吾作品は、10年以上前のまだ知名度がそれほどだった頃、この手の小説家さんが通る道である、売れっ子になる前同士の小説家と漫画家がタッグを組んで短編集をまとめた作品(コンビニの単行本コーナーに置いてある表紙も無い安い紙で刷った分厚いマンガ)、アレしか読んでません。読んでみたいとは思うのですが、他に何度も読み返してみたい本が多くてドラマ・映画・単行本はいまだに全く目を通せていません…
こうやって、作品の焦点を小出しされると読みたい衝動にかられますね
( ̄∇ ̄i)
日和さんお疲れ様です。
けっこうな読書家なのですね(^^♪
リール配列も良いですが、文字列を追うのもたまにはアリですね。
安いのは100円とかで買えるので、寒い日は引きこもってチューハイ片手に読書しましょう。