こんばんはリルムです。
仮想通貨のトレンド記事です。
ポルカドットのパラチェーンオークション。
— Rireme@NFT-making tricky baby (@rireme33) November 12, 2021
100の最先端ブロックチェーンサービスが生まれるってことですね。
イーサキラーになるか・・・!?https://t.co/bWLAHc15AR
ポルカドットのパラチェーンオークションが始まりましたので、それについて書いていきたいと思います。
今後のポルカドットには個人的に期待しています。投資してないけど。
それでは行ってみましょう!
ポルカドットの立ち位置
まずは、ポルカドットについて。
分かりやすく説明すると、ポルカドットはブロックチェーンサービスを円滑にするためのプロトコルです。
例えば、BTCやETHは初期の暗号資産なので市場価値が高いのですが、処理が遅い上に手数料が高かったりします(いわゆるガス代)
なので、ビットコインは代表的な仮想「通貨」なんですが、そもそも「通貨」の利用目的である「決済」に向いてません。
これが「スケーラビリティ問題」と言われるんですが、ポルカドットはそういった処理(トランザクション)の遅延を無くし、なおかつ異なったプロジェクト間の処理もできるような「ハブ」的なポジションになろうとしています。
今だとBTCとETHは相互にやりとりができないのですが、ポルカドットはそれらの別々のブロックチェーンの橋渡し的な役割になり、間接的だけど高速に異なったチェーンの処理を可能にするのです。
日本でポルカドットの開発に取り組む渡辺創太さんの動画を見ると全体像が分かってきます。
ぶっちゃけ、エンジニアがブロックチェーンの内部でナニをどうしているのかはさっぱりわかりませんが、現状のブロックチェーンの問題点とか、そのためにポルカドットがナニをしようとしているのかは何となくわかりますね。
ものすごくかみ砕いて言うと、ブロックチェーンのためのブロックチェーンを作ろうとしている。
ということかと思います。
ポルカドットが活躍するとどうなるか
で、この「ポルカドットのようなブロックチェーン同士のハブができるとどうなるか。」
なんですが、予想できる未来はコレです。
たぶん仮想通貨の流動性が爆上がりして、最終的には円とかドルといった法廷通貨が要らなくなる。
まあ、各国の法定通貨が完全にゼロになることは無いと思いますが、少なくともクレジットカードや銀行の価値が今以上に薄れていくことは確かです。
クレジットカードの手数料と決済の遅さは命取り
ポルカドットによって、ETHでもBTCでも決済が可能になってしまったら、クレカ決済が不要になります。
その理由として
・1回当たり数%といった手数料がなくなる
・決済~入金までの1カ月くらいのタイムラグがなくなる
これによって、クレカよりも仮想通貨決済の方が確実におトクでストレスフリーな社会が実現するからです。
基本的に、クレジットカードの使用には手数料がかかっていますが、現状それはお店が負担しています。
しかも、売買成立から入金されるまで1カ月とかかかるわけです。
なので、クレジットカードは使う側からしたら便利なものなんですが、使われる店側からしたらあまりおトクな要素はありません。
今後はクレカ決済がNGで、すべてアプリのウォレットに入れた仮想通貨決済のみになるかもしれないですね。
ちなみに、ワタシが以前働いていたキャバクラではクレカ決済の場合、お会計の10%の手数料を取っていました。5万なら5千円が手数料です。ボッタクリです。詐欺です。
余談ですが、カード会社のVISAはこの危機感からなのか、NFTの購入をしてみたりと暗号の市場に目を向けています。会社でクリプトパンクスを買ったのは有名な話ですね。
銀行のオワコンも加速
続いて、銀行ですが、異なるブロックチェーンが取引できるようになったら、DeFiの分野がさらに盛り上がると思います。
現在はETH上でしか取引できなかった通貨が、ガス代ナシの超高速でスワップできるようになったら、もう銀行はいりません。
それこそ手数料とか、身分証明とか、決済までの期間とか、ぜーんぶ省略できるからです。
例えば、銀行で「100万円をコロンビアの友人の口座に送りたい」というお客さんがいた場合、1秒以内に終わることは不可能だと思います。
・処理をする担当の人
・送る人、送られる人の確認
・金額の確認
・印鑑・身分証明・その他
・手数料
このように、人と人のやり取りには、確認作業も含めて膨大なコミュニケーションコストが発生します。
しかし、ブロックチェーンが一度整ってしまえば、これらの処理は1秒で完結します。
誰か分からない人が、誰か分からない人に無料でお金を秒速で送れる。
こういったことが実現するのです。
100万円はUSDTあたりに変換されて、コロンビアの友人だろうが、麻薬カルテルのボスだろうが、一瞬で処理を終わらせてくれます。
もう、日本円とかいらないし、銀行に行くこともなければ、お金を預ける必要もない。
オレオレ詐欺をやってた人は新しいヤツ考えといてくださいね。
そんなポルカドットのパラチェーンオークション
というわけで、そんなポルカドットのパラチェーンオークションが始まりました。
これは何なのかというと、「最大100個のパラチェーンを一番多くのDOTを持ってる人から順番に紐づけしますよ。」ということです。
パラチェーンというのは、簡単に言うと、ポルカドットのおかげで高速なトランザクションが可能になるチェーンです。
これが独自のブロックチェーンと結びつくことによって、独自のサービス展開が出来るようになります。
例えば、ブロックチェーンのスタートアップチームが将来的にDeFiサービスを作り上げるためのクラウドファンディング用にパラチェーンの権利を獲得しようとしている動きがあります。
上記の画像は Parachains.infoというサイトからの引用になりますが、チェーンの獲得を目指している上位のチームはこれによって新しいDeFiの資金調達をしようとしているみたいです。
各チームのサイトに飛んでみると、色いろなプロジェクトを掲げていて面白いです。
そんなこんなでポルカドットは上昇傾向
と言う感じで、ご覧のとおりポルカドットは上昇しています。
画像は直近3カ月のチャートなんですが、だいたい250%くらいの伸びですかね。
時価総額もCMCによると8位にランクインしていますので、今後さらなる伸びも期待できます。
オークションが始まって、ここから他のスタートアップチームも、参加条件であるDOTの購入をし始めるでしょうから、必然的に価格は上がりそうですね。
繰り返しますが、ワタシは投資してません。
ただ、こうした背景が見えると、伸びるんじゃないか!?と思って投資したくなると思います。
そんで、価格が上がればなおのこと嬉しいですよね。
というワケで、一切ポルカドットへの投資をおすすめする話ではないのですが、各ブロックチェーンで色んな事が起きてるので、今後も記事にしていきます。
それではまた(^^♪
【追記】バイナンスが「ポルカドット/ETH」の取引を開始しました。
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