キャバクラでのアルバイト①

昔話

さて、時はさかのぼり大学3年生の時の話です。

吉宗や鬼武者のような711枚の大量獲得機が設置されなくなってきたころかと思います。

パチンコ屋の次にバイトを始めたのが、キャバクラのボーイというお仕事。


当時は空前のホストブームもあり、学生でも水商売に集まる人が多くいました。

確かに一緒に働いていたボーイで別の大学の人もいたし、キャバ嬢で学校の先輩もいたりしました。

ボーイデビュー

電話で面接の予約を入れ当日店までやってきたのだが、実はプライベートでもキャバクラなんぞ入ったことがなくものすごく緊張した覚えがあります。

なんてったって
風俗店・・・

どんな人が出てくるか想像するとちょっと怖い感じでした。

とりあえず予約の時間に店のドアを開けるとすぐに階段があり、2階がキャバクラ、3階がバー
といった構造になっていました。

階段を上って2階のドアを開けると薄暗い部屋に爆音のトランス、タバコと酒と香水の匂い・・・・

一気に非現実的な世界に入ったような気がしました。

たしか初めてパチンコ屋に入った時も似たような感じがあったような気がします。

大人の遊び場に来た!っていう感覚なのかもしれません。

入るとすぐにスーツの人がやってきて

「面接希望のリルムさん?」

「はい」

「じゃあこっちで」

といってVIP席へ通されました。


向こう側を見ると待機している女性が数名。

年齢層は若いギャルもいればお姉さん的な人もいました。

「リルム君はいつから働けるの?」

「あ、いつでも大丈夫です。」

「そっか、じゃあ明日からお願いできる?
21時からスタートだから20時45分にはお店来てね。
スーツと革靴でよろしく」

「あ、はい。よろしくお願いします。」

こうして覇気のない返答で緊張しながらも面接はスムーズに終わり、すぐ明日から出勤
ということになりました。

そして、初出勤の日入学式にしか使ってなかったスーツに着替えていくことになりました。

ちなみに金髪でパーマヘッドだった私のいでたちはまさしく

そして、キャバクラのボーイとしての仕事をしていくことになりました。

2日目の悪夢

出勤すると昨日いなかったスタッフらしき人や業者っぽい人などとにかく人が多くてんやわんやしていました。

「リルム!今日宴会入ってるから
各テーブル準備して!」

店長(正式な役職も名前すら覚えてないひと)から指示を出されたものの、おしぼりの詰め方くらいしか知らない私は何をどうしていいかわかりませんでした。

きょどりながらとりあえずテーブルを拭いてると、すぐにお客様ご来店・・・・

「お疲れ様です!」

yakuza

「?」

ボウズ頭に薄黒いメガネ → サイドに綺麗な女性×2

「??」

普通の人とは違うお客様でした。

そしてせっせと出勤時に準備していた初めて見る人達は、その人の血縁関係のない息子さん達だったのです。

まさかの出勤2日目で緊張感あふれる宴会に遭遇

(っていうか何で2日目のヤツを出勤させた?)

その後続々と参加者の方がご来店しました。

スーパーマリオみたいな人もいれば、範馬勇次郎みたいな人もいました。

これは・・・マジでヤバい。。。
(マリオの方が偉いっぽい)

その時は多分人生で一番頭フル回転で接客したと思います。

どのテーブルの人が何のドリンクか把握して女の子をうまく回して・・・。

しかしテーブルに近づけば

「おい!おらぁ!」

という注文の仕方をしてくるし


「社長(総長)の飲み物がねぇだろうがよ!」

というクレームがくるし

あー風俗店ってやっぱこうなんだーと煌びやかな夜の世界はボーイにとっては過酷のそれとして現実を見せつけられた次第でした。

ちなみにキャバクラのオーナーがヤクザであり、その建物の所有者は別のヤクザであり、宴会によく来るヤクザがその舎弟でした。

ことあるごとに風俗店にはヤクザが絡んでいるということがよくわかりました。

しかし10年以上経ってネットサーフィンしていて、衝撃の事実が発覚しました。

オーナー → オレオレ詐欺で逮捕(容疑一部否認)

舎弟 → 不当な貸し付けで多額の利息を要求で逮捕

全員OUT~

コメント