パチンコ店における「パワハラ」

11 ジャンク

「パワーハラスメント」なんていう言葉が出てきたのはいつ頃からでしょうか。

私が小さい時にはあまり馴染みのない言葉だったと思います。

その前にセクハラという言葉が流行り、ハラスメントというものの解釈がどんどん広がっていったように感じます。

学校、職場、家庭内など様々な環境で起こりうるハラスメント行為。

誰かと誰かが接触するときに、自然と被害者が生まれてしまう現象。

もちろんそんなことはパチンコ店でも日常的に起こっております。

最下位店舗への異動

パチンコ店というのは、年中無休の朝から夜までという娯楽産業なので、とにかく営業するだけで大変なのであります。

今でこそ新卒採用を積極的に行ったり、慈善活動をアピールしたりと、クリーンなイメージを世の中に植え付けたい所だが、ひと昔前は無法地帯だった。

従業員はこういった人ばかり

私が経験した15年前の職場は、環境も悪かったし勤怠に関してのことなんてほとんどドンブリ勘定だった。

ミスれば怒号が飛んでくるし、タイムカードはいつの間にか押されているということも多かった。

これの背景には、「多額の現金」の存在があると思います。

パチンコ店は今も昔も現金が集まる場所。

店には何千という札束が飛び交い、客は1日で数十万稼ぐこともできた時代なので、従業員も客も色んな意味でマジになっているのです。

ちょっとのミスで重大な損害が出てしまったり、犯罪や不測の事態などへの懸念も考慮すると、当時の責任者や店長ってプレッシャー凄かったんだろうなと思います。

こういったことからアルバイトに多少キツイ口調になることは、分からんでもありません。

そして20XX年

当時はアルバイト、現在は店長としてパチンコ業務に当たっているワケなんですが、

地位は確立。

収入は安定。

あらゆる立場から一目置かれる存在となった。

だが・・・・・・・・

「パワハラ」だけは変わっていなかった・・・


店長になってまだ数年経ったかどうかの頃、すこぶる業績の悪い店に異動になりました。

台数は600台ちょっとなので、中型店といった所でしょうか。

一つ前の店の台数から増えたこともあって、開店時の調整のあれこれが大変だったという印象です。

そんな中で、系列店の中でも業績に関してはブッチギリで最下位。

何をどう変えて良いかもよく分からない状況での営業となりました。

目標の売上たるものがあるのですが、天文学的に届かぬもので、まず目標として目指す気にもなれないくらい悪い状況でした。

そこからさらに粗利については絶対に確保。

という条件もついているので、届かぬ売上を追いかけながら利益を取り続ける=必然的に利益率はハネ上がっていきます。

そうすると、「店長変わって全然出ねーじゃん」という噂も流れていき、負のスパイラルに陥ることとなります。

私が異動した店舗はそういった所からスタートしたのでした。

上司からのパワハラ

ここでようやく「パワハラ」の話になります。

ハラスメントの被害者はもちろんわたし。

加害者はこいつです。

ゴミ上司ケフカ

■特徴

・通常時はへらへらと冗談を言う

・キレ所が分からない

・人の話を聞かない

・確変時は言葉で追い詰めてくる

ケフカは基本的に朝、本社に出勤します。

そして前日のデータや月間の売上などをチェックし、各店へ指示を出すのが大体7時とかになります。

例えば「ジャグラーが全体的に利益を取りすぎだから設定を上げなさい」とか「北斗無双がもう少し回るようにお祈りをしなさい」といったことを言われるわけです。

そういった電話を店長たちは「うるせえなあ」と思いながら聞いているような感じです。

そんな中、ケフカの場合はまず悪い所をガンガンと責めてきます。

「利益足りてないけどどうすんの?」

「他所の店が上がってるけど対策考えてるの?」

「来月何すんの?」

というように朝からこちらのモチベーションを根こそぎ削り落としていくわけです。


月間を通して、1日の売上や利益が計画通りにいくことなんてありえません。

来店する客数も分かりませんし、1人1人の使う金額も違うので、毎日が「大体このくらい」という予想の元で営業されています。

なので、計画よりもブレることが多々あります。

ここで、売上も利益も多くなるという上ブレなら文句はないのですが、下にブレた時どこで補填するかというのが重要になってきます。

月間の利益というのは、意外と1日の営業で左右されてしまうこともあり、予想外の大赤字になったりすると、月間での回収ができなくなったりするのです。

そんなわけで、ケフカはことさら「利益」に関しての追求が尋常ではありませんでした。

地獄のモーニングコール

私は大体6時に出社し、前日の売上や台のデータのチェックから入るのですが、決まって6時半頃に電話がかかってきます。

「お疲れ様です。」

「どうすんのこれ?」

「すいません。思ったほど確保できませんでした。」

「いや、すいませんじゃなくてどうするか教えてください。」

「・・・・・・・」

「ハイ、今日のイベントオール1で」

ガチャッ

「ぐっ・・・・・・」

と、まあこういった電話がほぼ毎日かかってくるのでハッキリ言って朝の調整なんてやる気にもなりませんでした。

業績が悪い上に、毎日の嫌な電話・・・これによって当時の私は店を良くしようということに意識が集中できず、稼働低迷のまま利益だけを追求する負のスパイラルに突入していました。

確かに店長として、計画の数値を達成できなかったことについては能力不足もあったと思います。

ただ、店の状況があまりにも悪かったのに、業績をあげる戦略をとってこなかったという過去の影響があったとも考えられます。

周りに新店ができたり、既存店はリニューアルを掛けたりしていたのに、当店は現状維持のまま前年の実績を目標にしていました。

リームーや

ワシのせいちゃうで

笑 管理者としてあるまじき発言ですが、このくらいの気持ちでなければプレッシャーで生きていけません。

お客さんやスタッフ、そして会社の上司と色んな人との関わりを持つ中で、パチンコ店の店長はマジメでしっかりした人よりも、どこかテキトーでちょいちょいバカな方がやっていけます。

私はどちらかというと仕事はマジメな方なので、このさじ加減に苦労して若干ウツ気味にもなったことがあります。

話を戻しますが、私はどうしてもこのケフカのモーニングコールだけはイヤで仕方なかったのです。

ケフカの人物像については、どこにでもいるイヤな上司という所かと思いますが、実は私がこれほどまでにこのゴミにムカついている理由は別にあります。

人を電話で毎日ののしっておきながら・・・

なんと・・・・・

不正をしていました。

内容については後日記事にしてやりたいと思いますが、店には利益を取れと指示しておきながら自分はしっかりと私腹を肥やしていた完全なケフカだったのです。

ジャンク
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